令和2年度木町通小学校社会学級連携市民企画講座「写経をやってみよう」
2021年1月19日
令和2年度木町通小学校社会学級連携市民企画講座「写経をやってみよう」を開催しました
2021年1月19日
令和3年1月19日(火)10:00~11:30
5階 第一会議室
木町通小学校社会学級連携市民企画講座「写経をやってみよう」を実施し、18名にご参加いただきました。久々に顔を合わせた地域の方同士が元気な様子を喜び合ったり、企画委員さんと日頃の様子を話し合ったりしていました。初めてセンターの講座に参加した方もおりました。
木町通小学校社会学級の活動紹介をした後に、大満寺ご住職佐藤透光氏のご指導をいただき写経に取り組みました。
社会学級とはどのような組織なのか、木町通小学校社会学級で実施してきた活動内容はどういったものがあるかを企画委員さんが説明をしました。皆さんに、地域の誰もが参加できる学習団体であることを理解していただけたようです。
続いて、ご住職に写経の歴史や取り組み方、コロナ禍においての心の在り方について講話をいただきました。ご自身が20年使用している写経の用具(奈良の薬師寺の文鎮、硯など)も紹介してくださいました。書く前にお香を焚き深呼吸をしたあと、「一画書く度に一呼吸、ゆっくり噛みしめて書きましょう」「お経、つまりお釈迦様の教えを映すのが写経。出来上がったものは一巻のお経として大切にしてください」とお話くださいました。
約半数が写経未経験ですので、筆ペンを使用してお経をなぞっていきます。筆とは違い、筆致がどうしても早くなりがちです。ご住職が皆さんの間を回りながら、ゆっくり丁寧に呼吸しながら書くように指導してくださいました。
「写経の心構えを教えて頂いて大変落ち着いて書くことができた」「上手に書くのではなく一画一呼吸のペースでじっくり書くって、書道とは全然違うんだね。貴重な経験だった」と、皆さん充実した時間を過ごしていました。
ここまでが本文です。