9月17日に令和2年度城前大学が開講しました。
新型コロナウイルス感染症の発生に伴った自粛期間を経てようやくの開講となりました。
第１回目の記念講話では「景品表示法の落とし穴」と題して，公正取引委員会事務総局東北事務所取引課のかたをお招きしてお話しいただきました。
普段は意識しないことが多いと思われますが、思いのほか生活に密着していることを分かりやすくご説明頂きました。受講生からも「大変勉強になった」「具体的な事例を交えての説明で、よく理解できた」といった感想がありました。
新型コロナウイルス感染拡大防止策として，手指の消毒や三密を避ける工夫など，できる限りの対策を講じての開催でしたが，快く協力していただきました。今年度は運営委員会など，受講生の交流につながることは行わないことについてもご理解いただきました。

 10月22日に第２回講座を開催しました。
「肩こり・腰痛予防のストレッチ」と題して，茂庭台豊齢ホーム　主任理学療法士にご講話いただきました。
来月に軽運動の実技を予定していることから，事前に肩こりや腰痛のメカニズムを理解する狙いです。
肩こり・腰痛に悩まされている方からは，「ためになった」とお声をかけていただきました。

 11月19日に城前大学第３回を開催しました。
「ステイホームを楽しもう」と題して，ストレッチとリンパマッサージの実技をご指導いただきました。
今年前半は、家に閉じこもって運動不足を感じていた方が多かったらしく，終了後は「気持ちよかった」「体が軽くなった」「楽しかった」と笑顔で話していかれました。

 12月17日に第４回目講座「泉の城をめぐる事情」と題して歴史講座を開催しました。
地域の松森城址を中心に，近隣の古城について仙台市教育局生涯学習部文化財課の講師より詳しい講話をいただきました。
当日は大雪に見舞われ，実際に受講された方は少なかったのですが，濃い内容に満足された様子でした。「いい話だったのに，みんな残念だったね。」「こんなに近くなのに行ったことがなくてね。暖かくなったら一度登ってみる。」等、自主学習につながる内容でした。

1月21日に城前大学第５回目「意外と多い家の中の危険」と題して，家電製品の取り扱いや，電気の正しい使い方について，パナソニック株式会社ライフソリューション社の方をお招きしてご講話頂きました。
取扱説明書の絵表示の見方やトラッキング，災害時の注意点などに「今まで、ありそうでなかった内容」「普段気にとめていなかったけれど、教わってよかった」など，前向きに受け止めていただけたと思います。漏電などで大変な事態を招かないためにも，できることを家族で確認し合っていただけたら幸いです。

閉講式はオカリナのコンサートで締めくくりました。
ライリッシュオカリナ連盟　仙台北支部の講師3名をお招きして　やさしい音色を楽しんだ60分でした。
受講者からは，「今までどこにも行けなかったけれど，今日このオカリナが聞けて良かったです。」「音色が豊かで素晴らしかったです。」などの感想をいただきました。