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更新日:2025年9月6日
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私の町
北山市民センターの地域紹介
北山市民センターがあるところ
北山市民センターは、JR仙山線北山駅から南へ徒歩10分ほどの新坂町にあり、仙台市営バス利用の場合はバス停「北山三丁目」か「三条町」で下車して5分ほどで到着します。センター周辺は、閑静な住宅街が広がる一方、北山五山をはじめ多くの神社仏閣が立ち並び、東北福祉大学、東北大学国際交流会館、三条中学校といった教育施設もあって、歴史と文化が薫る町となっています。
永昌寺・充国寺・昌繁寺
輪王寺の西側を参道とほぼ平行に走る車道を荒巻側から南に下ってくると、信号機のある交差点に築150年という趣のある商家風の建物が見えます。そこが絵本と木のおもちゃ「横田や」さんです。その横をまっすぐ南に延びるのが新坂通で、ここには北から順に永昌寺、充国寺、昌繁寺と古いお寺が3つ並んでいます。それぞれ順に仙台三十三観音の第4番、第2番、第5番札所です。写真は充国寺の山門と本堂で、山門脇のクロマツは樹齢400年以上とされています(令和7年9月2日撮影)。
輪王寺
北山五山の一番西側、北山トンネルのちょうど真上に位置するのが輪王寺です。池泉回遊式の庭園が美しいことでも有名です。仙台市営バスの「輪王寺前」バス停で下車すると、すぐそこに立派な山門が見えます。1691年に4代藩主伊達綱村公が造営し、明治9年の大火を耐え抜いた境内唯一の歴史的遺構の仁王門です。ここをくぐり、深い緑に囲まれた長い参道を十三仏に参りながら本堂まで歩きます。写真は仙台七夕花火祭が開催される8月5日(火曜日)の朝に撮影しました。
覚範寺
北山五山の中央に位置するのが覚範寺です。通町公園前から西へ延びる北山町通を右に曲がり、長い参道を上ると、立派な仁王像が立つ山門が見えてきます。東側の東昌寺から青葉神社裏の杉林を通って来るのも気持ちがいいです。ここには伊達政宗公の生母保春院のお墓もあります。写真を撮った7月16日は本堂前にヤマユリがきれいに咲いていました。
資福寺
北山五山のうち東側から4番目、西側から2番目にある資福寺は、「あじさい寺」や「花寺」とも呼ばれるとおり、毎年6月から7月にかけて、1000株を超えるといわれる紫陽花が訪れる人々の目を楽しませています。今年も色とりどりの紫陽花が花開き、たくさんの人がカメラやスマホを片手に境内を散策していました。上の写真は梅雨時の6月28日に撮影しました。
北山羽黒神社
北山にある羽黒神社は、875年に慈覚大師が福島の信夫山に開山した「羽黒堂」と別当寺「寂光寺」に起源をもち、1602年の仙台城築造に伴い現在の場所に移されました。境内には、本殿東側に愛宕神社と竹駒神社が、西側に月山神社湯殿山神社が併祀されています。写真は2025年羽黒神社例大祭の直前、6月5日に撮影しました。参道上のひときわ目を引く木はアカマツで、仙台市保存樹木です。
子平町の藤
仙台藩伊達政宗公に縁のある千田邸の「子平町の藤」です。1593年に政宗公が朝鮮出兵の際に持ち帰った藤を千田家が受け継いだと伝えられています。樹齢400年を越える古木で、2011年に仙台市から天然記念物の指定を受けました。毎年開花に合わせて一般公開され、多くの人が公開日を楽しみにしています。上の写真は2025年の公開期間中、5月8日に撮影したものです。
東昌寺
「北山五山」の東から2番目、光明寺の隣に東昌寺があります。樹齢500年、国の天然記念物でもある「マルミガヤ」が有名ですが、本堂前にある樹齢350年のアカマツや、境内に散在する桜の大木も見事です。写真の桜は4月11日(金曜日)に撮影しました。東昌寺の宝物庫「慧日堂」には、伊達政宗公の座像や書状、政宗公の孫にあたる伊達虎千代丸像など貴重な品々が大切に保管されています。
光明寺
北山界隈には寺社がたくさんあることで有名ですが、「北山五山」と呼ばれる5つのお寺の一番東側に位置するのが光明寺です。JR仙山線北仙台駅を出て北山市民センターの方角へ500メートルほど歩くと、右側に苔むした長い石段が現れます。そこを上ると光明寺の本堂が見えてきます。写真は本堂前の枝垂桜が満開の4月9日(水曜日)に撮影しました。本堂の中には「慶長遣欧使節・ローマ法王謁見図」が、本堂裏手には支倉常長の墓碑があります。
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