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タイトル:講座レポート

令和5年度 みんなで守ろうホタルの里

2024年3月13日

蛍が自生する環境を守る活動を地道に継続しているふる里坪沼実行委員会の皆さん

講座レポート

2024年3月13日

 里山の豊かな自然が残る坪沼地域は、かつてはたくさんの蛍が飛び交っていましたが、最近はその数が減っています。
本事業は地元のふる里坪沼実行委員会の方々が中心となって、蛍生息地の環境整備や蛍が棲める場所を新たに作り出す活動を行い、みんなで地域の蛍を守っていこうという取組みです。

  • 向井康夫先生のご指導を受けています
  • 水の中にる生きもの調査
  • 電気伝導度計を使用して水質を測定しています

令和6年3月10日(日)
蛍生息地の水路整備と調査を行いました。
ふる里坪沼実行員会では、この水路一帯で整備活動を行っていますが、並行して、蛍の幼虫を水槽飼育して放流することにも取り組んでいます。
例年この時期に、大きく育った幼虫を放流していたのですが、昨夏の酷暑で水槽飼育がうまくいきませんでした。
そこで今回は、水生昆虫に詳しい「むかい*いきもの研究所」の向井康夫先生にアドバイスをいただきながら一緒に活動することになりました。

【水路整備】
蛍の幼虫の餌になるカワニナの、そのまた餌になる藻がたくさん増えるように、水路中に根を張っているクレソンを取り除き、水底まで日光が当たるようにしました。
水路に流れ込んでいる湧き水については、雪解け後とあって丁度良い流れ具合のようです。
【水路内の調査】
水中の生物を先生に調べていただいたところ、ウスバカゲロウやオニヤンマの幼虫が見つかり、水流環境はまずまず良いことがわかりました。
地点ごとの水温と水質も測定しました。
環境の変化が蛍の生育に及ぼす影響を継続し見ていくために、最低・最高温度を測定できる温度計と水質を測る電気電導度計を使用してデータを記録していくことになりました。
【活動を終えて】
坪沼に飛翔する蛍を増やしていく活動は、時間をかけて根気よく継続していくものであり、試行錯誤しながら適切な方法を探っていく…参加者一同、そんな思いを新たにして活動を終えました。

  • ホタル観察会当日の様子
  • 明るい時は葉っぱの後ろでじっとしている蛍
  • 自然の中で飛び交うホタル

蛍観察会を実施しました***
飛び交う蛍に感動の声が…

6月24日(土)坪沼八幡神社において「蛍と平家琵琶の夕べ」が開催されました。
この催しは源氏と平家にまつわる伝説がこの地にあることから、平家琵琶の演奏とゲンジボタルの観察会を併せて行っているものです。

蛍に詳しい先生から、蛍の種類や生態、観察する上で気をつけること等を教えていただき、日没後いよいよ観察会が始まりました。

蛙の声や水音が聞こえる暗いあぜ道を、地域の方の案内で進んで行きます…
その先には、光の曲線を描いて優雅に飛ぶ蛍が!!
「光ってる!」
「きれい!」
「初めて見た!」
観察路からの帰り道は参加者も誘導する地域の方々もみんなが笑顔でした。

地元・坪沼の実行委員会の皆さんは、蛍の幼虫が生息しやすいように水辺の環境を整えたり、蛍の餌になるカワニナを増やしたりと、長年にわたり活動を続けています。この観察会が、蛍が自生できる環境について関心を持ってもらう機会になれば、と話されていました。

  • 竹林で材料の竹を切り出しました
  • ドリルで竹に穴をあけて灯りを作ります
  • 蛍観察会の会場を竹あかりが優しい光で照らしました

竹あかり作り★★★
蛍観察会の会場を優しい光で照らしました

6/12(月)坪沼にこの4月に開校したろりぽっぷ小学校の児童の皆さんと坪沼地区の町内会長さんらで竹林にやって来ました。
6/24に坪沼八幡神社で開催される地域行事「蛍と平家琵琶の夕べ」の会場に灯す竹あかりの材料となる竹を伐採するためです。
会場となる神社の石段が暗いので、坪沼の竹を使って竹あかりを飾ってはどうかという町内会長さんの発案がきっかけでした。
竹あかりにちょうど良い竹を選んで子どもたちも代わる代わるノコギリを持って竹を切り、学校まで運びました。

翌6月13日にろりぽっぷ小学校の中庭で竹あかりワークショップを開催しました。
ふる里坪沼実行委員会の面々と地元で活動する竹細工職人さんら10数人が駆け付け、子どもたちとの共同作業です。
竹林で切り出した竹をカットしてもらい、下絵を描き、ドリルで穴を開けるという工程を、低学年のお子さんも道具をしっかり使いこなして手作りの竹あかりを完成させました。

この日作った竹あかりの一部が坪沼八幡神社の石段や境内に飾られ、見学に来た人たちの足元を優しく照らしました。

  • 地元の方々が集まって活動の打合せをしています
  • 観察路整備を整備しています

蛍観察会の観察路を整備しました***
6月11日(日)小雨降る中、ふる里坪沼実行員会の会員さんが続々と集まり、6月24日に行われる蛍観察会の観察路の整備を行いました。

その通路は普段は獣害対策のために電気柵がはってあるのですが、通路の内側にポールを打ち込んでロープを張ったり、下草を刈るなどの作業をして、小さいお子様連れや高齢の方が見学にいらっしゃっても安全に歩けるよう整えました。
小一時間の作業でした。

お客さまをお迎えする準備は完了。あとは当日の天気が良いことを願うだけです。

  • 蛍生息地で水生生物の採取をしています
  • 水生生物を顕微鏡で調べています

蛍の里の生き物観察会と蛍生息地の整備***

6月3日(土)ふるさと坪沼実行委員会のホタル部会が新たに整備している蛍生息地で、水生生物の生き物観察会を開催しました。
参加したのは、蛍のえさになるカワニナが足りないという市民センターの呼びかけに応じて、自宅でカワニナを飼育してくれた小学生のお子さんとその保護者の方々です。
採取したものを顕微鏡で調べてみると、この生息地にはカワニナ以外に十数種類の水生生物を確認することができました。
ご指導していただいた講師の向井康夫先生によると、この場所はカワニナや水生生物の種類から見てゲンジボタルが定着する可能性があるとのこと。それを聞いて一同安堵…ただ、それまでには数年かかるだろうというおはなしでした。
また、先生からは水辺が陸地化しないための整備や流水環境の管理等、貴重なアドバイスをいただくことができ、さっそくホタル部会の会員で実践することができました。
観察の終わりに、蛍が元気に飛びたつことを願って、それまで各ご家庭で飼育して増やしたカワニナを水辺に放しました。

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