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更新日:2026年4月15日

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令和8年度 北山さんぽみち⁻過去から未来へ
桜と軽便コと四ツ谷用水
4月9日(木曜日)10時00分~12時00分
あたたかな春の日差しの中、令和8年度最初の「さんぽみち」がはじまりました。まずは昨年12月の解散地点である杉戸橋に向かいます。水跡と道路と仙台鉄道跡が交差するのをあらためて確認し、鉄道跡を巡りはじめました。線路や標識が残っているわけではありませんが、鉄道跡ならではの道の曲がり方が往時の様子を想像させてくれます。「たしかに線路っぽい!」「看板とかがあったらもっといいのにね」などと言葉を交わしつつ少し行っては振り返り、何度も道の様子を確認しながら、「軽便コ」が走ったのと同じようにトコトコと東に歩いて進んでいきました。もちろん道行く先々で咲いている桜を楽しみながら、四ツ谷用水との位置関係を地図で確認することも忘れずに歩みを進めます。

途中の清浄光院では住職である四竃氏からまちと深く関わりのあるその歴史についてお話を聞かせていただきました。鉄道跡へ戻ると、鉄道が通っていた証である、東照宮駅の高架橋下にある表示板を見つけることができました。さらに先へ進みたくなる気持ちをぐっと抑えて、鉄道跡を辿るさんぽはここでひと段落です。川べりを進んでかつての四ツ谷用水本流と梅田川の合流地点である宝蔵院橋を渡り、福沢神社へ向かいます。福沢神社では咲きほこる桜に目を奪われつつも、小萩観音について事前学習した内容を振り返りました。

少し引き返して、明るい春の景色を楽しみながら小道や川べりを歩き、たどり着いた延壽院でも見事な桜が待っていました。疣神尊や延命地蔵堂などに各々がお参りをし、その成り立ちを学びました。とくに淨圓堂は足の病などを治す霊験があるということで、これからもたくさんさんぽができますようにと皆でしっかりとお参りしました。かつて使われていた河川設備を眺めながらさらに川べりを進み、仙山線の踏切を渡って仙台三十三観音第十一番札所である仙岳院に到着です。お堂の中の小萩観音とようやく対面し、瑠璃殿では馬頭観音をはじめたくさんの貴重な宝物を見せていただきました。何から見ればいいのかわからなくなるほど奥深い宝物の数々で、お互いに「こちらにあの像があるよ」などと教えあっていました。ふたたび住職の四竃氏にお会いすることができ、仙岳院の歴史や、まちの変化によって山門を移動したことなどをお聞きしました。今日皆で見たまちの姿も変わっていくのでしょう。少し坂をのぼって向かった東照宮では石段の上からその景色をしっかりと目に焼き付けました。いつもより長めの道のりを歩いたお互いをねぎらって、桜の下で解散しました。
