５月１９日（水）令和３年度「あらまち町民大學シルバーセミナー」開講式記念講話・開講式を開催しました。講話では「手紙で見る伊達政宗の素顔」を佐藤憲一氏にお話しいただきました。受講生からは「今まで想像していた人物像と違っていて、もっと知りたくなった」など手紙から読み解く伊達政宗の意外な素顔に驚きの声を多数いただきました。講話後、開講式・オリエンテーションが行われました。昨年度は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、開講式が遅れるなど心配事の多い一年でしたが、今年度は無事予定通りに開講できました。３月の閉講式まで、色々なジャンルの学習をします。

　7月21日（水）「あらまち町民大學シルバーセミナー」第3回を開催しました。前回と同様「仙台ゆかりの作家と作品」を仙台文学館、学芸員の本多真紀氏にお話しいただきました。今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止対策として６月はAグループ、７月はBグループと２グループに分けて初の開催でした。Bグループの受講生からも講師の穏やかな話し方と説明が分かりやすく、もう一度作品を読んでみたいと好評でした。荒町市民センター１階の図書コーナー「仙台ゆかりの作家達」も人気コーナーとなっておりますので、ぜひご利用ください。

 11月17日（水）「あらまち町民大學シルバーセミナー」第5回、Web会議システムZoomによるオンライン講義「金融犯罪の手口と対策」を全国銀行協会パブリック・リレーション部金融リテラシー推進室、コンプライアンス部長・阿部耕一氏にお話しいただきました。あらまち町民大學シルバーセミナーでは東京と仙台をZoomでつなぐ初めての試みでした。動画や実例がとても分かりやすく年々増える様々な詐欺に被害にあわないためにはどうしたらよいか、「自分は大丈夫」と思っているのになぜ騙されてしまうのか、もし被害にあってしまったらどうすればよいのかなど詳しいお話しに、受講生からは「年末に向けて気を付けていかないと・・・」「うまい話には絶対に乗らないようにしたい」と感想がありました。１０代の若者が犯罪に加担していたショッキングな事例があったり、高齢者だけではなく、どの年齢層も気をつけていかなければならない！と強く感じた内容でした。

 1月19日（水）「あらまち町民大學シルバーセミナー」第7回、宮城教育大学准教授　棟方有宗氏に「サケ・マスの謎と魅力」をお話しいただきました。サケは好きで海に行くのか！？本当は嫌々なのか！？、サケとマスの何が違うのか、など身近なお魚「サケ・マス」が実はまだまだ謎が多く、研究が続いていてとても魅力のあることがわかりました。大の釣り好きから研究者になった棟方氏のお話は「わかりやすい」「もっと聞きたかった」と受講生から好評でした。

 3月2日（水）「あらまち町民大學シルバーセミナー」第9回、閉講式記念コンサート・閉講式を開催しました。久しぶりの生演奏では、マリンバ奏者の鶴岡たみ子氏に懐かしい曲やクラッシックを楽しいトークと共に演奏していただきました。今年度最後の受講生のアンケートには「コロナや世の中の暗いニュースばかりだけど、エネルギッシュな演奏で元気が出ました！」という感想が多数ありました。コンサートに引き続き、閉講式を行い運営委員長様ご挨拶では「コロナ過で思い通りに活動できない中、様々な講座内容が楽しくて良かった、感染対策をしっかりして毎回安心して受講できました。」と一年を振り返ってくださいました。どうぞ次年度もお楽しみに！