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2021年8月15日

通称「ひょうたん沼」は、鶴ケ谷団地の中心部に位置し、珍しい樹木や山野草、そして様々な野鳥が観察できます。窪地に灌漑用水用ため池という地形が豊かな自然を残してくれています。8月になりました。梅雨の元で大量の水分がひょうたん沼とその周辺にも供給されて、大きな葉のクズやアレチウリが「おがって(生長して)」覆っているのが目に飛び込んできます。そんな状況でも、それぞれの植物は次世代へ命をつなごうと、花を咲かせ、葉を広げて生長させている姿を観られますよ。ぜひひょうたん沼に来てご覧ください。 


第百七十回 キツネノカミソリ

英名:無し

 

キツネノカミソリはヒガンバナ科の多年草。東北より南の本州以南に分布する日本固有種で、8月初旬頃から下旬頃までの盛夏、落葉樹を主体として照葉樹が混淆(こんこう)した雑木林の縁や、キツネの出そうなやや薄暗い林の湿った土壌の林床に、濃いオレンジの六弁花を開き、群生する。葉の形や花と葉を別々に出すところ、有毒植物である点ではヒガンバナと共通するが、花の形および葉と花を出す時季は異なる。
 

 キツネノカミソリの葉は、早春のまだ他の草が生えていないうちに、長さ3040cm、幅0.81cmのやや幅が広い線形の狭長の葉を球根から直接出して、陽の光を一手に受け止めて、そのエネルギーをもって球根を太らせ、多くの草が生い茂る夏頃には一旦葉を落とします。1枚目の花の周りの葉は、ヤマイモの葉と見受けられます。

 葉が枯れたあと、盛夏の8月、おおむねお盆の8月くらいになると球根から花茎を伸ばし高さ3050cm程になり、黄赤色の花を散形状に35個つけます。花被片は6枚とヒガンバナと比べると花弁の数が少なく、斜めに開いて咲きますが、ヒガンバナの花のようにそり返えりません。雄しべは花被片とほぼ同じ長さで、葯は淡黄色。雄しべと雌しべは花の外につきでません。花の外に雄しべが突き出る種をオオキツネノカミソリとして区別しています。

とても美しい6枚の花弁を持つ花ですが、名前が興味深いですよね。由来は葉の形がスイセンにも似た剣状でカミソリに似ているとのこと、花の色がキツネの被毛をイメージさせ、ラッパ型の花姿が逆三角のキツネの顔を連想させます。薄暗い林床で、花だけが咲いている様子が、キツネ火を想像させるのかもしれません。キツネノカミソリもヒガンバナンも、伝説伝承の中で人を化かすキツネの妖しいイメージを備えていますが、キツネ感でいうと花の色から考えて、やはりキツネノカミソリが優ると思います。

 芭蕉の句に、初午の稲荷神社の縁日を「狐」に喩えていて、キツネと髪剃りとの連想させる句がありました。

      初午(はつうま)に狐の剃りし頭かな … 芭蕉

ついこの間も、平安時代の陰陽師・安倍晴明を扱った映画「陰陽師Ⅱ」を鑑賞しました。阿部清明の母は、妖狐葛葉だとされますが、伝承の中のキツネは何かと女性と関連付けて語られており、女性の象徴や女の命などと言われて、髪とキツネは強く因縁づけられています。
 

 鎌倉市の尼寺東光山英勝寺にも、興味深い「髪切り狐」の伝承があるとのこと。代々水戸徳川家の姫が出家して住持(じゅうじ)を務め、このため奉公女中や護衛の武士などが出入りしていたと言われます。英勝寺では、出入りする水戸家の女中が、日暮れ頃に寺の周囲で突然何者かに髪を引っ張られ、鋭い刃物で結った髪をばっさりと切り落とされる事件が繰り返し起きていました。切られた髪の切り口にねばりつく粘液が付着していて、切られるときには必ずキツネの鳴き声がした、という証言が共通していたという。裏山に住み着いた古狐の仕業だろうと噂され、いつしか「髪切り狐」と言われるようになったとか。キツネは尼寺に剃髪していない女たちが出入りすることが気に入らなかったのかもしれない、と語り継がれています。それはやがて、村はずれの寂しい林道の縁にかがり火のように浮き立つ妖しいオレンジの花を、妖怪髪切り狐と結びつけ、「キツネノカミソリ」と呼ぶようになったのではないか、というのが名前の由来の本筋のようです。

 さく果、つまり実の一種で、子房に数室あって、成熟すると心皮と同数の裂片に裂け、種子を散布する果実で、子房は直径約1.5cmの扁球形の子房を作ります。3室に分かれて中の種子は平たく、直径57mmの円形で黒褐色です。

 花からタネがよくできるという。球根も増えるので群集していることが多いです。ひょうたん沼では群生しているとまでは言えませんが、今年、お盆前に始めて観ることができました。

球根は広卵形の鱗片が幾枚も重なり黒褐色で径3cm4cmで、先端の首部分が長く伸びたイチジク浣腸のような形をしています。

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