ページID:11615
更新日:2025年9月6日
ここから本文です。
地域連携 「宮城県準絶滅危惧種 ミズアオイ生息地田子プロジェクト1」
8月22日(土曜日)田子小学校PTA共催「ミズアオイ観察会」
講師:奥州仙台おもてなし集団伊達武将隊 松尾芭蕉氏
猛暑が予想されたので講座の開始時間を1時間早め9時からの開始で行いました。田子小学校PTA会長の村松氏からのあいさつの後、講師から「ミズアオイってどんな花?田子地域に残る準絶滅危惧植物」の講話を聴きました。参加した児童の皆さんも講師からの質問に積極的に答えていました。
田子小学校の陽だまりの池での「ミズアオイの花の観察会」では、ミズアオイやトチカガミなど自然環境の中では中々見ることのできない植物に直接に触れてみました。このような池の維持をされている田子小学校PTAの方々に感謝です。ミズアオイも沢山咲いていました。まだまだ咲くそうで、夏休み明けにはたくさんの花が見られるようです。
8月20日(水曜日)蒲生バイオマス発電所のビオトープへミズアオイの苗を差し上げました。
仙台港ができる前、蒲生村は田んぼでした。そのころの種からの子孫苗かもしれません。バイオマス発電所にあるビオトープの良き所に芭蕉さんが苗を移植してくださいました。所長さんは、「根付くとよいですね。」といわれ、職員の方たちも芭蕉さんから育成管理の仕方を教わっていました。同敷地内にある「蒲生なかの郷愁館」の玄関前にもバケツですが苗を置かせていただきました。
8月15日(金曜日)梅田川ミズアオイ自生地の様子
この場所は、仙石コミュニティー広場の近くにある、かつて仮設住宅が建っていた所の近くです。当時の町内会の方々が、被災者の方の癒しになればと仙石町内会の梅田川緑地の階段付近に花壇を作ったそうです。階段の途中にお花が植えてありました。その階段の先の梅田川両岸にミズアオイの自生地があります。ミズアオイも町内会の方々の優しい思いに寄り添うようにたくさん花を咲かせていました。
20011年3月11日、東日本大 震災で東北各地の沿岸に大きな被害を与えました。その後、津波被害を受けた沿岸部では、それまで姿が見られなかった場所から突如出現した美しい青い花の群落が現れました。それが準絶滅危惧植物のミズアオイでした。福住町・仙石のミズアオイの自生地は、東日本大震災で津波が遡上した記録がある場所です。震災から15年目の令和7年の今、ミズアオイがこの地に自生し咲いている意味を考えています。この地にずっと咲いていたのに気付かなかったのか。ミズアオイの事業に関わらなければわからないことでした。
8月10日(金曜日)ミズアオイの花が咲き始めました。
水色、薄紫、咲き始めは薄絹のような花びらです。
8月6日(水曜日)児童クラブの折り紙女子と・・
児童館の折り紙女子の皆さんに手伝ってもらい、ミズアオイを題材に作品作りを行いました。
作品は市民活動室の前に飾っています。
8月5日(火曜日)田子小学校陽だまりの池
8月初旬の陽だまりの池の水アオイは順調に成長していました。また、一緒に入れたガガブタの可愛い花が沢山咲いていました。この間からアオイミズアオイの花が出てくるのが楽しみです。
伊達武将隊の芭蕉さんからも花を咲かせるにあたり、たくさんの肥料を上げてくださいとのアドバイスをいただきました。
令和7年夏 梅田川のミズアオイ自生地の様子 仙石付近/福田町付近
福住町・仙石付近の梅田川にはミズアオイの自生場所あり、今年はたくさんの大きな株が育っていました。8月から9月にかけて、たくさんの花が咲くでしょう。もう一部咲いているところもあります。鑑賞される方は、近隣のお住宅にご迷惑が掛からないよう、不法に採取するなどなさらないようにしてください。
7月24日(木曜日)田子市民センター玄関前のミズアオイの様子です。
7月12日に玄関前に設置したミズアオイはしっかり葉が立ち上がり、いきいきと葉を広げています。一緒に入れたトチカガミも増えています。
