令和2年度 きらめきスクール
2020年10月13日
令和2年度きらめきスクール 開講しました。
2020年10月13日
10月9日(金)「令和2年度きらめきスクール」を開講いたしました。
今年度の受講生85名です。
開講式は、奥土館長の講話「てんぶやー(天文屋)のうしゅまい(御主前)岩崎卓爾」です。
明治2年に仙台で生まれた岩崎卓爾は、明治31年から沖縄県の石垣島測候所に配属され、気象観測を通じ台風の研究を行った一方、沖縄県八重山地方の生物や民俗・歴史に関する研究を行い、著書などを通じてそれまであまり知られていなかった同地を広く世に知らしめました。
退官後も石垣島に残り同地で生涯を終えますが、彼の研究により確認されたことから「イワサキ」の名を冠した「イワサキシロチョウ」「イワサキセダカヘビ」「イワサキクサゼミ」などの生物が石垣島には存在しているそうです。
現在は仙台市内の寺院に眠っており、2001年には沖縄県石垣市の名誉市民となりました。
「彼のように、何事にも好奇心を持ち続けて、これからのきらめきスクールの学習もがんばりましょう!」という奥土館長の言葉で、開講式は終了しました。
受講生アンケートより
・きらめきスクールが始まりうれしい。
・仙台出身でこんな方がおられたこと初めて知りました。自分もこの年からでもやれることを興味をもってやりたいと思いました。
・仙台で生まれた方が明治時代に石垣島で活躍されてるのを聞き感銘致しました。
・一つ新しい勉強ができた気持ちです。
ここまでが本文です。