トップページ > 市民センターを探す > 北山市民センター > 講座レポート > 令和8年度 > 令和8年度 北山さんぽみち⁻過去から未来へ

ページID:13799

更新日:2026年6月6日

青葉区 センタートップ

北山市民センター

〒981-0934 仙台市青葉区新坂町8-4
電話番号: 022-272-1020 
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始

ここから本文です。

令和8年度 北山さんぽみち⁻過去から未来へ

さんぽみちサムネイル

八幡~三居沢散策

6月4日(木曜日)1000分~12時00分 企画員9

前日までの悪天候で開催が危ぶまれましたが、涼しい風が吹く曇り空の下でさんぽみちを実施することができました。今回は企画員の一部がガイドをつとめ、大崎八幡宮前を出発地点として、三居沢交通公園をめざして歩きます。仙台市電の終点の場所を推測しながらまずは鶏橋に向かい、その名の由来や橋の下の不動明王像についてガイド担当の企画員から説明を受けました。橋に施されている鶏のレリーフも精巧で、見どころ満載の場所ですが、前に通ったときは気付かなかったという企画員の声が聞こえてきました。説明を聞きながら歩くと色々と気づくことができておもしろいね、などと会話も盛り上がります。滝前丁通を南に下っていき、次に向かうは来迎寺です。モクリコクリの碑についてそれぞれ調べてきたことを披露し、実際のようすを確認しました。すぐ近くにある延命地蔵尊にも足を運び、判然としなかったその成り立ちについても企画員が調べてきたことを皆に教えてくれました。さらに南に下って、岸には緑生い茂る広瀬川の様子を見ながら牛越橋を進んでいきます。三居澤大聖不動尊に到着すると、たくさんの石碑と不動明王像、そして高さ約14メートルの滝が待っていました。前日の雨の影響があって勢いを増した大迫力の滝のようすに皆息をのんでいました。開堂日ではないため本堂の中は見られませんでしたが、他の季節にもまた来てみようという話をしました。

大聖不動滝

次に向かった三居沢電気百年館では、職員の方が電気の歴史や三居沢水力発電所などについて分かりやすく説明をしてくださいました。2階のバルコニーにも案内していただき、水力発電発祥の地の力強い現在の姿をすぐ近くで見ることができました。建物の外もじっくりと拝見して、最後の目的地である三居沢交通公園へ向かいます。交通公園では、散策しながら動物公園だったころの痕跡を皆で探したり、仙台市電の線路が施設の一部に使われているという情報を確かめることができました。ガイド担当の企画員は、いつも以上の下調べや資料の用意など、驚くほど綿密な準備をしてきてくれました。当日は楽しいガイドで、他の企画員もあれこれと質問を投げかけるなどして、とても盛り上がっていました。暑い夏は外歩きはお休みし、7月と8月は秋以降の予定について話し合いをします。いつもより歩く距離は短いながらも、小休止の前にふさわしい充実したさんぽみちとなりました。

北山を流れた「南の小川跡」上流編

514日(木曜日)1000分~1130分 企画員9

5月らしからぬ薄曇りの空の下、令和8年度三回目のさんぽみちがスタートしました。今回は令和7年度の3月に歩いた「南の小川跡 下流編」に続く、「南の小川跡 上流編」です。JR東北福祉大学駅の南東あたりの坂道を下って、かつて沼地があり、南の小川の水源とも言われていた場所を目指します。水の流れの気配を確認しながら急な坂道を下っていくと、水がたくさんあったであろう湿地のようなところを見つけました。ただ歩いていたら見過ごしてしまいそうな場所が、小川の跡ということで途端に魅力を放つから楽しいものです。ここで少し西にそれて荒巻村山屋敷部落共同墓地に足を向け、令和7年度までの「さんぽみち」で行った場所との繋がりを確認することができました。

05141

再び小川の跡へ向かい、坂を下ります。坂の様子から急な流れであっただろうことを話すなどして、かつての川の流れを想像しながら東へ進んで行きました。地図をみると、歩いた場所と川跡が重なり合っていることがよく分かり、「過去と交錯するような不思議な感覚がある」という感想を聞くことができました。さんぽ仲間とも言える、通りがかりの保育園児の皆さんとあいさつを交わしたら、目的地の一つである子平堂に到着です。奥様が出迎えてくださり、お店に飾ってある貴重な資料の数々について説明していただきました。資料の一部は天井裏から見つかったものをきれいにしていただいた、というエピソードがあるそうです。企画員が昔の様子を尋ねると、店の脇を小川が流れていたということや、かつてはお店から北山市民センターのあたりが見えたというお話などを聞くことができました。名物である子平まんじゅうを購入させていただき、その名の由来となった林子平がねむる龍雲院へ向かいます。そして道中、3月に歩いた「南の小川 下流編」につながる地点を確認し、南の小川を上流、下流ともに歩ききることができました。龍雲院ではめったに見ることのできない林子平の彩色木像や本堂の中も見学させていただき、皆じっくりと見入っていました。次回の6月は企画員のガイドでさんぽをする予定で、それを楽しみに帰路につきました。

