事務室前の花壇のヒマワリがようやく花を咲かせました。昨年よりもだいぶ遅い開花になりました。ヒマワリの後ろには、センニチコウがかわいらしい花を咲かせています。

【ヒマワリ】
〇分類：キク科ヒマワリ属　　〇原産地：アメリカ西海岸
〇別名：ニチリンソウ（日輪草）　　〇開花時期：７～９月
〇花色：黄　　〇香り：無香
〇花言葉：あなただけを見つめます、崇拝、愛慕
※コロンブスのアメリカ大陸発見以降、ヨーロッパに持ち込まれ人気を得た花で、当時は「ネイティブアメリカンの太陽の花」「ペルーの黄金の花」などと呼ばれていました。毎日太陽のほうを向いている性質から、「あなただけを見つめます」「崇拝」という花言葉がつき、プロポーズのとみに贈る花としても使われます。しかし、この性質はつぼみのうちの話で、花が開くとだいたい東を向いたまま動かなくなります。

【センニチコウ（千日紅）】
〇分類：ヒユ科センニチコウ属　　〇原産地：熱帯アメリカ、熱帯アフリカ
〇別名：センニチソウ（千日草）、センニチボウズ（千日坊主）
〇開花時期：７～１１月　　〇花色：ピンク、白、赤、赤紫、黄
〇香り：無臭
〇花言葉：変わらぬ愛、永遠の愛、不死
※小さくて丸い愛らしい花姿が特長で、百日紅（サルスベリ）より長く咲くので千日紅と名づけられました。もともと乾燥に強く、ドライフラワーになっても花色があせないため。ヨーロッパでは、乾燥させてから冬の室内飾りにしたり、お墓に供えたりする風習があり、また中国でも女性がかんざしに使っていたといわれています。花言葉はそんな花の色あせない性質に由来してつけられました。花のように見える赤い部分は葉が変形し発達した苞で、花びらはすぐに散ってしまいます。

『美しい花言葉・花図鑑 彩りと物語を楽しむ』二宮孝嗣　2015年　ナツメ社より