田子・歴史ゼミナールを開催します
2020年10月24日
田子・歴史ゼミナール 終了しました。
2020年12月11日
1 回目 近世の田子を探る「仙台藩政の特異性について—地方知行制と貫文制—」
講師:東北文化学園大学准教授 渡邊洋一氏
仙台藩の成り立ちに始まり、大家臣団を率いた仙台藩の独特な知行の方法や、江戸時代の田子の状況を、詳細な資料を参照にしながら学びました。仙台藩は米作り抜きでは語ることができないと改めて実感。受講生は知っているようで知らない、少し前の田子村の様子について思いをはせたようでした。
2回目 中世の田子を探る「多賀国府の官人たちと宮城野区東部」
講師:宮城大学准教授 三好俊文氏
留守氏と塩釜神社と田子の関係や、「田子大道」「多胡の浦」(昔の田子の呼名)から読み取れる「中世の田子」の姿に迫りました。古文書資料にはあまり出てこない田子ですが、古地形や伝説などからも読み解くことが可能であることを学びました。果たして源頼朝は田子に来たのか?真相究明に興味津々の受講生の方もいました。
ここまでが本文です。