令和元年度 なかだ親子体験クラブ
2020年1月25日
「なかだ親子体験クラブ」レポート
2020年1月25日
【第3回】「書初めにチャレンジ!」
日 時:12月22日 日曜日 10時00分から12時00分まで
会 場:第1・2研修室
参加者:小学生と保護者9組(子ども:11人 保護者:9人)
内 容:市民センターの書道サークル「書に親しむ會」の八乙女青鸞さんを講師に迎え、書初めの由来など書道の話と実技を行いました。
書初めは平安時代に始まり、年が明けて初めて書く「書」で、書道が上手になることを願って行います。
青鸞先生から書初めについての話、書道を行う際の姿勢や筆の持ち方、道具の名前や使い方などを教えていただき、早速実践に入りました。
青鸞先生、また書道會の清峰先生にも来ていただき、書道サークルの中学生2名がサポートで加わり、様子を見ながらアドバイスや実際に手を添えての書き方など、丁寧に教えていただきました。学年ごとに課題があり、慣れない筆づかいに苦心ながらも真剣な表情で取り組む子どもたち…先生方には、書による一人ひとりの名前や新年にちなんだ課題手本などもご用意いただき、保護者のみなさんも一緒に、それぞれが新たな気持ちで臨んでいたようです。
最後は書いたものを添削してもらい、清書まですすんだ子どもたちもいました。
参加したみなさんからは「書道が好きになった」「先生たちが分からないところをやさしく教えてくれた」「書道ってむずかしいなと思った」(小学生)「とても楽しく、久しぶりに書道ができました」「親子で楽しく取り組めました」「いざ習おうと思うと躊躇してしまいますが、このような講座があると気軽で、少しでも子どもに何か感じ学んでもらえたらうれしいです」「またやってほしいです」(保護者)などの感想が寄せられました。
書道の楽しさを実感する時間となったようです。
【第2回】自然観察②「名取川の野鳥観察」
日 時:11月23日 土曜日 9時00分から12時00分まで
会 場:第1研修室
参加者:小学生と保護者4組
(子ども:6人 保護者:4人)
日本野鳥の会宮城県支部の小林秀樹さん、加藤敬一さんを講師に迎え、秋の名取川「野鳥の観察」を行いました。
当日は曇り空、時々小雨の天候でしたが、観察時はあまり雨も降らず無事開催となりました。
オリエンテーションは、鳥の観察の仕方や注意点などのお話です。姿だけでなく、耳をすませて鳴き声が聞こえたらその方向を観察します。講師の小林さんが作成した1週間前の下見の際にみられた野鳥の「チェックリスト」、「おさんぽ鳥図鑑」をもって早速名取川へ出発!移動の間も、樹木のある家などで野鳥がみられることを教えていただきました。
名取川に到着すると、東側の雑木林の方向から鳴き声が…じっと観ていると数羽飛び立ちました。小林さんが、飛び方の特徴でも鳥の種類が分かることを教えてくれます。林だけでなく、上空でもトビやダイサギの飛来がみられました。また、下見の時にはみられなかったアカゲラ、中田周辺の名取川ではあまりみることができないカンムリカイツブリなどもみられ、川では水鳥のホシアジロがゆうゆうと泳いでいました。
1時間ほどの観察でセンターに戻り、チャックリストで確認すると全部で19種類の野鳥が観察できたことが分かりました。最後に、加藤さんが下見の後に撮影された野鳥の写真をみせていただき、改めてその姿、美しさを知ることができました。絶滅の危機にあるイヌワシとクマタカのお話も伺い、今後も関心を持って見守っていきたいと思います。
参加したみなさんからは「少しの違いでぜんぜん違う鳥だとわかり、びっくりした」「たくさんの種類の野鳥が観察できて楽しかった」「中田にもいっぱいの鳥がいて、すごいなあと思った」(小学生)「自然にふれあえて、子どもとも良かったと話していました」「とても楽しく学べました。野鳥に対する興味がわきました」「鳥のことをもっと知りたいと思いました。みなさんと楽しむことができました」「身近な名取川にこんなにたくさんの鳥がいるとは思いませんでした。いい学習ができました」(保護者)などの感想が寄せられました。
家の周りや名取川に行ったら、また耳をすませてみたくなりそうですね♪
【第1回】
「名取川のいきもの観察」
日 時:6月29日 土曜日
10時00分から12時00分まで
会 場:第1研修室
参加者:小学生と保護者10組
(子ども:13人 保護者11人)
小学生と保護者のみなさんを対象に、「名取川のいきもの観察」と題し、開催しました。
教えていただいたのは、カワラバン代表の菅原正徳さんです。
数日前からの雨で、当日は室内のプログラムとなりましたが、親子での楽しい学びの時間となりました。
初めは絵本を題材に、川に生息する魚の名前や特徴をみんなで考え、出し合いました。また、菅原さんに用意していただいたサンプルを見ながら、魚たちのえさがどんなものかを学習しました。あまり見たことがないものもあり、何度も手にとって見ていました。続いては、当日講師の方々が捕獲した魚の観察です。魚を手に取る時は、手を冷やしてから優しくすくうことを教えてもらい観察しました。実際に、前述で覚えたよしのぼりやカニ、エビの仲間などに見て触れて、さらに興味が深まったようでした。
後半は魚のスタンプを使ったレターセットづくり、菅原さん制作のお魚スタンプを思い思いに押して、オリジナルのレターセットを作りました。保護者の皆さんも一緒に参加し、楽しさがさらにアップした様子でした。
参加した皆さんからは「初めて魚にさわれた」「いきものが生活する中でえさはこんなものを食べているのかとびっくりした」「はんこ押しが楽しかった」「子どもたちの興味が広がり、良かった」「親子で楽しく学べておもしろかった」「雨で実際に観察はできなかったが、スタンプは子どもたちも喜んでいた。実際に触れることも出来て良かった。後日、また企画してほしい」などの声が寄せられました。
本日の活動が、名取川や身近な自然への関心をもつきっかけとなれば、うれしいです。
ここまでが本文です。