令和2年度 根白石の正月行事~いっしょに作ろう「だんごさし」~
2021年1月21日
令和2年度 根白石の正月行事~いっしょに作ろう「だんごさし」~を開催しました。
2021年1月11日
令和3年1月11日(月)成人の日、五穀豊穣や家内安全等を祈願して小正月に飾られる「だんごさし」作りが行われました。新型コロナウィルス感染症拡大防止のために参加人数の制限や、例年とは実施内容に少し変更等がある中での開催となりました。参加者は、それぞれに作って持ち帰る個人用と、市民センターロビー用のものを熱心に作ってくださいました。
紅白の餅をつき、細く伸ばしてから切って団子を作り、ミズキの木に刺します。他にも繭玉や紙の飾り物をバランス良く付けて完成です。
個人用のだんごさし作りを終えた参加者から順次、ロビー用の飾り付けを行いました。
ミズキの枝木は、根白石の旧家の方が育てているものを例年提供いただいており、ロビー用のミズキは今年も大きなものが届けられました。
参加者が順次、団子、繭玉、紙飾りなどの取り付けを行いました。
1~2F吹き抜けのロビー天井まで枝先が届く、大きなだんごさしが今年も立てられました。この大きなだんごさしを毎年楽しみにされて見にいらっしゃる方や写真を撮られる方もいます。
地域に残る伝統行事の一つに触れられる機会に至り、新型コロナウィルスの感染拡大が世界中に及び日々状況が変わる中で、今年はだんごさしを飾るときの願いや思いに人それぞれ深いものを胸に抱いたかもしれません。
毎年変わらずミズキをご提供くださる旧家の方、お餅をつき団子の準備や飾り付けの指導をしてくださるJA仙台根白石支店女性部の方々には、今年も多くのご協力を賜りました。心より御礼申し上げます。
■住吉台小学校連携「だんごさし」の開催について
令和3年1月15日(金)仙台市立住吉台小学校において、6年生児童64名の皆さんを対象にだんごさし作りが行われました。例年、住吉台小学校では6年生を対象に餅つき大会が行われていましたが、今年は新型コロナウィルス感染症の拡大のため、食べる必要のないだんごさし作りを行うことになりました。
これに先立ち、根白石市民センターでは住吉台中学校区学校支援本部・コンパス住吉台様より相談を受けて、住吉台小学校6年生のだんごさし開催に向けてPTAの皆様等に必要物や作成手順等の情報提供、資料作成・提供等を行い、協力させていただきました。
開催当日は仙台市内における新型コロナウィルス感染者数が連日のように過去最多を記録する状況にあり、市民センター職員が小学校に赴くことはできませんでしたが、住吉台小学校及びPTAの皆様、コンパス住吉台様ほか関係者の方々のご尽力で無事に開催できた旨の報告を受けました。
6年生にとっては間もなく小学校を卒業し、中学生となる節目の時を迎えます。そんな年の一つの思い出として、鮮やかなだんごさしが心に残ってくれたなら幸いに存じます。
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