令和2年度 三本松寺子屋 講座レポート(PDF版)を掲載しました
2021年3月24日
令和2年度 三本松寺子屋「移動天文車ベガ号がやってくる!」「おこと教室~てん とん しゃん~」講座レポート
2020年12月8日
★12月4日(金)仙台市天文台との共催事業「移動天文車ベガ号がやってくる!」を開催しました。
はじめに天文台職員の高橋知也さんから仙台市天文台の情報誌「ソラリスト」を使って、星図の見方などを説明していただきました。
その後、本日見えるであろう星や星座を確認し、ベガ号が停まっている駐車場に移動しました。
寒さの厳しい中、幼児~小学生16人・保護者13人の皆さんはベガ号の前にソーシャルディスタンスを保ちながら整然と並び、天体望遠鏡で観望する順番を待ちました。待っている間、高橋さんからスバルや火星、木星など鮮明に見える星々、冬の大三角や様々な星座の位置をていねいに教えていただき、皆さん興味津々の様子。
ベガ号の中には一家族ずつ消毒をしてから入り、パラフィン紙を顕微鏡のレンズにのせて観望しました。
肉眼では見えない「すじのようなものがはっきり見えた!」など、うれしい歓声があがり、寒さを忘れるほどです。
コロナ対策のため、時間を短縮して1時間以内で観望を終えましたが、参加した皆さんは満足した笑顔でお帰りになりました。
★11月28日・29日、12月5日の3日間にわたり、「おこと教室~てん とん しゃん~」を開催しました。
この講座は文化庁伝統文化親子教室及び台原小学校放課後子ども教室と連携して企画したものです。
講師は生田流宮城会大師範の橘 寿好(たちばな ひさこ)先生とお弟子さん3人
参加者は台原小学校と附属小学校の女子児童11人(1~4年生)でした。
はじめに琴の各部位の名前や役割を教えていただき、各自に合うつめを選び、演奏体験に入りました。
低学年では初めて琴に触れるお子さんが多く、1日目は緊張していたようですが、2日目以降はだんだん慣れて積極的に練習するようになりました。
12月5日最終日には3つのグループに分かれて発表会を行いました。
保護者の方々が見守る中、「チューリップ」「夕焼け小焼け」「パプリカ」などを一生懸命演奏しました。
市民センターの広い和室で、コロナ対策を徹底しながら、ひとり一面の琴を使って演奏体験することができ、参加者も講師もスタッフも大満足の講座となりました。次年度もぜひ開催してほしいという要望が多く、ぜひ実現したいと思います。
ここまでが本文です。