6/11（木）～8/20（木）　全6回
本来であれば、8月の仙台七夕まつり期間に、原町本通りを彩る七夕飾りを制作する予定でしたが、残念ながら今年の七夕まつりは中止に。
また、コロナウイルス感染拡大防止のため、大人数が集まって作業するのも難しくなりました。
このような状況下でも、伝統の七夕を楽しんでもらい、また伝えていくためにどうすればよいか検討した結果、地域の方に折り鶴の制作を呼びかけ、ロビーに飾ることとなりました。

 市民センターだよりや館内ポスターで白の折り鶴を募集したところ、たくさんの方がご自宅で作って持って来てくださいました。
その数なんと約5000羽！！
お一人で何百羽も折ってくださった方や、温かいメッセージ付きでくださった方もいらっしゃいました。

集まった鶴は、毎年この講座に参加してくれている七夕企画員が中心となってつなぎました。
 鶴とストローをつなげる地道な作業が続きましたが、企画員の皆さんはとても楽しんで参加してくださいました。

 完成した飾りは「市民センター七夕通り」として、7/7～8/10まで宮城野区文化センターロビーに展示しました。
玄関から続くロビーの天井が白と金の鶴に彩られ、とてもきれいでした。
施設利用者や地域の方など、たくさんの方に見ていただくことができました。

折り鶴の他に、仙台伝統の吹き流しも20個展示しました。
玄関に飾られた7つは、原町東部商工会の皆様に制作いただきました。

5000羽の鶴も、20個の吹き流しも、例年の講座では作れない物でした。こんな時だからこそ、地域の皆様と一緒に願いを込めて作り上げられたことを、深く感謝申し上げます。
来年はまた、原町本通りで笹竹に揺れる七夕飾りが見られることを祈っております。