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更新日:2025年3月25日

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青葉区中央市民センター

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電話番号: 022-223-2516 
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令和5年度市民企画実施講座 まち歩き「杜の都仙台を知ろう!」

市民企画実施講座 まち歩き「杜の都仙台」を知ろう!

2023年11月16日

第3回目【まち歩き②/講話「みやぎ地形紀行」/交流会 開催日:11月16日(木曜日)】

*三瀧山不動院→街中の四ツ谷用水跡→街中の空襲(爆心地)跡→市民センター

今回は「酉(とり)」歳生まれの守り本尊を巡るまち歩きをしました。

  • 三瀧山不動院は「不動明王」を祭る真言宗の祈とう寺。正面には山門。「不動さま」と記された提灯がさがり,しめ縄が架け渡され10mほど続く仲店の奥に本堂があり,商店街で異彩を放つ存在である。2階にはすべての干支の守り本尊が安置されており,ふらっと立ち寄れお参りできる”お不動さま”でした。
  • クリススロード商店街と名掛丁商店街の分岐点にある「四ツ谷用水跡」。仙台空襲の際の「爆心地跡のプレート」など,いつも歩いたりしている場所なのに知らなかったことが知れて嬉しかったとの声がありました。
  • 講師の横山 寛氏を囲んでの交流会では初めに「みやぎ地形紀行」の記事を素に新しい視点での「まち歩き」を提案していただきました。平野や丘陵,河岸段丘,活断層の動きで形成された坂など,私たちの周りにはさまざまな地形があり,宮城県内の地形を糸口に地域の暮らしや歴史を訪ねるなどのまち歩きも楽しいことを教えていただきました。

*視点を多様化して歩く楽しさを知ることができました。長く仙台に住んでいますが,まだまだ知らないことが多いと感じました。との感想をいただくなど,大変好評な企画講座でした。

第2回目【まち歩き① 開催日:11月9日(木曜日)】

*柳町大日堂→二十三夜堂(跡地)→文殊院田町大日堂

今回は「未(ひつじ)・申(さる)・午(うま)」歳生まれの守り本尊を巡るまち歩きをしました。

  • 柳町大日堂(大日如来)の境内に設置されている「未・申」のブロンズ像があり、参拝客が撫でるため頭の部分がピカピカに光っておりました。
    また,子どもの健康を祈願したり,未歳生まれの人の参拝が盛んであるそうです。
  • 二十三夜堂は現在,モダンな「室内納骨堂」が建立されており,昔の風情はなくなりましたが敷地内に一部残っている狛犬を見学しました。ニッコリ笑っている狛犬は珍しいとのこともあり,参加された方々は愛おしそうに見ておりました。
  • 文珠院田町大日堂は空襲で全焼し,2008年に地元の寄付を募り再興したお堂です。空襲で市街地のほとんどが焦土と化したのに,田町は文珠院が全焼しただけで家々は無事だったこともあり「町の鎮守で未・申歳生まれの大日堂をきちんと建て直すことが町内会の願い」だったそうです。

*ゆっくり見て回っても1時間弱のまち歩きでしたが,興味ある内容で,歩きやすく,手軽でとても楽しかったとの感想もありました。

第1回目:10月26日(金曜日)

講話:「卦体神(けたいかみ)について~仙台の守り本尊信仰」

河北新報社営業部メディア編集部 副部長 横山 寛氏を講師に迎え「卦体神について」お話していただきました。

【卦体神(けたいかみ)】とは,えとによる守り本尊のことで仙台独自の呼び名。卦体(けたい)は縁起の意味。方位や運勢の思想が混入して名づけられたとみられるそうです。講師の横山氏は2012年6月25日から2012年12月10日まで,河北新報夕刊に「卦体神様 宿る街」として記事を連載されました。えとで決まっている守り本尊(卦体神)を正月などにお参りする風習があり,藩制時代に浸透したとみられる信仰を,時代が変わった今も人々の暮らしに根付いていることがきっかけで記事を書き,訪ねて歩いたそうです。参加された受講生からも「今回,卦体神についての資料をいただき,まち歩きが楽しみになりました」といったお声がでるなど,次回のまち歩きが待ち遠くなりました。

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