令和2年度 地域で考える中田の防災
2020年9月18日

新しい避難の仕方
2020年8月1日
令和2年度 中田市民センターだより特集
コロナ禍で例年のような地域で参加できる防災訓練の開催が難しくなっています。そこで、新しい生活様式対応の中田地域の災害に対する備えについて、町内会連合会から、中田地域の皆さんに新しい避難の仕方を知っていただくために9月~11月まで特集記事を連載いたします。
シリーズ「コロナと避難所①
中田地区町内会連合会 庶務 小林秀樹
昨年秋、台風19号では中田小学校、中田中学校に多くの方が避難しました。中田地域はハザードマップで浸水想定域にあたり、早目の避難が何度も呼びかけられ、皆さん安全に避難しました。
ところが今年になって新型コロナウイルスが世界に蔓延し、その対策として①マスク②手洗い③うがい、そして三密を避ける新しい生活習慣が提唱されています。大雨時に早めに避難するという点は変わりませんが、避難先が大きく変わりました。三密を避けるために避難所の定員が大幅に減少したためです。新たに、親戚や友人の家、ホテルや旅館、研修所などの他、自家用車内、自宅での垂直避難が加わりました。
自宅での垂直避難では水、食料、トイレなどが問題となってきます。平時の今、もう一度非常時災害避難袋の中を確認しましょう。
シリーズ「コロナと避難所」②
中田地区町内会連合会 庶務 小林秀樹
中田地域では毎年秋に総合防災訓練を実施してきました。
内容は大震災とそれに伴う火事や怪我の対応で、毎年250名程度の参加があり、4年前からは小学校とも連携し、子ども達や保護者の皆さまにも参加、見学をしていただく取り組みとなっていました。しかし、近年地球温暖化が主原因なのでしょうか?線状降水帯などこれまで聞いた事がない豪雨が日本列島を襲い、大きな被害を出しています。さらに今年に入ってからはコロナの猛威が世界を襲い、避難所運営を難しいものにしています。
これらの状況を踏まえ、10月4日(日)中田小学校にて「コロナ禍における避難所運営模擬訓練」を実施することになりました。対象は三密を避けるために各町内会役員としました。色々な問題、反省が出るでしょう。それを実際の運営時に生かしていきたいと思っています。
ここまでが本文です。