令和2年度 若林老壮大学
2021年3月11日
令和2年度 若林老壮大学 講座レポートです
2021年3月11日
第1回 開講式 9月11日
若林市民センター大規模改修工事が終わり、本来は6月に開講する予定だった若林老壮大学。新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、開講時期が延期となっていましたが、ようやく開講式を迎えることができました。
今回の開講式は2部制にし、若林老壮大学の歌「歓喜の日々」の斉唱を省略するなど、新型コロナウイルス対策を取る流れとなりました。そして入学式の後は若林老壮大学総会が行われ、70名が元気に入学しました。
10月から講話等が始まります。この講座が老壮大学生の皆さんにとって楽しい学びの場所になることを願っています!
第2回 大相撲を10倍楽しむ方法 10月2日
東北放送アナウンサーの守屋周さんに大相撲について話していただきました。即興で野球の実況中継をしていただき、その光景にドキドキしながら講座がスタートしました。相撲の歴史を振り返り、歴代の横綱のお話へ。横綱の人となりがわかるエピソードをたくさん話していただき、まるで過去の力士を直接見てきたかのような臨場感と相撲への愛にあふれた1時間30分を過ごすことができました。
第3回 高齢者の肺炎について 11月6日
高齢者の死因第3位の肺炎について、仙台オープン病院の副院長で呼吸器内科主任部長である飯島秀弥先生にお話していただきました。
高齢者の肺炎は薬で治せても再発を繰り返しやすいので、普段の生活でどんなことをすれば肺炎をはじめとする感染症予防になるのかを学びました。
また肺炎球菌ワクチン接種の重要性についてお話しいただきましたが、仙台市では65歳以上を対象に定期接種を行っているので、是非接種して、肺炎に負けない体づくりをしていきましょう。
第4回 我ら笑楽生 花の十代 12月4日
今回は、老壮大学生であり、健康・生きがいづくりアドバイザーでもある児玉悟さんを講師に、クイズや体操で頭も体も柔らかくなる講座をしていただきました。
桃太郎の曲に合わせて自分のお腹のお肉を持ち上げたり、刀を振り回す動作をしたりする桃太郎体操では、思わず受講生の皆さんからも笑みがこぼれました。また、クイズもすぐに答えは出てこなくても、正解を教えてもらうことで脳の活性化につながりました。
コロナ禍により、年末も家にいる時間が長いと思いますが、今日の講座を思い出して頭を働かせ、体も動かしていきましょう。
第5回 特殊詐欺被害防止について・交通安全教室 1月8日
新年最初の老壮大学は豪華2本立て!
始めに、仙台市防犯協会連合会の本田さんより、特殊詐欺被害防止についてお話いただきました。もし、子どもなどからお金が急に必要になったと電話があったとしても、一旦受話器を置き深呼吸してから、家族や警察署に確認や相談する事が被害にあわないポイントだそうです。
続いて、仙台ひと・まち交流財団交通安全指導課の千葉繁さんより、交通安全のお話を聞きました。若林区では自転車事故や高齢ドライバーによる事故が多いのが特徴だそうです。安全な道路の渡り方と、暗くなったら反射材がついているものを身に着け、自分の存在を周囲に知らせることを教えていただきました。
ふたつの重要なお話が聞けて、とても為になった講義となりました。
第6回 仙台伝統野菜ってなに? 2月5日
お鍋の美味しい季節です。今回は仙台朝市にある今庄青果の庄子泰浩さんに仙台伝統野菜についてのお話をしていただきました。
まずは、仙台朝市の懐かしい写真からスタート!そして昔の人参やキュウリが今のものと味が違うという話に受講生も子どもの頃の味を思い出しながら、聞いていました。
そして、仙台伝統野菜の話へ。仙台白菜や、東京の三河島菜と同じ野菜と判明した仙台芭蕉菜のおはなしなど盛りだくさんの内容でした。
この講座が終わった後、早速雪菜を八百屋で購入して、夕食はお鍋だった受講生もいたそうです。
第7回 シュタイヤー式ハーモニカコンサート・閉講式 3月5日
最終回は、シュタイヤー式ハーモニカのコンサートを行いました。出演された林一章さんはオーストリアに行った際に、シュタイヤー式ハーモニカと出会い、10年以上独学で腕を磨いてこられました。オーストリアのビアホールで流れているような陽気な音楽の演奏と、シュタイヤー式ハーモニカについて説明していただきました。アコーディオンに見た目は似ていますが、蛇腹の部分を押す時と引く時で音が異なるそうで、そこが私たちが知っているハーモニカに似ていると感じました。
コンサート終了後、令和2年度若林老壮大学閉講式を執り行いました。修了証授与対象者は受講生70名中42名です。各班の班長が代表して、市民センター館長より修了証を受け取りました。
令和2年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、開講時期・回数などの変更がありましたが、受講生の皆さんが健康で安心して老壮大学を受講できたことを嬉しく思います。
ここまでが本文です。