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更新日:2025年10月10日
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令和7年度 南小泉老壮大学
「南小泉老壮大学」講座レポート
2025年10月8日
第3回「大雨災害に備える~ハザードマップとマイタイムライン」
10月8日(水曜日)、南小泉老壮大学の第3回目が開催されました。
講師に、仙台市危機管理局防災・減災部減災推進課より仙台市防災・減災アドバイザーの早坂政人 氏をお招きし、【大雨災害に備える】をテーマにお話をうかがいました。
大雨による水害(洪水や内水氾濫等)、土砂災害や避難について詳しく学ぶことができました。大雨・台風災害は地震等とは違い、予め情報を得られることから避難計画を立てやすい側面があります。今回は、実際にハザードマップを見ながらマイ・タイムラインを作成しました。いざというときに慌てずに、命を守る適切な判断や迅速な行動につながり、逃げ遅れを防ぐことができます。雨の降り方、家族構成などにあわせた避難行動を具体的に考える機会となりました。最後に、「これくらいなら大丈夫」といった正常性バイアスと、「みんなと一緒だから大丈夫」という同調性バイアスについての動画を見ました。二つの心理が働き、危機を認識できていないかもしれない、避難が遅れているのかもしれないという意識を持つことが大切であるとわかりました。命を守るため防災を自分事として考え、意識するきっかけとなりました。
受講生からは、「洪水はどこに起きてもおかしくない時代になっています。今日の講座は大変勉強になりました。命を守るためにも色々工夫しなければならないと思いました。」「すぐに役立つ知識を頂けました。災害を本気で考えてみたいと思いました。」「マイ・タイムラインを活用していこうと思います。」などの感想が寄せられました。
2025年9月10日
第2回「現代から昭和を振り返る」
9月10日(水曜日)、南小泉老壮大学の第2回目が開催されました。
講師に、仙台白百合女子大学 教授 大久保 剛 氏をお招きし、【現代から昭和を振り返る】をテーマにお話をうかがいました。
昭和の大スター・植木等の芸能活動やヒット曲を振り返り、昭和という時代をどのように象徴していたか、現代の価値観との差異を掘り下げてお話いただきました。彼の明るく軽妙な世界観は、高度経済成長期の楽観主義や自由な空気を映し出しており、現代の価値観や社会状況とのギャップが明確であることがわかりました。昭和の時代とは違い、現代は人生のマニュアルが日本社会から喪失されてしまった事で、自分のマニュアルは自分でつくらなければならないというお話が印象的でした。
受講生からは、「時代の変遷に伴い、価値観や生き方の変化が面白く話を聞きました」「懐かしく思える反面、厳しい時代になって来たことを感じました」「現代の人生についても勉強になりました」などの感想が寄せられました。
2025年7月10日
第1回「法領塚古墳とその集落」
7月10日(水曜日)、南小泉老壮大学が開講しました。
7月に改修工事を終え、2年ぶりに本館での開講です。
1回目の講師は、仙台市教育委員会 文化財課より、長島栄一氏をお招きし、
【法領塚古墳とその集落】をテーマにお話をうかがいました。
法領塚古墳は今年の2月に仙台市指定文化財に指定されています。法領塚古墳とその周辺の古墳、
集落についてや、「法領塚古墳」という名前が伝えるもの、また 時代背景についても学びました。
受講生の皆さんからは「身近にある古墳に深い意味があったことに驚いた。」
「興味深い内容だった。実際に古墳を見てみたい。」「地元を知るという事でとても良い機会でした。」
などの感想が寄せられました。
歴史を考察し、今やこれからについても考察できる貴重な宝が身近にあることがわかり貴重な時間となりました。