防災は当たり前!その時どうする?
2020年3月28日

「防災は当たり前!その時どうする?」
2020年3月27日
【未就園児親子・地域住民:ママのための防災のアイディア】
1月8日(水)北六番丁コミュニティ児童館と共催で、防災士でもありイラストレーターとして活躍中のアベナオミ氏から「ママのための防災のアイディア」についてお話していただきました。まだ小さいわが子と一緒に自宅避難を決めた講師の体験談を聞き、家族を守るためのオーダーメイドの防災について創造力を持ってできることから備えることの大切さを学びました。
地域の方も参加し、和やかな雰囲気で子守もしてくださいました。
【中学生・地域住民:五城中学校出前講座】
11月19日(金)五城中学校へ防災出前講座を実施しました。八木山防災連絡会のメンバーであり、東北大学大学院准教授の谷口和也氏を講師に迎えて、「防災の常識をうたがってみよう」と題して講演いただきました。「持ち出し袋に必要なものは?」「避難所は本当に『避難先』なのか?」「中学生は援助の受容者か」という投げかけに、楽しいアクティビティを通して考え、学ぶ機会となりました。この地域での防災の盲点を知った上で、中学生自身が自分たちに何ができるかを考えるのと同時に地域の方々も中学生へのコミュニケーションと役割自覚を促すことが大切だと教えていただきました。
1月24日には、同じく谷口先生の他2名の講師より、1年生を対象に「水を使わない非常用トイレの作成」のワークショップを行いました。事前に地域の方にも体験していただき、講師アシスタントとして中学生との交流も図りました。高齢化が進む地域においては水を使わない携帯トイレの有用性について知り、作成したトイレは中学校の災害用備蓄品として置いていただくことになりました。
【小学生親子:災害にそなえよう!】
8月3日(土)に小学生親子対象の防災講座を行いました。
もしも停電で真っ暗になったら…。防災教育の市民団体ゆりあげかもめの佐竹悦子氏他講師の皆様にご指導をいただき、空き瓶、ティッシュペーパー、アルミホイル、サラダ油を使って、「ほのぼのあかり」(ランプ)を作りました。サラダ油は少量の油で長持ちする点、コップが倒れても油に火がつくことがないという点が魅力だと思いました。目からうろこ!ろうそくより安全に扱えるものでした。
また、鍋に沸かしたお湯でパッククッキングをしました。メニューは焼きそばとごはん。包丁がなくても、道具が少なくても工夫をすればおいしく温かいものが食べられます。一番の人気はスナック菓子からお湯を注いで作ったポテトサラダ。知識では知っていても、実際に自分でやってみることがとでも大事だと分かりました。
最後は災害時、「何を持って避難しますか?」の話し合い。「自分の大切なおもちゃやゲーム、絵本は自分で備えておくと良いよ」とのアドバイスも心に留めながら、避難の際に役立てて欲しいと思います。
災害時、何を持ちだしたら良いか悩んでいる時間が命取りになる!日頃の“そなえ”が大切だと改めて感じました。
ここまでが本文です。