メニューメニューを閉じる
各区の市民センターメニューを閉じる
  • 仙台市市民センタートップページ
  • 生涯学習支援センターページ
  • 各区の市民センター
  • 青葉区の市民センタートップページ
  • 宮城野区の市民センタートップページ
  • 若林区の市民センタートップページ
  • 太白区の市民センタートップページ
  • 泉区の市民センタートップページ
  • 各区の市民センター

ここまでがヘッダーコンテンツです。

ここからが本文です。

タイトル:講座レポート

鶴ケ谷キッズステーション 第三回 魚のからだとくらし

2020年9月26日

フナを解剖してからだのつくりを学びます

2020年8月26日

 子どもたちにわくわく感で学ぶ楽しさと、学び終えた時の達成感や交流する楽しさを伝えるべく開催しています。2020年3回目のキッズステーションは、魚のからだとくらしです。講師は、こどもの科学研究会の皆さんです。
withコロナの中での学びのひと時、手で首から上を触らないようにすることはもちろん、観察の合間にも手洗いを行います。調理室の換気扇をすべて回し、シールドを準備して飛沫からの感染防止に努めます。

 最初に魚の観察から始まります。今日解剖をする魚は「フナ」です。体にたくさんのひれがついていますが、どんな泳ぎをするときに、どのひれを使っているのが確認します。さらに口の中も、開いてみると以外に大きいことに気づかされました。

 はじめて生きているフナにさわる子供たちがほとんど。フナは薬で気絶させているだけです。たまにピクリと動いて驚かせます。最初はおっかなびっくりで、さわりたくない様子でいましたが、次は解剖はじまりますよ。大丈夫かな・・・。

 いよいよ解剖が始まります。講師から説明を受けた後、それに倣いながら解剖を進めます。最初は2本指3本指でしか、さわれなかった参加生徒たち。周りや、講師の皆さんに促されながら、周りの生徒たちが始めている様子に切り開いていました。胸ひれの下から肛門までのフナのおなかの部分を解剖用ハサミで裂いた後、からだの真ん中にある側線のあたりまで切って四角く内蔵の部分を見えるように切り取ります。慎重にハサミを入れてゆくと、脈打つ心臓をそのまま残して内臓を観ることができます。

 内臓の観察、最初は食道の観察です。口のすぐ後から肛門までの一本の管となっている食道を切らないように内臓から取り出して、トレイの中でほぐします。どのくらい長いのか観察します。本日の最長の長さは、3m53cmでした。口に入ったものはあごにあるザラザラな部分ですりつぶしていることもわかりました。

 ドクドクと動いている内臓が見えます。心臓です。ほかにも肝臓や胆のう、うきぶくろなどの内臓も観察できます。さらにこの時期だと、雄なら精巣、雌なら卵巣も確認できます。

 さらに、魚のえらの働きも学びます。ハサミで解剖を続けえらを切り取り分解すると45枚のえらが重なっているのが分かりました。食べ物をあごですりつぶしたあと、食べ物だけをえらで漉してとらえて食道へ送り込み、水分はえらから体の外へ出していると教わりました。さらに、人間は肺での酸素を体に取り組んでいますが、魚はえらで酸素を取り込んでいるというからすごい仕組みです。生活する場所によって体の中の違いを観ることもできました。

 最後に、目と脳を、さらにそれらをつなぐ神経も観察します。人間の頭は、大切な部分ですね。守られるように固いですが、魚の頭の部分も固くできています。ハサミでゴリゴリと刻んで取り出します。何本のも神経で束になってつながっているのが確認できます。脳は4つに分かれていることも見ることができました。

目もハサミで刻んで水晶体(レンズ)があることを確認します。一度に切らすに周りから少しずつ刻んで目のレンズを取り出します。周りにたくさんの神経をまとっているのが分かります。手で触って固いのがレンズだと確認できます。

 ひょうたん沼にもいる日本で一番大きなカエル「ウシガエル」を観てもらう予定でしたが、伊豆沼での捕獲ができずに、資料だけで、フナと見比べます。生活している場所で内臓の様子が違うことに気づきました。

 参加者はみんな、取り出した浮き袋やレンズなどをお土産にして持ち帰りたいと訴えてきました。今日の様子を保護者の皆さんと話しながら振り返っていただければと願います。参加した子供たちの感想です。

 ・魚のかいぼうが楽しかったです

・この学びは生きるのに必要だとわかった

・いろいろな体に必要なの(内臓)が(それぞれに)あって勉強になって楽しかった

・魚の心臓を取り出しても、1時間ぐらい動いていたことが勉強になって楽しかった

・魚の脳は5つあること、それが固い頭で守られていることが分かりました

・楽しかったのは、魚の中身(内臓)を取り出して観たり、さわったりしたことがたのしかった

・魚の目からレンズを取るのがたのしかった

・目のレンズ(水晶体)がぷにょ(う)ぷにょして気持ちよかった

・・・などと頂きました。

 

最初はさわるのも二本指でしか触れなかったのが、解剖してその楽しさにのめりこんでいく様に変わっていました。ほとんどの参加者が、レンズを持って帰って、家族に自慢するとのこと。家庭に戻っても振り返りを通じて学びを深めてもらえたらうれしいです。

ここまでが本文です。

ここからがサイドコンテンツです。

講座情報を探す
関連サイト
  • 仙台市の公式サイトです。
  • 市民センターの施設利用について案内しています。
  • 市民センターなどの市民利用施設について、施設の空き情報の照会や使用の申込ができます。
  • 市民センターの講座・催しなど、仙台市の情報をメール配信するサービスです。
  • YouTube「仙台市市民センターチャンネル」市民センターの事業等に関わる動画を紹介しています。
  • 「仙台・宮城ミュージアムアライアンス」仙台・宮城のミュージアム情報サイトです。
  • 仙台市図書館のサイトです。
  • 「サテライトキャンパス公開講座」在仙の大学が連携して市民向けの講座を開催しています。
  • 協働によるまちづくりのための支援制度・相談窓口や、活動事例を紹介しています。
  • 仙台市博物館のサイトです。
  • 生涯学習情報
  • PHOTOギャラリー
モバイルでのご利用

当ウェブサイトは、スマートフォン・タブレットでもご覧いただけます。

QRコード読み取り対応の機種をお持ちの方は、下記のQRコードをご利用ください。

QRコード:https://www.sendai-shimincenter.jp/

※ QRコードの商標はデンソーウェーブの登録商標です。

お問い合わせ
鶴ケ谷市民センター
〒983-0824
仙台市宮城野区鶴ケ谷2丁目1番7号
TEL: 022-251-1562
FAX: 022-251-1564
お問い合わせフォーム

ここまでがサイドコンテンツです。

Copyright© City of Sendai All Rights Reserved.