令和元年度 生出朗壮大学
2020年2月22日
令和元年度 生出朗壮大学 講座レポート
2020年2月22日
2月21日(金)
令和元年度 生出朗壮大学 閉講式
5月に開講した生出朗壮大学も今回で10回目。本日は閉講式です。
一年間、楽しく熱心に学んでくださった受講生の皆さま方に「これからも好奇心を持ち続け輝く素敵な日々をお過ごしください。」という言葉を添えて、館長より修了証をお贈りしました。
一年間ご参加ありがとうございました。
2月21日(金)
閉講式記念講座 朗読劇「虹の空」
修了証授与式に続いて行われた記念講座では、みつばち朗読会さんによる朗読劇を鑑賞しました。
受講生の皆さんからの熱いリクエストで、本講座では4年連続となる今年の演目は、藤沢周平原作の「虹の空」。江戸・深川の町を舞台とした時代劇です。
臨場感たっぷりの語りに皆引き込まれ、劇中の人情味溢れる世界に、すっかり魅了されたひとときでした。
《受講者の声》
「ゆったりとした時間を過ごせました。」
「話に引き込まれ、最後は涙がでそうでした。」
「人のやさしい気持ちに感動しました。」など…
藤沢周平の世界を堪能してくださったようです。
第9回講座 令和2年1月17日(金)『腹話術で笑っていい友』
令和2年最初の朗壮大学です。
「笑う門には福来る」…この1年が笑いに満ちた良い年でありますように!!ということで、本日の演題は「笑っていい友」、講師には腹話術師のスマイリー・チバさんをお迎えしました。
カーテンの後ろから拍手の中、白衣姿で登場されたスマイリー・チバさん。白衣は衣装ではなく、スマイリーさんは歯科医師さんというもうひとつのお顔をお持ちの方でした。
そんなスマイリーさんに今回は健康でいるためには、口の中のケアが大切、というお話も詳しく教えていただきました。お話の中にも随所に笑いのツボがあり笑いっぱなしでしたが、それでも口腔ケアの大切さは皆さんの頭の中にしっかりと刻まれたかと思います。
続いての腹話術のパフォーマンスでは、愛らしい人形の軽快な動き、お話の楽しさでさらに大爆笑が続きました。
「楽しかったね!」
「笑ったね!」
皆さんの笑顔で一年が始まりました。本年もよろしくお願いします。
第8回講座 令和元年12月20日(金)『ちぎり絵体験』
今年最後の朗壮大学は、ちぎり絵に取り組みました。参加者は22名、講師には生出市民センターのサークルでもご指導いただいている徳永和賀子先生をお迎えしました。
ちぎり絵は、下絵にそって和紙を指先でちぎり、のりで色紙に貼っていくのですが、手すき和紙には、濃い色合いのところと淡いところ、またグラデーションがあるところがあり、和紙のどこをどのようにちぎって貼るかで、違った風合いが表現できるようです。
最初に取り組んだのは椿の花…先生にひとつひとつ聞きながら、また、お隣同士で教え合いながら、花びら、茎、葉っぱと仕上げていき、程なく作品が完成!!ほとんどの方が初めてとは思えない程、すばらしい仕上がりで、和紙の持つやさしい風合いがある椿の花が出来あがりました。
お次はちょっと慣れたところで、はがきに貼った日の出富士。年賀状にぴったりの作品です。
みんなでやるから楽しいし、2つも作品が仕上がって大満足の楽しいちぎり絵体験でした。
第7回講座 令和元年11月15日(金)『健康麻雀体験~楽しく老化防止~』
11月は仙台市の介護予防月間で「めざそう!アクティブシニア のばそう!健康寿命!」をテーマに介護予防や健康づくりに関する様々なイベントを行っています。
生出朗壮大学でも今月は、仙台市健康福祉局と共催して「健康麻雀」を開催しました。
「”麻雀”というと人によってはマイナスイメージを持たれる方がいらっしゃるかもしれませんが、”健康麻雀”は健康と生きがいを目的とした健全な麻雀として普及活動を行っているんですよ。」と、認知症予防協会・代表の宮野さん。
