令和2年度 いろどり工房~もの作りボランティア養成講座~ 講座レポート
2021年1月28日
令和2年度 いろどり工房~もの作りボランティア養成講座~ 講座レポート
2021年1月28日
第1回 折り紙でコースター作り
11月19日(木)10時から、今年度第1回目の「いろどり工房」を開催しました。今年度からは「もの作りボランティア養成講座」と銘打ち、もの作り実技研修とボランティア活動体験を行う予定でしたが、新型コロナウィルス感染症予防のため、実技研修のみ行うこととしました。
第1回はいろどり工房の参加者でもあり、昨年度のいろどり工房で講師デビューをした地域の方を講師に、折り紙でコースター作りを行いました。コロナ禍で出かける機会も少なくなり、家にいることが多くなった方が大半で、久々に指先を動かすもの作りとなり、有意義な時間となったようでした。
完成した作品は、黒松市民センターで開催中の「くろまつミニギャラリー」において、今回の講師の作品展示期間中に一緒に展示していただくことになりました。
第2回 祝い鶴を折ろう
12月17日(木)10時から、第2回を開催しました。今回は悪天候のため当日の参加者は少なかったですが、それぞれ参加者の自己紹介といろどり工房を申し込んだ理由・きっかけをお聞きすることができ、人数が少ない分、じっくりお話することができました。
今回は職員が講師で、最初は練習用の通常の折り紙でおり、慣れてきたところで、本番用の折り紙で折りました。羽を折るところが細かく、参加者は悪戦苦闘しながらも楽しく折っている様子でした。「自己紹介ができてホッとしました」「人との会話が一番です」「折り方が難しくて、後で一人でできるか心配です」等の感想をいただきました。
「次はこれをやりたい」と題材を持ち込む参加者もおり、やる気があふれていました。
第3回 一貫張り(柿渋体験)
1月21日(木)10時から、第3回を開催しました。今年度は今回で最後となり、「一貫張り」を作成しました。講師は今回も、地域に住む講座参加者の一人で、講師役が段々板についてきたようでした。「一閑張り」と「一貫張り」の違い、もともとは商人の知恵で一貫張りというものができたということ等、講師からまめ知識も教わりました。
一貫張りの作成行程では、まず初めに竹ざるに書道用の半紙を貼りつけ、その後に少し厚めの障子紙を重ね、最後は紅白の和紙でデコレーションし、柿渋を塗って完成です。最初はのりの加減がわからず、戸惑う参加者も多かったですが、講師の助言と慣れで、段々みんなの目が真剣な眼差しになっていました。同じ素材を使っても、人それぞれ自分らしい色使いとなりました。
今回の作品も、黒松市民センターで開催中の「くろまつミニギャラリー」において、1月31日(日)まで講師作品とともに展示します。
是非見にいらしてください。
来年度は、実技研修だけでなく、黒松市民センターのサロンなどで教える側の経験も積む予定です。
お問い合わせ
黒松市民センター
022-234-5346
ここまでが本文です。