令和6年度 災害につよいまちづくり
2024年11月27日

災害につよいまちづくり「防災会議」を開催しました
2024年11月27日
11月22日(金)、災害につよいまちづくり講座の一環で、旭ヶ丘町内会連合会及び関係機関の方々による防災会議を実施しました。来年度の避難所運営訓練の実施計画について協議が行われました。6月に実施した今年度の避難所運営訓練の振り返りから改善点について話し合いました。
避難所運営委員会委員長である、旭ヶ丘町内会連合会の安部会長からは、「『災害は忘れたころにやってくる』のことばもありますが、地震だけでなく、大雨による水害も全国各地で毎年のように発生しています。いざというときのために役立つよう、訓練への参加を、町内会を通じて広く呼び掛けていきたいと考えております。家族で、親子で、知人と一緒に、避難所運営訓練に参加してもらえれば安全なまちづくりにもつながります。」とのお話しがありました。
9月15日(日)仙台市消防局青葉消防署小松島出張所の消防隊員の方々、仙台市防災安全協会の方々を講師に迎え、親子でAEDの使い方やVRによる内水氾濫の模擬体験を通して、実際の場面に遭遇したときの対処の仕方などを学びました。はじめに、消防署員からVTRによるAEDを使う場面や救急救命の初期対応、AEDをどのように使用するかなどを教わりました。次に2班に分かれて、それぞれAEDによる救命訓練とVRによる都市型洪水とも言われる内水氾濫の模擬体験をしました。体験は交替して行い、各班とも両方を体験しました。参加した親子からは、「毎年7万人もの人が突然の心停止になっていることに驚いた」「心停止してから毎分7%ずつ蘇生確率が下がってしまうので、15分も放置したら大変なことになってしまう。今回、親子で一緒に学びながら演習もできたことはとてもよかった」「AEDを使う前にはまず、胸骨圧迫をするけれど、実際にしてみるととても大変だった」などの感想が寄せられました。また、VRによる内水氾濫(都市型洪水)の疑似体験では、「あっという間に水が押し寄せてくるのがわかった」「大雨のときなどは、アンダーパスには入ってはいけない」などの感想がありました。最後に小松島出張所の所長さんからは、「救急救命や防災について学ぶことは、自身の安全のみならず周囲の人の生命の安全にもつながります。建物などの安全性が高まると同時に、わたしたちの防災に対する意識も高めていくことが、災害につよいまちづくりにも役立ちます。これからもこうした機会をとらえて学んでください」との講評がありました。
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