柏木界隈 花だより(柏木市民センター:スイセン)
2022年4月5日
今日は、二十四節気の一つ「清明」です。あらゆる命がはつらつと輝く時季となりました。「清明」とは、清浄明瞭を略した言葉。
柏木市民センターの花壇では、大きい黄色い「スイセン」の花が、花壇を華やかにしてくれています。
【スイセン】
○分類:ヒガンバナ科スイセン属 ○原産地:スペイン、ポルトガルを含む地中海沿岸のヨーロッパ、北アフリカ
○別名:ナルシサス、セッチュウカ(雪中花) ○開花時期:12~翌4月
○花色:黄、白
○香り:甘い香り
○花言葉:うぬぼれ、自己愛
※ギリシャ神話では、高慢になっていた美少年ナルキッソスが、復讐の神ネメシスに呪文をかけられ、水面に映った自分の姿に恋をしますが、水面の中の少年がその想いにこたえることはなく、ナルキッソスは恋の苦しみで憔悴し、そのまま死んでしまいます。その体が、水面を見つめて咲くスイセンになったといわれており、この話から花言葉がつけられました。また、花名は、水辺で咲く姿を仙人に例えた中国の古典に由来しています。
『美しい花言葉・花図鑑 彩りと物語を楽しむ』二宮孝嗣 2015年 ナツメ社より
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