ページID:12324
更新日:2025年8月26日
ここから本文です。
宮城県準絶滅危惧種 ミズアオイ生息地田子プロジェクト(後半)
8月22日(土曜日)田子小学校PTA共催「ミズアオイ観察会」
講師:奥州仙台おもてなし集団伊達武将隊 松尾芭蕉氏
猛暑が予想されたので講座の開始時間を1時間早め9時から開始しました。当日は12名の児童とその保護者が参加されました。
田子小学校PTA会長の村松氏からのあいさつの後、講師から「ミズアオイってどんな花?田子地域に残る準絶滅危惧植物」の講話を聴きました。参加した児童の皆さんも講師からの質問に積極的に答えていました。
田子小学校の陽だまりの池での「ミズアオイの花の観察会」
ミズアオイやトチカガミなど自然環境の中では中々見ることのできない植物に直接に触れてみました。このような池の維持をされている田子小学校PTAの方々に感謝です。ミズアオイも沢山咲いていました。まだまだ咲くそうで、夏休み明けにはたくさんの花が見られるようです。
ミズアオイ(準絶滅危惧種)ガガブタ(絶滅危惧種) トチカガミ(絶滅危惧種)スイレン(園芸種)
8月20日(水曜日)蒲生バイオマス発電所のビオトープへミズアオイの苗を差し上げました。
仙台港ができる前、蒲生村は田んぼでした。そのころの種からの子孫苗かもしれません。バイオマス発
電所にあるビオトープの良き所に芭蕉さんが苗を移植してくだいました。所長さんは、「根付くとよい
ですね。」といわれ、職員の方たちも芭蕉さんから育成管理の仕方を教わっていました。同敷地内にあ
る「蒲生なかの郷愁館」の玄関前にもバケツですが苗を置かせていただきました。
8月15日(金曜日)梅田川ミズアオイ自生地の様子
梅田川の自生地の様子、たくさんの株が茂っています。
ミズアオイの青い花が満開です。
福住町・仙石のミズアオイの自生地は、東日本大震災で津波が遡上した記録がある場所で、震災から15年目の令和7年の今ここに咲いている意味を考えてしまします。この地にずっと咲いていたのに気付かなかったのか。ミズアオイの事業に関わらなければわからないことでした。この事実も含め地域の方に知っていただきたいと思います。
8月10日(日曜日)ミズアオイの花が咲き始めました。先は始めの花の色は薄紫にも見えます。
9月の中旬まで咲くようです。