市民企画会議

4月23日(木曜日)10時00分~12時00分 企画員7人

2週間ぶりに集まり、まずは「桜と軽便コと四谷用水」の振り返りをしました。写真を見ながら楽しかった時間を思い起こします。

「延壽院に履物がおさめられていることなど色々勉強してから見るとずっと楽しく感じる、家族とも行って案内してきた。」「線路跡を歩いていて不思議な気持ちだった、時の流れを感じられてよかった。」「東照宮の階段の上からみた桜が美しかった、来年もまた見たい。」「東照宮の桜がとても立派で、歴史を感じられた。桜ひとつでいろいろな見方がある。」

お互いの感想を聞いて、共感して頷きあったり、はたまた気づかなかった視点にハッとしたりしました。5月の「南の小川上流編」、6月の「八幡神社〜三居沢」、10月の「北山交流まつり」についてもしっかり確認して、令和8年度の「さんぽみち」の準備を進めます。まだ決まっていない10月と11月のさんぽについての話し合いでは、仙台駄菓子が気になる、近くに神社もあったね!と意見が出て、道筋が見えてきました。また企画員からは、行き先の候補として気になっているところがあったけれど無くなって新しい建物ができているという話もあり、まちがどんどん変わっていっていることを実感しました。

 桜 

話し合いのあとにはミニさんぽとして昌繁寺さんの桜をみに出かけました。つくしやタンポポを愛でながら、見慣れない植物があると皆で調べたりして春の小道を進んで行きます。幾度も通った道ですが、季節ごとに違う趣があります。そうして見えてきたのは、かわいらしい八重桜でした。「形がかわいい!」「桜餅みたいだね」など、美しさを語り合ったり、植物に詳しい企画員から品種を教えてもらったりして、話が弾みます。桜が満開に咲きほこるなか、今後のさんぽみちの予定についてもさらに話し合いました。もともとは御嶽三吉神社下の保管壕だった場所に行く予定を急遽変更してのお花見でしたが、この季節だけの特別なさんぽをすることができました。

桜と軽便コと四ツ谷用水

4月9日(木曜日)10時00分~12時00分 企画員8人

あたたかな春の日差しの中、令和8年度最初の「さんぽみち」がはじまりました。まずは昨年12月の解散地点である杉戸橋に向かいます。水跡と道路と仙台鉄道跡が交差するのをあらためて確認し、鉄道跡を巡りはじめました。線路や標識が残っているわけではありませんが、鉄道跡ならではの道の曲がり方が往時の様子を想像させてくれます。「たしかに線路っぽい!」「看板とかがあったらもっといいのにね」などと言葉を交わしつつ少し行っては振り返り、何度も道の様子を確認しながら、「軽便コ」が走ったのと同じようにトコトコと東に歩いて進んでいきました。もちろん道行く先々で咲いている桜を楽しみながら、四ツ谷用水との位置関係を地図で確認することも忘れずに歩みを進めます。

さんぽ1

途中の清浄光院では住職である四竃氏からまちと深く関わりのあるその歴史についてお話を聞かせていただきました。鉄道跡へ戻ると、鉄道が通っていた証である、東照宮駅の高架橋下にある表示板を見つけることができました。さらに先へ進みたくなる気持ちをぐっと抑えて、鉄道跡を辿るさんぽはここでひと段落です。川べりを進んでかつての四ツ谷用水本流と梅田川の合流地点である宝蔵院橋を渡り、福沢神社へ向かいます。福沢神社では咲きほこる桜に目を奪われつつも、小萩観音について事前学習した内容を振り返りました。

さんぽ2

少し引き返して、明るい春の景色を楽しみながら小道や川べりを歩き、たどり着いた延壽院でも見事な桜が待っていました。疣神尊や延命地蔵堂などに各々がお参りをし、その成り立ちを学びました。とくに淨圓堂は足の病などを治す霊験があるということで、これからもたくさんさんぽができますようにと皆でしっかりとお参りしました。かつて使われていた河川設備を眺めながらさらに川べりを進み、仙山線の踏切を渡って仙台三十三観音第十一番札所である仙岳院に到着です。お堂の中の小萩観音とようやく対面し、瑠璃殿では馬頭観音をはじめたくさんの貴重な宝物を見せていただきました。何から見ればいいのかわからなくなるほど奥深い宝物の数々で、お互いに「こちらにあの像があるよ」などと教えあっていました。ふたたび住職の四竃氏にお会いすることができ、仙岳院の歴史や、まちの変化によって山門を移動したことなどをお聞きしました。今日皆で見たまちの姿も変わっていくのでしょう。少し坂をのぼって向かった東照宮では石段の上からその景色をしっかりと目に焼き付けました。いつもより長めの道のりを歩いたお互いをねぎらって、桜の下で解散しました。

令和7年度の「きたやまさんぽみちー過去から未来へ」の講座レポートはこちら