令和5年度 つなげよう つつじのめぐみ ~Harvest Park Project~
2024年3月24日
令和5年度 「つなげよう つつじのめぐみ ~Harvest Park Project~」 講座レポート
2023年4月15日
春は、さくら。 「榴岡公園の桜ガイドと桜の塩漬けづくり」
2023.4.15 10:00〜12:00
晴天のもと、講師に日本花の会高階道子先生をお迎えし、園内の桜についてガイドを行っていただきました。
仙台藩四代藩主綱村が京都から取り寄せたシダレザクラや、共催している榴岡明寿会が林造園と共に長年植樹をしてきた「ヤエベニシダレ(エンドウザクラ)」など、様々な種類の桜について知ることが出来ました。
また、園内には桜の塩漬けに使用される品種が植えられていることから、その桜の蕾を一部摘蕾し、塩漬けづくりを行いました。
当日は榴岡小学校の児童も数名参加し、親子で初めての経験を楽しんでいるようでした。
春は、さくら。 「桜の塩漬けの陰干し」
2023.5.9 10:00〜12:00
前回塩と酢で漬けた桜の陰干しを行いました。
花蕾を丁寧に傷まないよう気を付けて干しました。
春は、さくら。 「桜の塩漬けのパッキング」
2023.5.13 10:00〜12:00
陰干しした桜に塩をまぶしながら、保存容器に詰め、塩漬けを完成させました。
その後、高階先生が巡られた全国各地の桜についてご紹介をいただきました。
春は、さくら。 桜の塩漬けの活用について
今年度作成した桜の塩漬けは、地域社協のお茶っこサロンで桜湯としてふるまわれたほか、社会学級の開講式の桜湯、栄養講座でもおこわの材料として利用されました。
また、榴岡小学校の開校記念給食「つつじおこわ」の材料として榴岡公園で採取した桜の塩漬けが使用され、小学校の児童にも榴岡公園のめぐみを届けることが出来ました。
開校記念給食は、仙台市の給食フェアの給食にも採用・振舞われ、地域住民以外の市民へ向けても榴岡公園の魅力を発信することができました。
夏は、ユーカリ。 「榴岡公園のユーカリの歴史とユーカリのハーバルウォーターづくり」
2023.7.6 10:00〜12:00
アロマオイルとしての利用価値の高いユーカリ。
榴岡公園には樹高20ⅿのユーカリが一本植えられており、その剪定枝を利用し、ハーバルウォーターづくりを行いました。
市内の蒸留スペシャリスト榊原美由紀先生を講師に迎え、ユーカリ以外のアロマについてもじっくりお話をお伺いしました。
また、なぜ榴岡公園にユーカリが植樹されたのか、その歴史と由来について知る人が少なくなってきた今、再度学びなおすとともに、ユーカリがつなぐ平和のバトンを地域住民の方に託しました。
(榴岡小学校社会学級との共催事業として開催しました)
秋は、つばき。 「榴岡公園の椿の実を拾おう」
2023.10.29 10:00〜11:30
公園内に落ちている椿の実を採集しました。
園内には実を付けない椿、実をつける椿、様々な品種の椿があり、参加された子どもたち、地域住民の皆さんは、「こんなに椿の種類があったなんて知らなかった」と口々に驚いていました。
拾った実は洗浄し、天日干しにしました。
秋は、つばき。 「椿油の作り方と油の瓶詰」
2023.11.19 10:00〜12:00
講師に三ツ橋搾油所の斎藤誠先生を招き、今でも継続して搾油を行っている理由や、搾油の方法についてご講義いただきました。
三ツ橋搾油所で時間をかけて絞られた、自分たちの手で拾った椿の実。
参加者は、その後約2週間かけてゆっくり圧搾、濾過され綺麗な油になったことに感動をしていたようでした。
自宅で搾油の実験をしてきた児童もおり、公園のめぐみが自主的な学びにつながったことに講師も感銘を受けていました。
冬は、きのみ。 「榴岡公園の木の実で干支のオブジェづくり」
2023.12.23 10:00〜12:00
公園内に落ちているどんぐりの帽子や、実、草を利用し、来年の干支「辰」のオブジェづくりをしました。
講師は、植物クラフト界の重鎮 目黒眞佐子先生。
誰も想像をしていなかった方法で「タツノオトシゴ」を製作した。「希望」や「成功」のシンボルとして知られるどんぐりの帽子をたくさんつなげて、縁起の良いタツノオトシゴを作り、翌年が良い年になるよう思いを馳せました。
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