• 仙台市市民センタートップページ
  • 生涯学習支援センターページ
  • 各区の市民センター
  • 青葉区の市民センタートップページ
  • 宮城野区の市民センタートップページ
  • 若林区の市民センタートップページ
  • 太白区の市民センタートップページ
  • 泉区の市民センタートップページ
  • 各区の市民センター

ここまでがヘッダーコンテンツです。

ここからが本文です。

ひょうたん沼の四季

2019年10月20日

通称「ひょうたん沼」は、鶴ケ谷団地の中心部に位置し、珍しい樹木や山野草、そして様々な野鳥が観察できます。窪地に灌漑用水用ため池という地形が豊かな自然を残してくれています。10月になりました。先日紹介したクヌギのドングリ始め。コナラやミズキなど様々な木々が実っています。樹々も、草花も、独自の様々な戦略で次世代へ命をつなぐいとなみが見えてきます。

第七十六回 メマチヨイグサ・アレチマツヨイグサ
英訳:common evening primrose

北アメリカ原産で、花期は610月、道ばた、荒れ地、川原など各地にふつうに見られる帰化植物。発芽した年の冬にロゼットをつくり、翌年の夏に開花、実を着けたのち枯死する。茎は1本立ちするか、枝を分け、高さ0.32mに育つ。葉は卵形〜長楕円状披針形で、長さ522cm、幅1.55cm、縁には低い鋸歯がある。花は直立する頂生の穂状花序について日没とともに開き、径2.55cm、花弁は倒卵状円形で、長さ1.22.5cm、黄色で、しおれても少々オレンジ色になる程度。さく果は長楕円形で先は細くなり、24cm、未熟な時緑色、乾くと淡褐色となる。種子は長さ1.12mm、稜角がある。

 葉は細長く、互い違いに生える互生しており、主脈ほど赤味を帯びています。長く楕円状披針形で縁に浅いギザギザの鋸歯があり先端は尖っています。1年目に先の尖るった長い葉が冬越しのロゼット状に展開し、2年目には、茎は真っ直ぐに伸びて育ちます。一本の長い茎をのばすだけでなく、途中から多くの枝を出して育つのも確認しました。高さは1~2mにも達します。

 ひょうたん沼で、葛の葉や様々な草らが覆う中で、茎を一本すっと伸ばして、その先に黄色い花が咲くも、中途半端な開き加減なのが気になっていました。群生しているわけでもなく、ところどころに黄色い花が目についていました。写真は葛の葉に巻き付かれるも懸命に花を咲かせている様子を捉えました。一枚目は6時ごろ。二枚目、三枚目は10時ごろ。

調べてみると、マツヨイグサの仲間で、夕方から咲き始めて朝には閉じてゆく花。主に朝歩いている私は、しぼんでいる花を見ていたようです。花は芳しい香りを放つ黄色い大きなで、夕方から咲き始めて翌朝にはしぼむ1日花です。写真にあるように茎の上の部分にまとまってついています。花びらは舌のような形の舌状で4枚。花の大きさは5~6cmほど、花の真ん中には柱頭が4つに裂けた長い雌しべがあり、その周りに8本の雄しべがありました。

 夕方咲き始めるということは、その時間帯に活動する昆虫がいるというと。次のメマツヨイクサへ花粉を運んでくれるのが、スズメガの仲間です。スズメガは、ホバリングしながらその長いくちばしで蜜を吸水します。その際に花粉が付着するとのこと。その際のメマツヨイクサの次世代へ戦略は、花粉は虫に運ばれやすいように、糸でつながっていること。スズメガなどの昆虫を媒介にして確実性を上げているようです。

 メマツヨイクサに限らず、マツヨイグサの仲間の花を横から観ると、花の下に長い茎のようなところを確認できます。花弁と萼の下側の長い茎のように見える部分は花柄ではなく、子房と花弁などを連結するもので。褐色になった果実の様子と比べると、その下側に種子が形成される果実の部分にあたることが伺えます。子房下位の花というそうです。この様子を極端に観られるのが、キュウリの花とその後にできるキュウリの果実で人間が食べるところとなります。(右はキュウリです)

 果実は先が尖る円筒状で、一本の茎にたくさん花を咲かせたようにそのままたくさんの果実が実ります。成熟すると硬くなり先端が割れて種をまき散らします。さく果は長楕円形で先は細くなり、24cm、未熟な時緑色、乾くと淡褐色となる。

次世代への戦略、その弐は、種子は長さ1.12mmで、冬の強い季節風に乗って遠くまで飛ばされる仕掛け。一つのさく果から100150個ほど飛ばされます。さらに、参つ目は、その種子は、地面の下で80年以上も発芽能力を保ちながら眠り、陽の光を受けながら大きく育つチャンスを待てること。

 最後に名前の由来です。漢字で書くと「雌待宵草」となります。姿形はオオマツヨイグサ(大待宵草)とよく似ているが、オオマツヨイグサ(大待宵草)よりも花の大きさが小さいことから、メマツヨイグサの名前が付いたとのこと。さらにメマツヨイクサのうち、4枚の花弁が離れて隙間が空いて咲く種を区別して、あるいは荒れ地に生育する傾向が高いことから、アレチマツヨイグサと呼ぶことがあるそうです。

 

関連リンク

ここまでが本文です。

ここからがサイドコンテンツです。

講座情報を探す
関連サイト
  • 仙台市市民利用施設予約システム
  • 仙台メール配信サービスのご案内
  • 仙台・宮城ミュージアムアライアンス
  • 学都仙台コンソーシアム
  • 市民センター利用案内
  • 仙台市協働ナビ「できるよ!仙台」
  • SENDAI 魅力ナビ(仙台市)
  • 仙台市図書館
お問い合わせ
鶴ケ谷市民センター
〒983-0824
仙台市宮城野区鶴ケ谷2丁目1番7号
TEL: 022-251-1562
FAX: 022-251-1564
お問い合わせフォーム

ここまでがサイドコンテンツです。

Copyright© City of Sendai All Rights Reserved.