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ひょうたん沼の四季

2020年8月9日

通称「ひょうたん沼」は、鶴ケ谷団地の中心部に位置し、珍しい樹木や山野草、そして様々な野鳥が観察できます。窪地に灌漑用水用ため池という地形が豊かな自然を残してくれています。8月になりました。クズやアレチウリらが、様々な植物の表層に広がり覆ってしまいました。そんな中でも強い夏の日差しの下で、毎年この頃に顔を見せてくれる草木や樹木の花、そして実りを経ての種子や果実を楽しみにしたいと思います。

第百十七回 イヌザクラ

英名:japanese bird cherry

 

本州〜九州の日当たりの良い丘陵地や谷間などに生える落葉高木。いわゆる里山を中心に分布するサクラの仲間で、青森県が北限。高さ1015m、直径2030cmになる。樹皮は灰白色でやや光沢があり、淡褐色で横長の皮目がある。老木では網目状の薄片になって剥がれる。新枝は灰白色。無毛または微毛が観られる。

 葉は、長さ10-15mmの葉柄をもって枝に互生し、葉身は長さ510cm, 2.53.5の倒卵形から長楕円形で先は鋭頭、脚部はくさび形です。葉の縁は細鋸歯縁で、両面ともにほぼ無毛、ときに両面の中脈に毛が生える場合があります。成葉は触れるとザラザラとします。よく似たウワミズザクラに比べると幅は狭く、葉の幅がもっと広い箇所は葉の中心より前方であり、楔形に近いのも特徴です。葉の付け根には蜜腺も見られます。

 花期は5月、葉の展開後に開花します。前年枝の節から下方に、長さ6-9cmの試験管ブラシ状に数個互生しつつ総状花序が咲きます。一つの花序に2040個の白い花をつけています。個々の花は、径5mmの小さな白色の5弁花を多数咲かせる集合体で、花は直径57mm。花弁は5個、長さ約2mmの倒卵形で先端は丸い。雄しべは1220個で、花弁より突き出て中心より広がっています。雌しべは無毛で雄しべより短く、花柱の先は円盤状に広がった柱頭となります。萼筒は長さ約1.5mmの杯形で細毛があるか無毛。萼片は長さ約1mmの広卵形で細かい鋸歯が見られます。

総状花序の枝には葉がつかないのが特徴で、花序枝に葉がつく同属のウワミズザクラやシウリザクラと区別することができます。また、ウワミズザクラに比べると花の中心部は黄色っぽく、開花期はウワミズザクラよりやや遅いとのことでしたが、ひょうたん沼では、あまり陽の当らないウワミズザクラと同じ開花でした。今年51日に開花宣言を出したウワミズザクラと同じような白い穂状の花を咲かせますが、ソメイヨシノのような華やかさがなく、サクラのように見えないため、質が悪いことを意味する「犬」を冠してイヌザクラと呼ばれたという。

 若い花穂は、ウワミズザクラと同様に塩漬けなどにして食べる杏仁香と呼ばれ焼き物の先付けや酒の肴にされる料理や、中国の四川料理にもちいられているとのこと。

 花の後にも、もう一度花が咲いたように見せてくれるのも、イヌザクラの特徴です。上の左の写真は6月のカットです。この花?の様子は、イヌザクラは、萼片が花の後に落ちずに果期にも残るのですが、実が膨らむ前の萼片が 紅色に染まり花が咲いたように観えるのです。右の写真を観てもらえば、その後実が膨らんでいるのがわかっていただけると思います。この花?に観える時期は短いからこそ貴重なのです。

 果実は核果で、直径8mmほどの卵円形となる。6〜9月に黄赤色から黒紫色に熟す。果肉は苦味が強い。萼片が花のあと落ちずに、果期にも残るのが特徴。いわば、果実にヘタがついているという様となる。種子は扁平な卵形。これから9月にかけて熟して黒くなります。美味しいとは言えませんが、野鳥と競争してお口に入れてみてください。

幹の高さは10mになります。大木になると花は頭上はるか高いところで咲かせるために気づかないままになることも。樹皮は灰白色でやや光沢があり、横に楕円形の皮目が並びます。若い枝は緑色で、しばしば赤褐色を帯び、細毛があり、次年には灰白色になる。サクラの仲間と比べると、白っぽく横の筋が目立たないのも特徴となります。

冬芽は長さ25mmの卵形で先はとがる。芽鱗はふつう5個、紅紫色で光沢があり、無毛。葉痕は半円形〜腎臓形。維管束痕は3個となります。 

 4月~5月にかけてウワミズザクラと同じような白い穂状の花を咲かせるが、ソメイヨシノのような華やかさがないものの、「犬」を冠してイヌザクラと呼ばれているという。ウワミズサクラと比べて遜色ないきれいな花なのに・・・。同じ「犬」を冠している植物で、「麦」に対してイヌムギ、「稗」に対してイヌビエ、「蓼」に対してイヌタデなど頭に浮かびます。その由来は実際の犬とは無関係で、有用な植物に似ていても「否」或いは「違」とか「質が悪い」或いは「役に立たない」という意味でつけられたものが多いとのこと。本物の植物に対してのニセモノといった不本意な命名をされているかのようです。

 桜の仲間なのに桜のような花をつけないことや白い穂状の花からついた別名シロザクラという名もあり、こちらを本命にしてあげたいほど、春咲いているときはきれいですよ。名誉回復してとの願いで・・・。ひょうたん沼では、大沼わきの歩道、オープン病院側の崖から清水が湧き出ているあたりにウワミズザクラとともに咲いていましたよ。来年の5月上旬にどうぞ。

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