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更新日:2025年10月10日

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令和7年度山田豊齢大学
第5回講座「今年もレッツトライ!ますます元気エクササイズ」【令和7年10月9日開催】
令和6年度に「また開催してほしい!」というお声をたくさんいただいた信用堂スポーツ企画代表髙橋もゆる先生をお招きし「ますます元気エクササイズ」を開催しました。
もゆる先生のご指導は、みんなを元気に!そしてやる気満々にしてくれます。今年も期待感が高まる中での講座となりました。
髙橋もゆる先生は、シニアダンスチームのご指導もされており、今年8月にロサンゼルスでWNBAのハーフタイムに出演するというご経験をされたそうです。そのエピソードもお話しいただきました。渡米チームの最高齢は、なんと80歳!病気を抱えている方もいるそうです。でもあきらめず、筋トレやダンスを続け、この出演が実現したとか。ロスアンゼルスのアリーナで満員の観衆から拍手喝采を浴びることができ、「年齢を言い訳にしない!」「夢に遅すぎることはない!」ここでもやるきを出させてくれる一言をいただきました。
みなさんで輪になって、コミュニケーションしながらの脳トレと準備運動からはじまりました。歌を歌いながらドンパン節にあわせて手をたたく脳トレ。イスを使った体操では、最初は小さな動きから大きな動きへ。毎日続けられるように、「いきいきフィットプログラム」にあわせて、筋トレの説明。最後は、音楽に合わせてリズム体操で汗を流しました。
先生からは、「今の運動をお家で続けることが大切です!」というアドバイスと「筋肉痛!」というお土産をいただきました。
受講生の皆さんからは、「正しい姿勢のストレッチやスクワットを教えてもらい良かった」「お忙しいでしょうが、また指導してほしい」などたくさんの感謝の言葉をいただきました。



第4回講座「音楽の力で心と体を健康に!」【令和7年9月11日開催】
8月の夏休みをはさみ、久しぶりの「山田豊齢大学」は「音楽療法」について学びました。
講師は、トゥッティのみなさん。音楽療法士の山田淑子さんと武井香織さんです。「音楽療法」とは、音楽の持つ特性を生かし、心身の機能を維持、改善するリハビリテーションの一種とのことです。はじめに、音楽に合わせてリズムを感じながら体を動かしました。次は、「手のひらを太陽に」の曲に合わせて「手話コーラス」を教えてもらいました。初めての体験でしたが、先生の真似をしながら元気に手話と歌を楽しみました。また、二つのグループに分かれ「もしもしかめよ」と「うらしまたろう」で対決!とても盛り上がりました。
第2部は、トゥッティのお二人の伴奏に合わせて昭和歌謡を楽しみました。いつでも歌の時間は、みなさん楽しそうに、大きな声で参加していただいています。楽しい時間ですね。
そして最後は、お二人からミニコンサートのプレゼント。手拍子をしたり、知っている曲は口ずさみながらゆったりとコンサートを楽しみました。
9月も毎日暑い日が続き、少々疲れ気味の日々を過ごしていましたが、アクティブな時間の後のコンサートで心も体も癒されました。皆さんから「初めての体験でしたが、とても楽しかった。」「声を出すことの楽しさを再確認しました。」「参加型の内容でとても良かった。また開催してほしい。」と感想をいただきました。



第3回講座「飛行機よもやま話、ちょっとだけ機長の危機管理」【令和7年7月10日開催】
「見上げると青空に飛行機雲!」「みんな大好き空の旅」「飛行機はどうして飛ぶの!」などなど飛行機は夢のある乗り物ですね。今回は、「飛行機よもやま話、ちょっとだけ機長の危機管理」を元ANAFOC(フライトオぺレーションセンター)機長尾口英昭氏にご講話いただきました。尾口氏は、航空自衛隊の戦闘機操縦士、教官、ブルーインパルスパイロットを務められ、その後ピッツアクロバットクラブ専任操縦士を5年経験されました。ANAFOC部機長ではボーイング787、747等を操縦され、17か国42空港を飛び回り、一年の3分の2以上を海外で過ごされたとのことです。このような長いパイロット生活の経験談の裏話や飛行機のメカニズム、安全な離着陸のお話、空から見た地球のお話など、飛行訓練の様子や飛行機からしか見られない景色などの写真を交えながらご講話いただきました。「3.11震災の翌日のフライトで真っ暗な東北の海岸線を見たショック。そして徐々にあかりがともり始めたときの感動は忘れられない。」また普段のフライトで気を付けていることは、「健康がまず一番」そして「あたりまえの事をあたりまえに行う事」だそうです。
そして、皆さん憧れのブルーインパルスについては、「ブルーのメンバーはふつうの人です。でもやっぱりすごいヤツ!」「4日訓練をしないと感がくるってしまう」というお話も。「最後にもう一度乗るとすれば、やっぱりブルーインパルスにのりたい!」とお話しされました。
講話の最後は、受講生のリクエストに応え、飛行中の機長のアナウンスを皆さんに向けてしていただきました。受講生の皆さんは、絶賛の拍手!「素晴らしいお話しでした」と感謝の言葉をたくさんいただきました。


