ちょっと得する雪かき講座
2020年3月27日
「ちょっと得する雪かき講座」を開催しました
2019年12月20日
国見ヶ丘地域包括支援センター共催講座「ちょっと得する雪かき講座(全3回)」を、11月29日、12月6日、12月20日に開催しました。
講座では、東北福祉会 せんだんの丘ぷらす の 作業療法士 安彦 さやか さん から、「今シーズンからは体を痛めない」を合言葉に、「雪かきの動作と腰痛の仕組み」、「雪かきを安全にする方法」、「日常生活でできるトレーニング」について、講話と実技で学びました。
実技では、一人一人前に出て講師のアドバイスをもらい体を痛めない雪かきを習得して行きました。また、雪かき自体にもトレーニング効果があり、雪かき20分がウォーキング40分に相当するそうです。上手に雪かきを日常生活に取り入れることで健康維持にも役立つという、驚きの効果も学びました。
また、雪かきを乗り切る体力づくりのため、自宅でできるストレッチ体操やスクワットなどの運動も、毎回行うことで身に着けて行きました。
掃除機がけ、座布団の持ち上げ、パイプイスの片づけなど、雪かきと似た生活動作を利用して、日常生活で時間が取れない場合のトレーニングの工夫も学びました。さらに、自宅で運動を続けるために、地図型記録表「東北一周!!運動習慣チャレンジマップ!!」を各自持ち帰って、トレーニングを継続しました。
講座の中で、ちょっとしたグループワークも行いました。国見ヶ丘地域包括支援センター 阿部 和也 さんが進行役となって「地域の雪かきの現状」について参加者同士で話し合いました。生活動作を介護予防と考え「助け合いや社会貢献をして元気になろう」という考え方に触れました。
参加者の皆さんからは、「日常の動作に気をつけるようになりました。バランス,片足…長年のコンプレックスも解消しました。たくさん質問させていただきました。両どなりの雪かきもしています。雪かきのむずかしいところは,家によって違うところです。」、「毎日、寝る前に30分位ストレッチをしている。雪かきの準備はできていると思う。近所で雪かきに困っている人がいたら協力してもいい。」、「良かれと思ってしていた事が,まちがいと知った。まだ先があるので参加して良かった。夫はとなり近所まで雪かきしております。高齢の方なのでゴミなども手伝っております。」、「無意識で動いている生活の中で身体をきたえる為に意識して活動したいです。」、「腰を落として作業をする事,身体をひねらない事,身体に近づけて動作を行う事,短い時間でも毎日続ける事の大切さ,勉強になった。」といった感想が寄せられました。
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