令和2年度 生出学 歴史講座
2021年3月10日
生出学 歴史講座 講座レポート
2021年3月11日
第1回「生出地区の歴史Ⅰ~原始から古代まで~」
新型コロナウイルスの影響により、開催が延期となっていた「生出学 歴史講座」は10月11日に第1回目を開催しました。
当日は新型コロナウイルス感染防止対策を徹底して行いました。
講師には東北文化学園大学 総合政策学部 准教授の渡邊 洋一先生をお招きしました。渡邊先生には今年度の全3回の講座で講師を務めていただきました。
第1回目は生出地域の原始、古代についてです。生出地域には縄文早期~晩期までの遺跡が発見されており、少なくともこの時代には人々が住んでいたことが分かっています。また、生出が交通の要衝となった理由や当時の山岳信仰についてもお話いただきました。
参加者からは「講師の先生のお話も面白かった。次回も楽しみにしています。」「歴史が好きで生出の歴史も調べているが、新たな知識を得ることができた。などの声がありました。
第2回「生出地区の歴史Ⅱ~茂庭氏と藩政時代の生出~」
第2回目は12月11日に開催しました。
2回目は「茂庭氏と藩政時代の生出」です。生出地区にとっては馴染みのある茂庭氏のお話、藩政時代には茂庭邑と坪沼邑2邑により生出地区が形成されていたことなどのお話がありました。
生出地区には武家が在住していることで一般庶民への教育への関与も多く、識字率の向上にも繋がったそうです。
参加者からは「先生の講座にはいつも豊富な資料と分かりやすい説明で大変楽しく勉強になります。」「これまでに聞いたことが無い詳しい話を聞けた。」などの声がありました。
第3回「生出地区の歴史Ⅲ~長尾村長と生出村是~」
第3回は2月28日に開催しました。
今年度最後の生出学 歴史講座。3回目は生出地区では馴染みの深い生出村 初代村長 長尾四郎右衛門のお話です。
生出村村長として生出地区のインフラ整備や財政基盤の整備として養蚕業を奨励したりと尽力されました。その功績が認められて生出村は「日本三大模範村」の1つとして全国に紹介されました。
また、生出村では子どもたちだけでなく、成人の村民を対象に夜学校を開校し講義を行うなど生涯学習の先駆けとなる人づくりも行っていました。
参加者からは「今までの知識や聞いた話を今回の講座により、奥深く知ることが出来ました。」「生出地区の歴史が分かりやすく、地元への関心が出てきました。といった声がありました。
ここまでが本文です。