第2回講座「人生100年時代ー自分の人生は自分で選ぶ!創る!~フレイル予防編」 【令和7年6月12日開催】
講師に明治安田生命保険相互会社仙台支社長町営業部より7人の職員の皆さんにお越しいただき、シニア時代の皆さんが興味を持っているテーマでもある「シニア時代を健康で楽しい生活を送る!」ということについてお話と実技をご指導いただきました。今回は特に「フレイル」ということについて学びました。
フレイルには、人との交流が少なくなる「社会的フレイル」、気力が低下する「精神的フレイル」、食事の量が減り筋力が衰える「身体的なフレイル」があり、このフレイルが進むことで介護状態につながってしまうというお話でした。さて自分は今どのような状態なのか、ご持参いただいた機器を使用し、握力測定や血管年齢測定、ベジチェック(野菜の摂取量を測るもの)などでセルフチェックを行いました。実年齢より10歳以上若かった方もいらっしゃいました。シニア時代の「低栄養予防」についてのお話では「さあにぎやかにいただく」という合言葉があり、10の食品「さかな」「あぶら」「にく」「ぎゅうにゅう」「やさい」「かいそう」「いも」「たまご」「だいず」「くだもの」から毎日まんべんなく食べることで低栄養予防になるとのこと。そして時々は知人との会食も楽しむことや市販のものを利用することも予防になりますというアドバイスもいただきました。毎年高齢者の食事について教えてほしいという要望がありましたが、参考になりましたでしょうか。
また筋力トレーニングの仕方、脳トレクイズなど盛りだくさんな内容でした。
受講生の皆さんから「いつも気を付けている食事ですが、やっぱり偏っていました…反省」「とてもわかりやすいお話でした」「健康で今の生活を続けたいです」など感想をいただきました。
様々な角度から自分の健康状態を確認できる良い機会になったようでした。


開講式 第1回講座 記念講話「こんにちは!山田地域包括支援センターです!」 【令和7年5月15日開催】
受講生89名をお迎えし、令和7年度山田豊齢大学を開講しました。
最初に山田市民センター館長より「受講生の皆さんが健康で楽しくいきいきと一年間ご参加いただけますように…」と開講のあいさつがあり、1年間の講座がスタートしました。
第1回講座は、山田地域包括支援センターの4人の職員の皆さんより包括支援センターがどのようなお仕事をしているのか、それぞれの担当の方よりお話をいただきました。
阿部芳恵所長からは、この地域の高齢者の状況など詳しくお話しいただきました。その後、鈴木保健師からは、介護予防サロンの取組やフレイルチェックシートについてのお話を、佐藤主任介護支援専門員からは、介護計画など、福祉や介護との懸け橋となるような役割を意識しながら取り組んでいるとのこと、星社会福祉士からは、高齢者の総合的窓口として高齢者の権利などについても相談に乗っていただけるとのことでした。
山田地域包括支援センターの職員の皆さんのことは、親しくしている方も多いのですが、改めてお話を聞くことで、もっと身近に感じていただけたようでした。
後半は、グループごとに自己紹介をかねて「自分が楽しんでいること」について、お話してもらいました。
わいわいと盛り上がっているお話の中には、「関わっているボランティア」や「サークル活動」「応援しているスポーツ選手」など、短時間でしたが交流の時間を持つことができました。
今年度はじめて参加した方からは、「最初の一歩に出かけてきました。人のお顔がいっぱいみられて仲間が増えた気がします。勉強は楽しいですね。」と感想をいただきました。
またみなさんとの一年が始まります。


