災害にそなえよう!その時どうする?
2021年10月16日
災害にそなえよう!その時
2021年10月16日
第1回「あの日荒浜小学校で起きたこと」
未曾有の大災害「東日本大震災」から10年が経過し、残念ながら私たちの記憶も薄れつつあります。が、この体験は決して忘れてはならないこと、後世に伝えていかなくてはいけないことです。そこで、当時仙台市立荒浜小学校で教頭だった布施勝久氏より、あの日起きたことをお聞きしました。人々の避難の様子、目前に迫る黒い津波、屋上に上がり寒さに震えながら救助を待っていたこと…そのお話の全てに胸が締め付けられる思いでした。今後も前触れのない災害に対する備えと防災、減災に努めることを改めて感じました。
第2回 「荒浜小震災遺構見学」
前回の布施勝久氏のお話を聞き、実際荒浜小震災遺構の見学に行きました。ガイドのお話を聞きながら被災した校舎の中を歩いたり、映像を見せていただいたりしました。被災したままの姿で残り、松林が広がっていた沿岸には何も残っていません。黒い海が家を飲み込んでゆくのを学校から見ていた当時の人々の心の痛みに思いを馳せました。
第3回「救命救急講座」
12月3日は青葉消防署の吉田氏より救命救急及びAEDの使い方をご指導いただきました。身近な家族やご友人に万が一なことがあった場合すぐに実践できるよう参加者のみなさんは本番さながらに取り組んでいました。
第4回「未曽有の大災害!その時どうする?~福住町の闘い~」
2月19日 福住町在住で仙台市地域防災リーダー(SBL)として活躍されている大内幸子氏より東日本大震災当時の避難所の様子やその後の福住町の防災訓練や地域コミュニティー形成のための実例などをお話しいただきました。講話後も参加者からの質問が絶えず、地域防災への関心の高さが伺えます。
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