みんなのつながりがチカラになる防災講座—学ぶ・体験する
2019年12月14日
第5回「防災カフェ」が終了しました。
2019年12月14日
第5回「防災カフェ」 12月7日(土) 10時から12時 参加者9人
講師:杉山 せき氏(北仙台女性防災ネット代表)
今年の防災講座の最終回は、地域で活動する北仙台女性防災ネットの杉山代表から、1978年の宮城県沖地震の体験談とその後の町内会での防災の取組みなどをお話いただきました。宮城県沖地震後に町内会での防災ヘルパーやサロン会、餅つき会などみんなの顔が見える場所をいくつも作りコミュニケーションのとれる町内会となり、3・11の時も集会所が避難所として機能した等のお話を聞きました。参加者からは「体験談は貴重で風化させたくない。地震の時の町内会の動きを改めて知った。」などの感想が聞かれました。
第4回 「水の森市民センター地域まつり」で第1回から第3回までの講座報告をしました。
11月9日(土)・10日(日)
今年の第3回までの防災講座の内容を地域の方に発信することを目的に「水の森市民センター地域まつり」の展示ブースで講座の報告を行いました。
2回目、3回目の講座で作った、簡単レシピなども来場者に配布しました。
第1回目の気象庁ワークショップ「経験したことない大雨 その時どうする?」は、参加した方からの提案で来年2月に北仙台地区防災協議会の研修でも行うことが決定したそうです。
第3回「災害時にも日常生活に近い食事を〜備蓄食品をごちそうに変身!」 10月5日(土)10時〜13時
講師:宮城学院女子大学 Food and Smileのみなさん(8人) 参加者:15人 職員2人 共催:北仙台小学校社会学級
3回目の講座は、北仙台小学校社会学級との共催で行いました。地域にある宮城学院女子大学のボランティア団体
Food and Smileの8人の方から防災料理を教えていただきました。缶詰や乾物を使い、ポリ袋の中で混ぜあわせて作る簡単でおいしい、洗い物も少なく短時間でできるメニューでした。まな板代わりに紙パックを利用したりと工夫も見られました。参加者からは「簡単にできておいしくて感激でした。いつもの夕食にも作ってみたい」「アイディアいっぱいで役に立った。準備が良くされていたのでスムーズだった」「とても親切で手際も良く細やかな気配りをありがとう。楽しく気楽にできた」等の感想が聞かれました。試食の際もそれぞれのグループで学生さんと食の話を中心に交流を楽しんでいました。
第2回「家の中の安全・安心」と「簡単ポリ袋調理」 8月24日(土)10時~12時 講師:佐藤美保子氏(建築士)・田中勢子氏(減災コーディネーター) 参加者:25人 職員:2人 共催:北仙台女性防災ネット
2回目の講座は、地域の防災活動団体である北仙台女性防災ネットとの共催で行いました。
最初に、「家の中の安全・安心」と題して女性建築士の佐藤氏より家が地震や火災に備えているか?、地震によっておこる二次被害、火災報知器と警報器の違い、家の中に潜むその他の危険などを解説してくれました。後半は、「簡単ポリ袋調理」を減災コーディネーターの田中氏に教えていただきました。ポリ袋でもどしたアルファ米をおいなりさんとおにぎりにし、ドライパックの缶詰の混ぜるだけサラダ、鶏むね肉をポリ袋に入れてゆでて作ったサラダチキン、寒天のデザートを教えていただきました。参加者からは、「地震に加えて雨や風の自然災害も増えてきているので日頃から家の中を点検しておきたい」「火災報知器について交換時期を考える機会になった」「思いがけないおいしさに感激。工夫することの素晴らしさを改めて教えてもらった」「袋の密度について今まで考えた事がなかったので大変参考になった」等の感想が聞かれました。
第1回気象庁ワークショップ「経験したことのない大雨 その時どうする?」 7月12日(金)10時~12時
講師:仙台管区気象台 職員2名 参加人数:17人
この防災講座は2年目となり、今年も7月から始まりました。今年の1回目はこれから大雨の時期に入るので、気象庁ワークショップを行いました。4つのグループに分かれて、架空の地域の住民になり気象庁から出される情報をもとに避難に向けた判断を考えていく内容でした。どのグループもメンバーで意見を出し合いながら避難の判断をしていました。参加者からは「大雨災害はどこでも起こり得るので避難の判断を学べてよかった」「みんなと話し合いながら楽しく学べた」等の感想が聞かれました。
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