鶴ケ谷キッズステーション 第三回 魚のからだとくらし
2020年9月26日
フナを解剖してからだのつくりを学びます
2020年8月26日
いよいよ解剖が始まります。講師から説明を受けた後、それに倣いながら解剖を進めます。最初は2本指3本指でしか、さわれなかった参加生徒たち。周りや、講師の皆さんに促されながら、周りの生徒たちが始めている様子に切り開いていました。胸ひれの下から肛門までのフナのおなかの部分を解剖用ハサミで裂いた後、からだの真ん中にある側線のあたりまで切って四角く内蔵の部分を見えるように切り取ります。慎重にハサミを入れてゆくと、脈打つ心臓をそのまま残して内臓を観ることができます。
目もハサミで刻んで水晶体(レンズ)があることを確認します。一度に切らすに周りから少しずつ刻んで目のレンズを取り出します。周りにたくさんの神経をまとっているのが分かります。手で触って固いのがレンズだと確認できます。
・魚のかいぼうが楽しかったです
・この学びは生きるのに必要だとわかった
・いろいろな体に必要なの(内臓)が(それぞれに)あって勉強になって楽しかった
・魚の心臓を取り出しても、1時間ぐらい動いていたことが勉強になって楽しかった
・魚の脳は5つあること、それが固い頭で守られていることが分かりました
・楽しかったのは、魚の中身(内臓)を取り出して観たり、さわったりしたことがたのしかった
・魚の目からレンズを取るのがたのしかった
・目のレンズ(水晶体)がぷにょ(う)ぷにょして気持ちよかった
・・・などと頂きました。
最初はさわるのも二本指でしか触れなかったのが、解剖してその楽しさにのめりこんでいく様に変わっていました。ほとんどの参加者が、レンズを持って帰って、家族に自慢するとのこと。家庭に戻っても振り返りを通じて学びを深めてもらえたらうれしいです。
ここまでが本文です。