令和2年度 市民企画講座「かむりの里いきいきプロジェクト」
2021年2月16日
かむりの里いきいきプロジェクト②「かむりの里の音楽会~根白石村民歌を歌いつなぐ~」が終了しました。
2021年2月16日
今年度のいきいきプロジェクト2回目の企画として、 昭和23年に作成され、地域の中で眠っていた「根白石村民歌」を復活させ、若い人へ歌いつないでいくための事業が立ち上がりました。
地域の老人会では自然と口ずさめる方も多い反面、歌を知らない世代が圧倒的に多いことから、まずは根白石村民歌の存在を知ってもらうための取り組みとして、復活「根白石村民歌」動画作成を目指し、新しい伴奏譜の作成、伴奏演奏、模範歌唱、動画の編集など、地域内のたくさんの方にご協力頂きながら準備を進め、完成までたどり着くことができました。
また、若い人に興味を持ってもらうことができるように、オリジナルの村民歌を少しおしゃれに編曲してみては?というアイデアから、地元出身で現在関東の音楽大学に通う方に依頼し、ジャズラテン風のとても素敵な新しい根白石村民歌ができあがりました。
音楽会では完成した動画と演奏や合唱の事前録画視聴、ピアノでの生伴奏が披露され、多くの方に村民歌の存在を改めて知って頂くことができました。
ジャズラテン風根白石村民歌の生演奏は、コロナウイルス感染拡大により残念ながら中止となってしまいましたが、当日はzoomを使用して会場とつなぎ、事前に演奏して頂いた動画を見ながら、編曲の苦労や、故郷への思いなどを伺い、参加者との交流をはかりました。
音楽会後には、若い世代の企画員さんと、参加された地元の方々との交流会を行い、今後の地域について意見を交わしました。
地域を盛り上げていきたいという若い世代の思いに対し、活躍を楽しみにしている、地域でバックアップしていくなど若い世代を応援する声や、今回の音楽会で感じた郷土愛を後へ続く若い人たちへつないでいきたい等、様々な思いを語り合う場となりました。
次年度も若い世代の企画員さんと共に、育まれてきた地域の優しさや人の温かさを共有し、さらに未来に生かしていけるような地域作りを目指し、様々な事業にチャレンジしていきたいと思います。
今年で9回目となる「凧揚げフェスタ」ですが、今年はコロナの関係で規模を縮小し、「凧揚げ会」として行いました。
凧コンテストやおふるまいは中止となりましたが、凧ボランティアさん、仙台凧の会の皆さんに凧の修繕や揚げ方の指導をしてもらいながら、子どもたちが思い思いに凧揚げを楽しむことができました。
町内会で作成した大凧や仙台凧の会さんの様々な変わり凧も高く揚がり、風の状況に左右されることなく高く揚げる技術に感嘆の声があがりました。
子どもたちの凧揚げを見守りながら、地域の方々の様々な交流も生まれ、たくさんの笑顔が見られたひとときでした。
早朝からの準備・運営に携わって頂きました実行委員の皆様、ありがとうございました。
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