PTAの方から分けていただいた、メダカも元気に泳いでいます。ミズアオイの根はメダカの産卵に適していて、トチカガミの葉は鳥からの目隠しになるとのこと、相性が良い関係だそうです。
7月12日(土曜日)田子小学校内陽だまりの池でミズアオイの株分け作業2
前回、小さかった苗の成長を待って、株分けを行いました、この段階から沢山の肥料を与えるそうです。芭蕉さんが一本ずつ水中で分けてくださり、それを田んぼの土を入れた新しい鉢の中に差して池に入れていきました。
また、田子市民センターの玄関前にも、堤焼のツボにミズアオイとトチカガミを入れ来館者に見ていただけるようにしました。
7月3日(木曜日)センターのミズアオイの生育場所を引っ越しました。
市民センターの2階から、1階の日当たりの良い土の上に移動しました。
コンクリートの上では、晴れの日の日中の水温が40度近くになり、苗が弱って成長が
進まなくなっていました。昨年は、早いものですと心葉(ハート形)が出ていました。
今年はまだ針葉がほとんどの状態で、次の笹葉になっているのは一部です。この後、心
葉が茂るように、これからでも見守っていきます。
実は・・・・・猛暑の中悲劇が起きていました。
あんなに密集していたミズアオイの新芽が・・・・・
次々と消えてしまい(溶けてしまった)芭蕉さんに苗を新たに頂いたのですが、悲しいほど育ちませんでした。6月の猛暑のせいばかりではないと、芭蕉さんからアドバイスをいただいたのに残念でなりません。
6月21日(土曜日)田子小学校内陽だまりの池でミズアオイの株分け作業1
最初に講師の伊達武将隊松尾芭蕉さんから「田子のミズアオイについて」お話を伺いました。
田子小学校PTAの皆さんが陽だまりの池で作業の準備をしてくださり、昨年咲いてそのまま池で冬越しをした株からたくさんの新芽出ており、それを一つずつに株分けをしていきました。芭蕉さんが一本ずつ水中で分けてくださり、それを田んぼの土を入れた新しい鉢の中に差して池に入れていきました。
株分けできる状態ではない鉢もあり、成長に合わせ何回か株分け作業が行われる予定です。市民センターで募集したミスアオイボランティアの方も4人参加され、作業を行いました。それぞれ自宅でも栽培していただき、地域で花を咲かせていきます。
4月26日(土曜日)田子小学校陽だまりの池 池さらい(準備作業)を行いました。
田子の地域に自生していた準絶滅危惧種である植物(ミズアオイ)の自然環境を学ぶために、ミズアオイを育てていた田子小学校の校庭にある陽だまりの池をPTA有志の方々が池を掃除しました。
田子市民センターと宮城野区中央市民センター職員も少しだけお手伝いをしながら、令和7年度のミズアオイプロジェクトについて打合せをしました。当日は、昨年に引き続き、奥州仙台おもてなし集団伊達武将隊の松尾芭蕉氏も来てくださり、古い苗を移動し、本年度の準備作業を行いました。
講座情報
内容 | 東日本大震災の津波によって被害を受けた沿岸域の周辺地域では、生育環境が悪化して姿を消していた国の準絶滅危惧種であるミズアオイが復活した場所が報告されています。田子地域内でも、令和5年度田子の魅力発信広報部の企画講座の下見の際に田子地域を流れる七北田川沿岸にミズアオイの生息場所を発見しました。しかし、それらも大雨や災害などにより生育環境がなくなってしまう状況にあります。地域にある田子小学校、田子小学校PTA、田子小おやじの会と協力をし、地域住民と共にミズアオイを育てる学習を通して、地域の環境保全を考えるきっかけとします。 |
---|---|
開催日 | 6月21日土曜日8月22日金曜日ほか |
時間 | 午前10時~12時(回によって変更があります) |
対象 | どなたでも |
定員 | 10人 |
費用 | 無料 |
主催者からのお知らせ | 講座内容によって都度募集いたします。 |