令和3年度 生出朗壮大学
2022年2月1日

講座レポート
2022年2月1日
第7回1月21日(金)新年交歓会
新年初回の朗壮大学です。
今回は「笑門来福!」と題して、広瀬川倶楽部・笑楽隊さんをゲストにお迎えしました。
代表の坂上さんにお話を伺ったところ、笑楽隊さんは、東日本大震災を契機に”笑いと元気”を届ける活動を開始し、志を同じくしたメンバーと一緒に、これまでに各地で400回以上の公演を行ってきたとのこと。
歌あり、踊りあり、落語ありと、大変芸達者なメンバーさんの多彩な出し物に会場が湧きました。
そのなかでも、粋な股旅舞踊や全国大会優勝という実績もあるスコップ三味線を披露してくれた女性陣には、会場から大きな拍手が送られていました。
長引くコロナ禍が収束し、たくさんの笑顔と福が訪れることを皆が思い幕引きとなりました。
《受講後のアンケートより》
毎日コロナのニュースばかりで気分が晴れない日々ですが、今日は楽しく過ごせました。
第6回12月17日(金)「陶芸体験」
鑑賞会や講義形式の講座が多い朗壮大学ですが、今月は陶芸の実習講座です。
昨年に引き続き、柴田郡村田町に窯を構えて創作活動をしている古山少吉郎先生にご指導いただきました。
最初に、先生がお手本を見せてくださるのですが、くるくる廻るろくろに置いた粘土の塊が、あっという間にお皿になり、小鉢になり、花瓶になり、そして徳利へと形を変えていきます。
「おっ~!」「ほっ~!」と感嘆の声が!!
ひととおりのレクチャーの後は、各自の創作タイムです。
先生に教えていただきながら、お皿、茶碗、湯飲み、カップなど、それぞれに個性的な作品が仕上がりました。1か月後の焼き上がりが楽しみです。
【受講者の感想より】
・初体験でしたが、楽しくできました。
・焼きあがったら毎日使おうと思います。
・次は何を作ろうか楽しみになりました。
第5回 11月19日(金)
介護月間イベント「いつまでも美味しく食べて健康に」口腔機能低下を予防しよう(共催:仙台市健康福祉局)
仙台市は11月を「介護予防月間」として高齢者向けに健康づくりのイベントを市内各地で開催しています。
生出朗壮大学でも、元気なうちから介護予防を‼ということで、今回の学習は口腔ケアについて学ぶことになりました。
講師は仙台歯科医師会よりお招きした小牧健一朗先生です。
小牧先生より、歯は「食べる」機能だけではなく「話す」機能や顔の表情にも関わり、口の衰えが栄養不良や社会との交流を妨げる要因となってしまう、というお話があり、口腔ケアの大切さを実感する受講者のみなさん…
パタカ体操という下口唇運動や口の中のお手入れ法も教えていただき、「さっそく実践します!」という声も多くの方から聞かれました。
第4回 10月15日(金)
はじめに先生より、シニア世代の学びは、好奇心を武器に学習を楽しむことができる時期であること、そして学びをとおして仲間づくりもできる収穫期世代(ハーベスト)ですよ、というお話がありました。
次に「何を学ぶのか?」についてですが、例として挙げれば、生出地域は生涯学習にふさわしいフィールドワークの場であるとのこと…生出は旧石器時代から現代までの歴史がそろっている珍しい地域で、太白山や赤石地区はいまだ解明されていない謎の多い地域だと言われているそうです。
先生のお話を聞いた受講者の皆さんは、身近なところに学びの要素がふんだんにあることに気づき、地域の歴史や文化にますます関心が高まった方が多かったのではないでしょうか?
第3回 9月17日(金)
新型コロナウイルスの緊急事態宣言が解除され、2か月ぶりの朗壮大学です。
久しぶりの再会に「変わりなかった?」など、あちらこちらで楽し気な会話が聞こえてきます。
さて今回は、バイオリンの長谷川康さん、オーボエの木立至さん、ピアノの東歩美さんをお迎えして「ふれあいコンサート」を開催しました。
外出もままならなかったコロナ禍で、生演奏を間近で聴くことができるとあって、皆さんがとても楽しみに待っていてくださった講座です。
マルチェロのオーボエ協奏曲に始まり、バッハのオーボエとバイオリンのための協奏曲(全楽章)まで、三人の演奏家が奏でる美しい音色に会場が惹きこまれていきました。
楽曲や、楽器の歴史やしくみも分かりやすく教えていただき、朗壮大生だけの贅沢で素晴らしい演奏会となりました。
【受講者からのアンケートより】
・久しぶりの生演奏にかんげき!!もう少しコロナの中、頑張れそうです。
・こんなに近くで生の演奏を聴くことがないので、とても良かったです。ソロの演奏も良かったけれど、協奏曲のハーモニーが素敵でした。
第2回 7月18日(金)
家庭から排出されるごみが増えていると言われています。今回は家庭ごみのうち3割を占めるという生ごみを資源として活かし、堆肥化する方法について学びました。
講師としてお招きしたのは、生ごみ減量とリサイクルの研究に取り組み、二十年以上に亘り普及活動をしている市民活動団体・仙台生ごみリサイクルネットワークさんです。
教えていただいたのは、水気を切った生ごみをコンポスターという容器に土と一緒に入れ、微生物の働きで熟成させる方法です。これによって生ごみがサラサラで栄養たっぷりの堆肥に変わるそうです。それを家庭菜園やガーデニングで土に戻してあげることで、地球環境にやさしい循環が生まれるとのこと。
「行動しないと変わらない。ひとりひとり、できることからやっていきましょう。」と、講師の徳田さんがおっしゃっるように、まずは、資源となるごみを分別すること、食品ロスを減らすこと、そしてコンポスターで堆肥化と、各家庭に合った方法でそれぞれ取り入れたら良いことを学ぶことができました。
《受講者から寄せられたアンケートより》
◇講師の先生の、ごみ減量と環境保全に対する熱意に共感しました。
◇さっそくごみの減量に挑戦したいです。
6月18日(金)開講式
令和3年度 生出朗壮大学が開講しました
コロナウイルスの影響で1か月遅れとなりましたが、本年度の生出朗壮大学が6月18日に無事開講式を迎えました。
「お久しぶり!」
「元気だった?」
会場に明るい声が響きます。60歳代から91歳まで34名でのスタートです。
開講式記念講座
開講式に続いて行った記念講座には仙台オープン病院の土屋院長先生をお招きして「食べて元気!ー医食同源 食べることは生きる基本ー」と題してお話しいただきました。
先生のお話によると、体の組織は常に作り替えられているので必要な栄養をしっかり摂ることが大切で、適度な運動や講座に参加するなどの社会参加も、健康寿命を延ばす秘訣とのこと。朗壮大学に参加している皆さんはまさに実践中の方が多いように感じられます。講座後のアンケートには「どんな栄養が必要なのかよくわかりました」「さっそく食事を見直します」などの声が聞かれました。
ここまでが本文です。