木町通クリエイターズ
2019年12月15日
木町通クリエイターズ開講しました。
2019年12月15日
第6回 心と体を整える薬膳(12月12日開催)
モノづくりを通して地域を応援する講座、木町通クリエイターズも今年度の最終回を迎えました。講師を務めるのはアサカ薬局、薬剤師の後藤佳子さんです。
今回の薬膳は甘い薬膳のごはん「薬飯」とレモングラスのハーブティーでした。さらに季節のものとしてヨーロッパで広く知られているクリスマス時期の飾り、香りのお守りであるポマンダーの作り方を教えていただきました。
ほんのり甘い薬飯を試食し、ほっとしたところでレモングラスのお茶と土台にレモンを使ったポマンダー作りで調理実習室はレモンの香りに包まれました。そんな中、お話をしていると今回の参加者は県外出身の方も多く、これから迎えるお正月料理のそれぞれの地域と仙台との違いなどお話をして講座も盛り上がりました。6回を通して仙台や木町通地区のお話にふれ、参加者の皆さんも今住んでいる地域について知る良い機会となったようです。
第5回 冬支度(11月7日開催)
今回は体を温める薬膳としてサフランを使った炊き込みご飯とポトフを2班に分かれて調理しました。2人分のレシピを見ながら10人分を作ってもらったのですが、ご飯係では講師の用意されたお米が新米であることから水の調整を相談したり、スープ係も具材をいれるタイミングを考えたりと自然と会話も増えて、時には笑いもある調理実習でした。おまけで白玉団子に黒ゴマとはちみつを練ったものを添えたデザートもつき大満足の薬膳の食事をいただきました。
試食をしながら体を温める薬膳の効用のお話や、講師お手製の木町通界隈と春日町の地図でかつてのこの地域のお話もあり懐かしくお話される方、新たな発見のあった方など年代で受け取り方も様々な様子でした。
6月からスタートした今年度の「木町通クリエイターズ」もいよいよ次回で最終回を迎えます。来月のレポートもどうぞお楽しみに!
第4回 秋にむけて(9月12日開催)
今回は9月9日の菊の節句にちなみ、菊の効能やお話を聞き、キク科のカモミールティーを試飲しました。また、秋にむけて体を温めるスープと目にも良い人参を使ったカステラも試食しました。
普段はなかなか口にすることのない「菊」ですが、お刺身に添えてある理由は菊に殺菌効果がある為だそうです。カモミールは、イギリス発祥の絵本「ピーターラビット」にも登場します。視点を変えて絵本を読んでみるのも面白いと思いました。体に優しい食材をいただいて夏の疲れを癒やしながら秋、冬にむけて体を整えていきたいものです。
秋は地元のまつりも多く開催されます。今日は昔の仙台のまつりの様子などのお話しもあり、受講生の方の年代によって懐かしんだり刺激になったり受け取り方も様々でした。
10月19日(土)は木町通市民センターまつりが開催されます。ぜひ、みなさん遊びにきてください。
第3回 まちのおくすりやさんの小さなお茶会(8月8日開催)
第3回から講師をつとめていただくのはアサカ薬局の薬剤師、後藤佳子さんです。今日は仙台七夕最終日にちなんで竹にまつわるお話と「たけのこの炊き込み寿司」の試食をしました。笹やタケノコの効能を聞きながらいただく炊き込み寿司はより美味しく感じられました。
また、「8日」の講座だったので末広がりの『八』から中国語で幸福と似ている発音のコウモリをあしらった茶器で「八宝茶」を試飲しました。八宝とは「たくさん」を意味し3種類以上いれるそうですが、今回は11種類の生薬を使ったお茶をいただきました。
講座の最後に受講生の皆さんが自分で生薬をブレンドし、オリジナルの八宝茶を作りました。気になる効能の生薬を多めに入れたり、相談したり皆さん楽しそうに活動していました。
第2回 夏の養生を考える(7月12日開催)
前回に引き続きアサカ薬局の安積茉利子さんを講師にお招きし、これから暑くなったときに食べるとよい薬膳や、その調理法についてのお話、それから学校薬剤師としての活動内容についてもお話しいただきました。学校薬剤師の活動の一つとして生徒に「薬物」についてお話をするそうです。病院や薬局以外のところから入手した薬物の危険性を考えさせられました。
今日の薬膳メニューはナツメご飯、水キムチ、ルバーブジャム、ハト麦茶でした。ナツメご飯はほんのり甘く、水キムチはさっぱりといただけました。試食をしながら一人一人自己紹介をしていただきましたが、興味をもって講座に参加されたかた、ご自身の活動の紹介をされるかた、以前から木町通周辺にお住まいのかた、転入されてきたかた、年代も様々ですが皆さんすっかり打ちとけているようでした。
第1回、第2回と講師をしていただいた安積さんとは今日まで、第3回からは同じくアサカ薬局の後藤佳子さんに講師をバトンタッチします。
第1回 梅雨時の健康法(6月14日開催)
ものづくりを通して地域を応援する講座『木町通クリエイターズ』が開講しました。昨年度のジャム作りに続き2年目の今年は「薬膳で季節を上手に乗り切ろう」をテーマに1年間行う予定です。前半の講師を務めてくださるのは春日町にあるアサカ薬局の薬剤師、安積茉莉子さんです。まず、薬膳についての説明があり、みんなで生薬をそのまま口にしてみました。薬のイメージで苦いかと思いきや意外と香ばしく、美味しくいただきました。今回は消化が良く、気持ちを穏やかにする生薬の入った薬膳ぞうすいを皆さんで作り、滋養に良い生薬の入ったがんもどき、胃腸を丈夫にする陳皮茶とともにいただきました。受講生の皆さん
ほっこりとした様子で大満足の講座となりました。
ここまでが本文です。