令和2年度 中田の魅力伝えたい養成講座
2021年3月31日

中田市民センター主催事業「中田の魅力伝えたい養成講座」から 地域の偉人「川村幸八翁」を紹介する小冊子が出来ました
2020年10月10日
~みんなの住んでる中田のおはなし~仙台にサツマイモを伝えた人 甘藷翁 川村幸八さんものがたり
中田にある「甘藷翁」の史実をもとに、その価値を地域としてどのように継続させていくかをコンセプトに、江戸時代の中田のお話を子どもたちに理解しやすい形で作成しました。
令和2年新型コロナウィルス感染症拡大によって全世界中の人類がどうしようもない不安に苛(さいな)まれました。子供たちはどうにもならない事態に、ふと見上げると近くにいる大人たちも困惑表情を浮かべています。江戸時代の東北地方には幾度と無く天災で作物がほとんど取れず、食べるものが無くなってしまう饑饉(ききん)が起こっていました。食べ物がなくなり、沢山の人が死んで行くという世界を当時の子供たちは目の当たりにして、それでも必死に生き抜いて来たからこそ、今私たちがここにいます。中田には、その時代に先人の言葉に耳を傾け人々の為に尽くした川村幸八という人物がいました。
どんな世の中になっても人々のことを考え行動し、周囲の人々と共に生きていくことができます。コロナ禍の今だからこそ、今回の冊子から、この史実や人物に共感し、理解を深めていただくことができたら幸いです。
この事業で、中田公民館運営協力委員会と太白区まちづくり推進協議会の助成を受け、小冊子300冊を作成しました。地域学習に役立ていただくために、中田地区町内会連合会を通じ各町内会や仙台市博物館・太白区をはじめとする関係各所、中田地区の小中学校、保育園、児童館、幼稚園などに寄贈しています。
一般の方は、中田市民センター図書室でご覧になれます。
第3回10月10日(土)10:00~12:00参加者:3名
テーマ:具体的なストーリーを考える2
絵本を作成する場合の場面展開やコマ割り、背景など実際に読み聞かせする場合の状態など、参加者からいろいろなご意見が出ました。挿絵についても十分考慮して、地域の方が、いつまでも使っていただけるようなものができることを念頭に作成中です。
第2回 9月12日(土)10:00~ 参加者:1名
テーマ:具体的なストーリーを考える
当日は、あいにくの土砂降りの中で受講生が1人でしたが、 川村幸八伝について、作成物の形状や大きさ、対象年代、イメージなど後々地域でどのように活用していくのか、活用しやすいのかを話し合いました。江戸時代に使われていた「そこ豆の薬(軟膏)について」のエピソードも交え終了時間を忘れるほどの時間となりました。
第1回:7月11日(土)10:00~ 参加者:4名
テーマ:郷土の偉人「川村幸八『甘藷翁』」を伝える
講師に、青空編集局 西大立目祥子氏とアドバイザーに川村幸毅氏を迎え令和2年度の講座が開始しました。昨年から引き続き、今年は地域の伝えるべき内容を具体化できるよう、講師も交えて参加者の意見交換をし、江戸時代の天保に飢饉(仙台藩)、奥州街道、中田宿・当時の旅など時代や地域の背景などから「川村幸八」の人物像を探ってみました。
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