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タイトル:講座レポート

鶴ケ谷キッズステーション 第一回「ひょうたん沼をたんけんしよう」

2020年6月13日

ひょうたん沼を探検しよう ー初夏の観察会ー

2020年6月13日

鶴ヶ谷キッズステーションは子どもたちにわくわく感で学ぶ楽しさと、学び終えた時の達成感や交流する楽しさを伝えるべく開催しています。2020年最初のキッズステーションは、初夏のひょうたん沼を探検します。オリエンテーリングで様々なポイントを廻りながらひょうたん沼の花や木や昆虫や動物の事を教わります。

講師は、こどもの科学研究会、ひょうたん沼楽校、野鳥大好きの有志と、計8名の皆様にお集まりいただき、準備を重ねていただき、開催となりました。

 参加者皆さんに受付の際、検温と体調の確認をしながら、手消毒もしました。

 

当鶴ケ谷市民センター館長より、「ひょうたん沼の花や木や鳥や昆虫の事、楽しく教わって、たくさんの新しい発見のひと時にしてください」と、いただきました。

 

COVID-19感染予防についてもお話させていただきました。「新しい生活様式を取り入れた屋外活動の守るべきことは、各ポイントでも、移動の途中でも、話を聞くとき、話をする時、質問するとき、お友達と一緒に歩くときはマスクをつけて、飛沫からの感染を予防しましょう。次のポイントへ移動するとき、他の人と距離をとりながらマスクを外して爽やかな風を顔に受ける時間も取っていただいても大丈夫ですよ」と。

 早速、本日の探検のためのシートを参加いただく皆さんに配布して、コースに出てゆきます。主なポイントは11箇所。

 コースの途中で、ひょうたん沼にいる野鳥のお話も伺います。

 

コースの中からいくつかのポイントでの出来事をご紹介します。

1ポイント…オニグルミ。

4月に花が咲いて、5月には雌花に小さな果実が出来ていました。シートに載っているそんな写真を見てもらいながら、オニグルミの前に行くと、大きく育っています。その果実を実際にみんなが見つけても、クルミとは気づきません。そこで緑の果実の中にこれが出来ていると、見せているところ。そしてその硬い硬いクルミを野ネズミやリスたちが穴をあけて中の種を食べていた穴も見せていただきました。

 さらにカラスの頭の良いエピソード—も。カラスはクルミを自動車の通る道に落として踏ませて、割れた種の部分を食べていることも聞きました。それを聞いた参加者たちは、硬いクルミを踏んだり、投げたりして割ろうとしましたが、割れませんでした。

第2ポイント…キリ

ひょうたん沼の代表的な樹の花のひとつ。連日の暑さで、すっかり花は散っていましたが、かろうじて落ちた花で紫の花を確認してもらいました。500円玉を取り出して、表に描かれているのは「キリ」の様子を描いていると教えて頂きました。

落ちている花は、飛んでいる野鳥が桐の花の蜜を舐めようと花の根元の部分を突いてしまって落ちているのだと教わりました。さらに落ちたばかりの花の根元を舐めると甘い事も。舐めるのは来年までお預けとなりました。

第4ポイント…野鳥のお話し

 ひょうたん沼の白鳥を見ながらのお話しです。鳥の大きさは頭から尾羽の先までを図ると聞きました。白鳥では100cmほど。では、翼を広げるとどのくらいでしょう?

答えは180cmにもなると聞きました。

 その時、スズメが芝の上を歩いています。「みんな見て!スズメの歩いている様子をまねしてみて」との声に、みんなも両足をそろえてホッピングしていました。スズメの歩き方の特徴です。カラスはよちよち歩くのとホッピングの両方をするとも伺いました。くちばしの細いハシボソガラスは、歩くのがすきなことも。他にも、たくさんの鳥のお話を聞くことが出来ました。

5ポイント…ウシガエル

 ひょうたん沼に、かつてはうるさいくらいにたくさんいたウシガエル。今は鳴き声を聞いても数えられるほど。子どもたちの前では鳴いてはもらえず、ネットから音声を聞いてもらいました。

 子どもたちの知っているカエルの大きさは、大きくても自身の手の大きさ程のようで、18㎝もの大きさ、さらにウシガエルのオタマジャクシの大きさが、大きいと10cmにもなると聞いてびっくりしていました。

第6ポイント…アカメガシワ

 かしわもちの葉と同じ仲間で大きな葉になるので、柔らかく食べることもできます。その芽吹いたばかりの小さな葉に注目します。観ると赤くなっています。それをティッシュでなぞると、こすれて取れて緑の葉に。どうして赤い粉のようなものが、小さな葉の表にだけついているのかな?それは、赤く危険だと毛虫や葉を食べる昆虫たちに思わせる為だと聞きました。

 さらに、葉の付け根をルーペでのぞくと、小さな穴が2つ見えます。近くの葉をよく見るとアリが歩いています。この2つの穴からアリの好む蜜が出ていて、アリを葉に来てもらって、葉を食べる虫たちが来ないようにしていると聞きました。自分を守るためにとっているアカメガシワの工夫に「へぇ~~」と、感心するばかりです。

ポイント外…ヌルデ・ウルシ

里山などの林の中の小路を歩く際に、覚えておいてほしいことも、この探検の中で教わりました。触ると赤くかぶれてしまう葉っぱがあること。「キザキザの葉っぱと葉っぱの付いている枝に狭い葉が翼のように付いているのが分かりますか」と、『ヌルデ』を紹介。もう1つは、「多くの樹の先の枝の葉は、先に行くほど小さくなるのですが、この木の葉を見てください。先に行くほど大きくなっているように見えませんか?さらに分かりやすいのが、葉の付いている枝が赤いのが、『ウルシ』ですよ。」と、この時は真剣に観て聴いて記憶に残そうとしているのが分かりました。

6月に咲くウルシの花はとてもきれいで、思わず触ってしまう人がいるんです。記憶にしっかりととどめておいてください」と、お話しいただきました。

 各ポイントでのお話しだけでなく、参加者とスタッフとの交流のひと時もあって、とても良い時間を過ごしている様子も、見られました。

 最後、終りの会に、植物の賢い工夫が分かるパンフレットをいただいて、更に興味を持っていただけたかな? いただいたアンケートの中では・・・

「ウシガエルのこえをはじめてきいた。ほんものが見たかった」

「いろんな花がとてもきれいだった」

「たのしかった。ウシガエルの話し」

「ぬまには色んな生物がいるのが分かりました。良かったです」

「知らなかったことをたくさん教えてもらえて、もっといろいろ知りたくなりました」

「植物ってかしこいんだとわかりました」

等といただきました。


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