令和2年度 三本松老壮大学
2021年3月10日
令和2年度 三本松老壮大学 講座レポート
2021年3月10日
令和3年3月10日(水)10:00~11:00
令和2年度三本松老壮大学の最後を飾るのは宮城県地名研究会会長の太宰幸子先生です。テーマは「ふるさとの地名いろいろ~地名から見る堤町周辺」です。
昔からある地名にはそれぞれ意味があり、簡単に名称変更するのはもったいないことだと先生は言います。
また、大切なのは「音(おん)」で、文字は後世についたものなので、漢字の意味に惑わされることも多いそうです。
宮城県の地名の特徴や、「仙台」の地名の由来など、時々受講生の皆さんに鋭い質問を投げかけながら熱心にご講話いただきました。
受講生の方からは、「地名の興味深い話をもっと聞きたい」「とてもよかった。続きをおねがいします」などの感想が寄せられました。
令和3年2月10日(水)10:00~11:00
今回は、東北文化学園大学 総合政策学部 准教授 渡邊洋一先生を講師にお迎えし、「時代劇の見方~江戸の文学との関係について~」のお話を伺いました。
時代劇の定義や起源から始まって、題材の説明や、当時の政治的背景などによりどのように史実が物語に替わっていったのかなどを解説していただきました。
後半は三本松老壮大学生の皆さんには懐かしい、往年のスターの写真を見ながら過去の時代劇の紹介もありました。
渡邊先生は、大河ドラマなどの時代劇は史実とは全く違うものなので私は見ません、とおっしゃっていましたが、物語と理解したうえで皆さんは楽しんで見てくださいとのことでした。
令和3年1月13日(水)10:00~11:00
去年まで老壮大学運営委員会が主催開催していた「新春の集い」ですが、新型コロナウイルスのために行うことができません。
そのため、少しでも楽しんでもらおうとデイサービスや町内会主催イベントなどで大活躍されている「五木ぴろし」さんをお招きしました。
五木ひろしさんのものまねがとてもお上手なのですが、他にも小林旭や島倉千代子など、懐かしい昭和歌謡を歌っていただきました。
途中クイズコーナーやみんなで歌う昭和メドレーを入れたり、クールファイブ役を決めて途中にコーラスをしてもらったり、笑いの絶えないあっという間の1時間でした。アンコールが終わってからのアンコールにも応えていただきました。
いつもと違う老壮大学ですが、皆さん大いに楽しんでいただけたようです。
令和2年12月9日(水)10:00~11:00
第4回目の老壮大学は広い体育館を有効に使った講座で、「コロナに負けない!運動習慣を身につけよう」です。
健康運動指導士の早坂聡子先生にご指導いただきました。
新型コロナウイルスの影響で、ますます家に引きこもりがちな生活になっていますが、自宅で椅子に座りながらでもできる運動を中心に教えていただきました。
時々、両手や両足を使った頭の体操などを取り入れるのですが、自分の体なのになかなかうまくいきません。
でも、その時に脳が活性化されているとのことでしたから、皆さん笑いながらも懸命に取り組んでいました。
後半は有酸素運動と、筋弛緩法を教えていただき、参加者からは「体がすっきりしました」「良い運動になりました」等の感想をいただきました。
令和2年11月11日(水)10:00~11:00
第3回目は仙台市介護予防月間ということで、宮城県栄養士会から管理栄養士の千石祐子先生にお越しいただき、お話を伺いました。
テーマは「おいしく食べていつまでも元気に」です。
一回の食事でどのくらいご飯を食べたらよいのかとか、なかなか取れない野菜の取り方の工夫とか、塩分摂取量の基準が下がっていることで塩分を抑えるためにできる事などをわかりやすく解説していただきました。
受講者からは「バランスの取れた食生活をしたいと思う」「カルシウムの取り方がわかりやすかった」「一日の水分量を試してみたいと思いました」などの感想が寄せられました。
令和2年10月14日(水)10:00~11:00
第2回目は(株)明治さんの食育講座から「食べる事!人生100年時代を生きる」を開催しました。
今回からソーシャルディスタンスを保つため会場を体育館へ変更して、時間も1時間に短縮しています。皆さんマスク着用、手指消毒、体温チェックにご協力いただき、ありがとうございます。
今回は健康寿命を延ばすために大切な「食べる事」についてお話をしていただきました。食事(栄養を取ること)だけではなく口腔ケアと運動も大切です。それぞれの項目について説明を受けながら、途中、体操で体を動かしてリフレッシュ!まとめは、プラス笑顔とコミュニケーションということで、皆さん楽しんで参加していただけたようです。
令和2年9月9日(水)①9:30~10:30 ②11:00~12:00
新型コロナウイルス対応のため開講が遅れていましたが、いよいよ9月からスタートすることになりました。
今回は密を防ぐため2回に分けて行いました。館長挨拶の後、担当職員から今後の老壮大学の会場や進め方、皆さんに協力していただきたいことなどを説明しました。10月からは会場を体育館に移して行います。
さて、講座は、ざつがくがくしゅう倶楽部の菊池満先生が「仙台ものしり検定に挑戦」というタイトルで開催し、皆さんに全30問の雑学テストをやっていただきました。
歴史や人物、地理・グルメ、地元学まで幅広いジャンルから出題され、難しい~と言いながら頭を悩ませながら挑戦しました。
テスト終了後は先生の答え解説。答えが出るたびに「あ~」とか「へ~」と感嘆の声が・・・
長年仙台に住んでいますが、まだまだ知らないことが多いですね、などの感想が寄せられました。
ここまでが本文です。