第4回目の老壮大学が開催されました。
2021年11月18日
第4回老壮大学が開催されました。
2021年11月18日
11月10日と17日に第4回の老壮大学が開催されました。
「仙台空襲と当時の暮らし」をテーマに、仙台市戦災復興記念館の職員の方々と郷土史家の石澤友隆さんにご講話いただきました。
戦災復興記念館の職員の方々からは、当時の衣食住にフォーカスを当ててお話いただきました。
防空壕の様子や空襲警報と警戒警報のサイレンの音などを聴かせていただき、当時実際に使用されていた罹災証明書や千人針などのような貴重な品を間近で見ることができました。
郷土史家の石澤友隆さんは、当時小学生でその頃の様子を克明に語ってくださいました。
白いご飯を食べられず、同級生の日の丸弁当に唾をかけたといった話が非常に印象的でした。
当時の生々しい声を聴き、受講生からは「二度とこのようなことを繰り返してはいけないと思う」「戦争当時の暮らし、恐怖、苦労を身近に感じることができました」などといった声や、「夜空に大きなB29が空を埋めつくすように飛んで、ひっきりなしに焼夷弾を落としていました」といったような実際に戦争を体験した方の声も寄せられました。
このような悲惨な出来事を起こさないためにも、語り継いでいく事が必要であると改めて感じる講座となりました。
ここまでが本文です。