南光台学院
2020年3月19日
令和元年 南光台学院が始まりまりました。
2020年3月19日
2月21日(金)は、仙台オープン病院の院長 土屋誉先生の「しっかり食べて元気に百歳まで歩こう!」と題して、ご講義いただきました。元気で長生きするための基本は、食べて身体活動をすること。中でも「握力は、全身の筋肉・筋力を代表しているので、いろんな部位の筋肉の状態が推察される。」「歩くことが運動の基本。でも、やりすぎはよくない。老壮世代は6,000歩を目安に歩くぐらいが良い。」ということなど、わかりやすくお話しいただきました。アンケートにも、「新しい知識、亜鉛について勉強になった。健康で長生きしたいという思いを強くした。」等、自分らしく過ごしていくためのアドバイスが学べてよかったという声が多くありました。後半は、令和元年度南光台学院の閉会式が行われました。皆勤賞や精勤賞の受講生の皆さんをご紹介し、みんなで集い学べた一年を振り返り、終了しました。
1月17日(金)南光台コミュニティセンターを会場に「新春の会」を開催。年が明けて初めての南光台学院です。当日は60名が参加しました。この新春の会は、内容の企画から始まり、資料の作成、当日の司会進行も学院生が行います。各テーブルに、お弁当・お菓子・飲み物がいっぱい並べられ、新春の会の始まりです。学院生それぞれがお得意の歌や踊りの発表で、会場は大盛り上がりです。そして、今年もみなさんお楽しみの「館長サプライズショー」がありました。会の最後は、全員揃っての記念撮影で、飛び切りの笑顔が撮れました。
10月は自主企画講座で松島へ、11月は仙台市博物館へと館外の学習が続き、12月20日(金)は久しぶりに市民センターを会場に開催です。講師は、南光台児童館館長の出羽善秀先生。「驚きと感動の外国訪問記」と題して、ご自身が文部科学省英語科教員海外派遣研修で、アメリカペンシルバニア大学に行かれた時のお話を中心に講義いただきました。中でも「アメリカの学校では、放課後の学生の掃除が無く部活動も無い、生徒と先生が同じ時間に帰るなど日本との違いに驚きました。」「プロジェクターに映された外国の景色はもちろんのこと学校生活など、いろいろな面から外国を知ることができ、世界中を旅行した気分で楽しい時間だった」とアンケートも寄せられました。
9月20日(金)には、おてんきぼうさい・ラボの気象予報士で防災士の師岡浩子先生を講師に迎え、「異常気象のしくみ」を学びました。千葉県の台風被害の記憶もあたらしく、天気予報の台風予報円の解説では、みんな真剣な表情で聞き入ってました。地球温暖化により世界の気温(海水温)が上がり、今、地球でおきている災害についても改めて学びました。これから自分でできる、温暖化対策をそれぞれが考える時間になりました。
8月23日(金)に一ノ蔵酒類販売株式会社 泉本社から清野牧子先生・大森太郎先生を講師に迎え、「あま酒で猛暑を乗り切ろう!」を学びました。あま酒は、江戸時代からスタミナ飲料として庶民に親しまれたの飲み物です。米麹に由来する「ビタミン・アミノ酸・ブドウ糖」が含まれ、飲む点滴として近年また注目をあびてきました。講座では、「酒粕」と「米糀」の違いや漢字の「麹」「糀」の由来などいろいろ学んだ後に参加者全員で甘酒をいただきました。
7月19日(金)南光台学院公開講座「フルートコンサート」を開催しました。仙台フィルハーモニー管弦楽団の副首席フルート奏者芦澤曉男氏によるコンサートです。曲は、シュトゥックメスト「歌の翼」による幻想曲から始まり、バッハのG線上のアリア・ドップラーのハンガリー田園幻想曲など、地域の皆様に楽しんでいただける曲を演奏していただきました。(伴奏:星簇亜実氏)
今回は演奏のほか、楽器についてのお話や参加者全員で歌うコーナーもあり、「フルートは木管楽器」「学校教材のイメージがあるリコーダーはルネッサンス時代からの楽器」というお話には驚きました。会場に集まった180人の参加者がフルートの音色に魅了されたひと時でした。
【アンケートより】
・フルートの心洗われる素敵な音色が素晴らしかった。いろんな情景が感じられた。選曲もよかった。
・夢の世界に入り込んでしまったようです。フルートがこんなきれいな音を出すとは知らなかった。
・七つの子を聞いたとき胸にジーンときた。
6月21日(金)に楽しく運動~シナプソロジーで脳を活性化~を開催しました。これは脳を活性化させるため、2つのことを同時に行ったり左右で違う動きをするなど、脳に適度な刺激を与え、脳の機能を高めると考えられている行動だそうです。講座では、後出しじゃんけんやグループになり、人の名前と好きな物を次々に追加していくゲームなどを体験。また、講座では今回サポートとして参加してくれた仙台・医健・スポーツ&こども専門学校の生徒のみんなさんによる水分補給の大切さのお話もありました。終了後には「頭の血がぐるぐる回っているようだスッキリした。」「単純なのにむずかしい。頭も身体も熱くなって気持ちがよかった」という受講生の声が聞かれました。
5月17日(金)に令和元年南光台学院の開講式を開催しました。今年度は、男性12名・女性89名の101名が参加。5月から来年2月まで一緒に学びます。開講式は、学院長、副学院長、班長、企画・編集委員それぞれに承認をいただき、正式に令和元年の「南光台学院」が始まりました。開講式後の記念講話は、20世紀アーカイブ仙台の坂本理事長、伊藤理事による「昭和の仙台をふりかえる」と題してお話をいただき、生活道具・映像や生活道具を手にしながら昭和を思い出しました。受講生同士、言葉は交わさなくても懐かしい記憶の共有ができ、みなさんの気持ちが一つになった時間でした。
ここまでが本文です。