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更新日:2025年9月4日

泉区 センタートップ

黒松市民センター

〒981-8006 仙台市泉区黒松1-33-40
電話番号: 022-234-5346 
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始

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令和7年度 黒松まなび塾

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第1回 5月22日(木曜日)
ガイドボランティアと歩く「陸奥国分寺薬師堂」

黒松市民センターは大規模修繕工事のため、黒松寿大学もお休みしています。その期間は65歳以上の方を対象に、館外学習を開催します。おおむね地下鉄沿線での開催を予定しています。初回は仙台市地下鉄東西線「薬師堂駅」最寄りの「陸奥国分寺薬師堂」です。
この日はあいにくの小雨でしたが、陸奥国分寺薬師堂界隈を歩いて、古くから信仰されてきた寺社仏閣や石碑などを見て回りました。

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なかなか出かける機会がなくなったという参加者の中には、お話しを伺ったことで、次は毎月8日に開催される「手作り市」に来たいと、外歩きに楽しみを見出された方もいらっしゃるようです。

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また、史跡陸奥国分寺・尼寺跡ガイダンス施設には学習室もあり、これまで掘り出されてきた瓦なども展示しています。丁寧な解説を伺い、さまざまな知識を得ることができました。ガイドボランティアの方のおだやかな口調に、楽しく充実した学習ができたと、参加者の皆さんが満足されていたようです。

なお、現地でのガイドをご希望の方は、仙台市文化財課へお問合せください。

 

第2回 7月3日(木曜日)
太田館長とめぐる「島川美術館」企画展

2回目は仙台市地下鉄南北線「広瀬通駅」最寄りの「島川美術館」です。
かつて蔵王にありましたが、縁があって仙台市内に移転されたそうです。仙台ではまだ知らない方も多いようですが、もう一度あの素晴らしい作品を見たい、作品解説を聞きたいと参加した受講生もいらっしゃいました。

 森本草介作品1   森本草介作品2
企画展「森本草介没後10年 親子三代展」は作品数も多く、見ごたえがありました。案内してくださった島川美術館太田館長には、親子三代の関係性やモデル選び、鑑賞のポイントなど、丁寧に教えていただきました。館長の熱のこもったお話しに、受講生は感心したり、感動したりしていました。まさに眼福のひとときです。
所蔵展示室には絵画だけでなく、陶芸品や工芸品など著名な芸術家の作品が多数展示されていました。ガレなどのガラス製品、代々の樂茶碗、それぞれに逸話がありますが、時間が限られます。横山大観、東山魁夷らの、貴重な作品が多く、平山郁夫作品は貸し出し中とのこと。もう一度来なければ、と言いながら、受講生の皆さんは講座終了後に展示室へ戻り、気に入った作品をゆっくり見なおしていました。心も知識も充実した講座になったようです。

 

第3回 9月4日(木曜日)
新「HOKUSHU仙台市科学館」見学

3回目は、今年リニューアルした科学館を見学しました。旭ケ丘駅から徒歩5~7分程度の、黒松地域にもっとも近い仙台市の施設です。

  50年前からある記念スタンプ機   恐竜やスケルトン昇降機   体験コーナー

50年前からある記念スタンプ機、恐竜やスケルトン昇降機器など、館内に入っただけで楽しそうです。

科学館は子どもたちの学習の場のように思われがちですが、運転技術の再確認や、地下鉄車輛運転の疑似体験など大人も楽しく学べます。現在の天候を現した気象画面や台風実験なども観察でき、皆さんから感動の声が聞こえました。ボランティアの方々による工作コーナーではみんなで楽しく「浮沈子」を作りました。こんな施設で学んだら、科学がもっと好きになれそうですね。

 

講座情報

内容 65歳以上を対象にした館外学習(3回)
現地集合しやすい、地下鉄沿線で開催
対象 シニア