頭と指先を使い、仲間と会話しながら楽しくゲームを進めることができる麻雀は、確かに認知症予防になり、健康寿命をのばすことが期待されそうです。
健康麻雀のルールを教えてもらって、さっそく4人が1つの卓を囲み、実習してみました。
麻雀は初体験の方がほとんどでしたが、面白い、と感じた方が多かったようです。
座学での学習が多い朗壮大学ですが、今回は皆でワイワイ言いながら楽しむ学習ができました。
第6回講座 令和元年10月18日(金)『大人の食育』食べてストップ老化!!~若返り🎵まぜるだけ調味料作り~
"ストップ老化!”・”若返り!”というタイトルに興味津々で講座に臨んだ受講生面々…本日の講師はご自身で漢方薬膳やアロマの教室を主宰されている亀山季代子先生です。
まずは6人グループになって、前日の食事をチェックするところから始めました。10種類の食品群の中で食べたものを表に記した後、なかなか摂れないものをどのように補ったら良いかをグループ毎に出し合い、若返りに欠かせないたんぱく質が多く含まれる料理を考えて、それぞれ発表しました。
そのような話合いの中で、これからも続けたい食習慣や改善したほうが良いところなどをご自身で見つけることができたのではないかと思います。
≪受講生の感想≫
・しっかり食べる、色々食べることが大事だということがわかりました。
・10品目を心がけて献立を見直したいです。
・体に良いスパイスをさっそく料理に使って、いつまでも若々しく過ごしたいです。
令和元年10月4日(金)『遠足ー歴史と自然あるれる南赤石散策』
南赤石は、川崎町に隣接し名取川の右岸にある傾斜地で、豊かな自然と宿場町時代の名残りが見られる歴史のある地域です。今日は、朗壮大学受講生有志と遠足に出かけました。
案内役は地元生まれの町内会長でいらっしゃる山田勝三郎さんと、生出地域でガイドボランティアとして活動している、おいで歩美会の皆さんです。
宿場町として栄えた頃、旅の安全を祈願したという板碑や、山岳信仰の霊場だったことを物語る十一面観音堂を見学し、詳しく説明していただきました。
坪沼川にかかる大貝の滝は水量も多く、見ごたえがありました。
講義室での座学が多い老壮大学ですが、センターを出てぶらぶら歩きをしながらの遠足には、「地元の方から詳しいお話が聞けて良かったです。」「近くに住んでいるのに、初めて見聞きすることばかりで参加して良かったです。」という感想が寄せられていました。
第5回講座 令和元年9月20日(金)『ふれあいコンサート』~生出小学校との合同音楽鑑賞会~
今日のふれあいコンサートは、生出小学校1~2年生と一緒に鑑賞する音楽会です。学校の授業時間に合わせて、第1部は朗壮大学生が鑑賞し、第2部は小学生も参加する、という2部構成で行いました。
演奏は、齋藤めぐむさん(鍵盤楽器)、菊田邦裕さん(トランペット、フリューゲルホルン)、Miujiさん(ドラム、パーカッション)、という若手ミュージシャン3名。いろいろな音色がだせる鍵盤楽器やトランペットの美しい調べ、アフリカの民族打楽器などの演奏で、第1部は大人向けに、”ジ・エンターティナー」や「枯葉」など、ムーディーな曲や懐かしい曲を堪能しました。
第2部では元気いっぱいの小学生が加わり、朗壮大学生と生の演奏で一緒に歌い、パプリカのダンスも可愛らしく踊ってくれました。演奏家と高齢者、そして子どもたちとのあたたかなふれあいにつつまれたひと時でした。
第4回講座 令和元年8月16日(金) 『健幸応援教室 若々しい体づくり』(茂庭地域包括支援センター共催事業)
第4回目の朗壮大学は、センターのお隣りにある高齢者福祉施設、オー・ド・エクラの理学療法士、岩舘先生と小野寺先生にご指導いただいて、健幸応援教室を開催しました。
”健幸”とは、身体面の健康だけでなく、安心して心豊かな生活を送ることが幸せにつながるということ…今回はみんなで集まって、仲間同士楽しくコミュニケーションをとりながら、運動をしようというものです。
