令和5年度 元気アップ学び舎 講座レポート
2024年2月28日
「元気アップ学び舎」の講座レポートを掲載しました!!
2024年2月21日
<①②陶芸にチャレンジ>
上谷刈地域にある「堤焼 乾馬窯」の工房で、2回にわたって陶芸体験をしました。現在の当主である五代目乾馬氏より堤焼の歴史やこの地域に移り住んできた経緯、展示室の歴代作品などの説明を受けた後、それぞれ実際に皿や湯呑などの作品を作りました。
後日、海鼠釉という堤焼独特の釉薬などをかけてもらい、作品の焼き上がりを待つばかりとなりました。
<③地域の食文化再発見~みやぎのお豆でみそづくり>
朴沢学園法人事務局の月本麻美子氏にお越しいただき、明成高校食文化創志科の活動の様子や宮城の食文化のお話を伺いました。その後、県内産の大豆を使って実際に味噌仕込みを体験しました。
職場体験中の加茂中生徒も一緒に大豆をつぶしたり、麹と塩を混ぜる体験をしました。味噌は約半年熟成させた後、受講生にお渡しする予定です。
<④自分を癒そう~音と香りでリフレッシュ>
ヨガインストラクターの三浦伸子先生から、その場でできるストレッチや呼吸法、簡単セルフマッサージなど自分の心と体がリラックスする方法を学びました。また、アロマの香りがほのかに漂っている中で、先生が漆を塗った珍しい楽器「シンギング・リン」の演奏を披露してくださいました。
終了後、受講生からは、「音と香りがリフレッシュに関係があることがわかりました」「とてもリラックスでき、楽しい時間でした」などの感想が寄せられました。
<⑤食品サンプルづくりを楽しもう>
仙台では珍しい食品サンプル作りの指導者、関根理恵先生をお招きして、「ミニちらし寿司のマグネット」を作りました。
始めに食品サンプルの成り立ちのお話を伺いながら先生の様々な作品を見せていただきました。
先生のお話の中で、食品サンプルはかつてはロウを使っていましたが、熱に弱く、現在は様々な化学素材や薬品を使ったものであることを知りました。そして実際に食パンサンプルの作り方を実演していただきました。後半は実際にマグロやノリなどのパーツをつけて、思い思いのちらし寿司のマグネットを制作することができました。
<⑥土人形の絵付け体験>
仙台市博物館の出前講座「土人形の絵付け体験」を開催しました。
始めに仙台の伝統工芸、堤焼についての歴史や堤人形について、博物館指導主事の相原裕起子先生からお話いただきました。
そしておまちかねの土人形の絵付け体験が始まりました。
今回は2体の絵付けにチャレンジする人も多く、博物館からお持ちいただいた見本と見比べながら、一生懸命筆を動かす皆さんの姿がとても印象的でした。時間ギリギリまで粘って全員が作品を仕上げることができました。
ここまでが本文です。