最初に行ったのは「棒体操」。新聞紙を固く丸めてカラフルなビニールテープで巻いた棒を使用します。これを使って背筋を伸ばしたり、身体を曲げたり…声を掛け合いながら行いました。
次に行ったのが、認知症予防のために考案されたという「コグニラダー」。はしご状のマス目の内側や外側を規則に従って歩いたり、しりとりをして、頭も使いながら歩く運動です。
参加した方からは「楽しく運動できました。」とか「身体が伸びてすっきりしました。」というご感想が寄せられていました。
第3回講座 令和元年7月19日(金)『ビデオボランティア・ほほえみの活動報告とビデオ作品観賞会』
ビデオボランティア・ほほえみさんは、ビデオ撮影という同じ趣味をお持ちの方同志が市民センターの講座で出会い、そこで映像記録を学ばれた後も共に学習を続けているグループです。
代表の菅原佑一さんは、生出朗壮大学の受講生で、今回は講師としてご登壇いただきました。
この日はグループの活動報告ということで、「昭和万葉の森散策」や「狐の嫁入り」など5作品を観賞しました。
素材選び、取材、撮影、編集、そしてナレーションまで全て手作りで、ていねいに仕上げられた見ごたえのある作品ばかりです。
ほほえみさんは、地域の福祉施設などに出向いて、そこで対話を楽しみながら上映会を行うというボランティア活動もしていらっしゃるそうです。
「記憶の中にある風物や人々の想いが、時間の経過とともに風化してしまわないようにと、映像の記録を続けています。」とおっしゃる菅原さん。
受講後のアンケートには「以前に尋ねたところがあり、懐かしく見ることができました。」「若い頃の思い出がよみがえりました。」などのご感想が寄せられていました。
第2回講座 令和元年6月21日(金)・6月25日(火)『NHK仙台放送局での館外学習』
昨年オープンしたばかりのNHK仙台放送局の放送会館で館外学習を行いました。
定禅寺通りのケヤキ並木が移りこむ、ガラス張りのおしゃれな外観です。参加ご希望者が多く、今回は2班にわけての学習となりました。
見学したのは、1・2階にある定禅寺メディアステーションで、280インチ大型ディスプレイでの8K映像や情報番組を収録する最新のスタジオなどを職員の方に説明していただきました。
また、防災をテーマにした展示も多くあり、東日本大震災発生時のニュース映像を視聴できるコーナーや、津波被害をシュミレーションする映像も体験することができ、震災の経験や教訓を思い出した場面もありました。
普段の朗壮大学と場所を変えての館外学習は、気持ちもリフレッシュし、参加者の方々同志で、おしゃべりを楽しみながらも充実した学習をすることができました。
最後はみんなで記念撮影(*^_^*)~
ご参加ありがとうございました。
令和元年5月17日(金)開講式
新しい時代が始まった5月に本年度の「生出朗壮大学」が開講しました。
昨年度から継続されている方々に加え、初めて受講される方10名をお迎えし、本年度は昨年度より多い45名でのスタートです。
第1回講座『人生第五楽章』ふるさと思考
開講式に続き、第1回目の講座を行いました。講師は、長く音楽指導に携わってこられ、現在も合唱団の指導等で活躍されている庄司栄子先生です。
先生のお話によれば、西洋の交響曲は通常四つの楽章から成っていて、人生を楽章に例えて20年を一楽章とすると、現在は第五楽章…こころ豊かに過ごせるこの時を、楽しく元気に生きましょう!という、ご自身も同じ世代の先生からのエールだったように思います。
後半には、先生がご指導されている合唱団、”おいで混声ハーモニー”の団員さんに素晴らしい歌声を聞かせていただき、”ふるさと”を全員で大きな声で歌って閉会となりました。
ユーモアたっぷりで話題も豊富な庄司先生のお話に、会場は笑い声が溢れ、楽しくて元気がでる、開講日にふさわしい講座でした。
ここまでが本文です。