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タイトル:講座レポート

令和6年度 将監寿大学

  • REPORT
  • 講座レポート掲載

2025年1月18日

将監寿大学

2025年1月18日

 将監寿大学 第7回講座「勾玉づくりー触れて感じる縄文文化ー」
1月10日(金)に、仙台市縄文の森広場の職員の方2名とボランティアの方6名にお越しいただき、勾玉づくりの講座をおこないました。

勾玉は縄文時代から伝わる装飾品で、呪術等に使う神聖なものであったと考えられているそうです。
材質は様々ですが、今回は滑石(かっせき)という比較的軟らかい石を、水をつけたレンガに押し付けながら削って作りました。長方形の石から勾玉の特徴ともいえる曲がった形を作るには、紙やすりを巻き付けた特製の棒を、くぼみを作りたいところに擦りつけることで形成していきます。最初は苦戦している方もいましたが、皆さん集中して作業に没頭していました。

きれいな形に形成出来たら、最後に、めの細かい紙やすりでピカピカに仕上げ、紐を通したら完成です。世界で一つのオリジナル勾玉ができあがり、大切に首からさげて持ち帰っていました。

将監寿大学 第6回「歌ってリフレッシュー花の歌に季節を感じてー」
12月13日(金)に、音楽講師の星久美子先生をお招きし、合唱の講座をおこないました。

まずはピアノの音に合わせ発声練習から。最初は控えめな歌声でしたが、先生からの「よいところはどんどん褒めましょう。隣の人が音が外れているなと思っても決して言わないこと!お互い様ですよ!」といった声掛けには笑い声が響き、だんだんと気持ちも歌声もほぐれていくようでした。

発声練習が終わると、いよいよ懐かしの昭和歌謡の合唱へ。今回は花をテーマとした曲をそろえ、「あざみの歌」から始まり、「秋桜」や「シクラメンのかほり」など数々の名曲を、先生のピアノの伴奏にあわせて歌いました。最後の曲「野ばら」を歌う頃には、合唱に一体感が生まれ、この講座一番の伸びやかな歌声が響いていました。

みんなで声を揃えて楽しく歌うことで、気持ちもリフレッシュできたのではないでしょうか。

将監寿大学 第5回「運動の秋!健康体操」
11月8日(金)、パーソナルトレーナーの舘岡シオンさんをお招きし、軽体操の講座をおこないました。
最初に、前屈や体を後ろにひねる動きで、現在の自分の体の動きをチェックしてから、メインの体操にうつります。

肩の可動域を拡げるための肩回りの体操や、日常ではあまり使わない薬指と小指を使ったストレッチ、体の反動ではなく、足から地面に力を伝えて立ち上がる方法など、自分の体を最大限に使えるような体の動かし方をいろいろと教えて頂きました。

効率よく体を動かしたり、体の細部まで力を伝えたりするには、無理に動かしたり力を加えるのではなく、ゆっくりとした動きや脱力が大切なのだそう。痛くなったり苦しくなったりしない範囲で、息をとめずに、気持ちよく体をのばしたり動かしたりすることを意識して体操をおこないました。

最後に、一番最初と同じ動きで体のチェックをし、体操をおこなう前と後で体の動かし方が変わったかを確認。「おぉ~」「変わった変わった」と声が上がるなど、体の可動域や、動かすときのスムーズさが変化したことを実感できた方もいたようでした。

将監寿大学 第4回 講話「写真でたのしむ昭和の仙台」
9月13日(金)、風の時編集部代表の佐藤正実さんをお招きし、写真を観ながら、昭和の仙台を懐かしむ講話をしていただきました。
昭和と現代の街並みを見比べることで、思い出を巡ったり、新たな仙台の魅力を見つけたりすることができるのだそうです。

ハンドルの前に荷物を括り付けて走る仙台式運搬車(通称仙台自転車)や、現在とはまるで異なるかつての仙台駅の姿、今はなきデパート屋上遊園地など、昭和を思わせる懐かしい写真が次々と映し出され、受講生のみなさんも昭和を思い出しながら感嘆の声をあげたり、講座終了後は口々に思い出を語ったりしていました。

かしこまった記念の写真もいいけれど、何気ない日常をうつした写真が後々になって、かつての暮らしを想像させる良い資料にもなり得るのだそうです。ふとしたときに撮った写真がいつか、世代を超えて楽しむことのできる1枚になるかもしれませんね。

将監寿大学 第3回 講話「カラダは食べた物からできている」
7月12日(金)に、株式会社明治 食育担当の百足奈々さんを講師にお迎えし、講話をしていただきました。今回のテーマは「カラダは食べた物からできている」ということで、人生100年時代を元気に過ごすためのポイントを、食事と運動の観点からお話していただきました。

元気な生活のためには、丈夫な骨と筋肉が不可欠ですが、それらをつくるために、バランスのよい食事を口から食べること、そして運動をすることが大切なのだそうです。バランスのよい食事の例や老化予防の歩くコツなどを教えていただきました。
また、お話だけではなく、誤嚥を防ぐために唾液を出す唾液腺マッサージの方法や、椅子に座ったままでもできるストレッチの方法を教わり、実践しました。

受講生のみなさんは、メモをとったりうなずいたりしながら講師の先生の話に真剣に耳を傾けて、自分自身の普段の生活を振り返っていました。

将監寿大学 第2回「ペタンク体験」
6月14日(金)に多目的ホールにて、フランス発祥の球技「ペタンク」をおこないました。暑い中ですが、多くの受講生がスポーツで体を動かそうと集まりました。

ペタンクとは、ボールを投げてビュット(目標球)に近づけ得点を競うスポーツです。公認大会等では金属製の鉄球を用いますが、今回は室内用の柔らかいボールを使用しました。

ペタンク初体験の受講生も多かったため、まずは、仙台市ペタンク協会の日下光雄さん、堀卓次さん、その他ボランティアのみなさんにデモンストレーションをしていただき、ルールやボールの投げ方を教えていただきました。その後、3人1組のチームに分かれて対戦しました。白熱した試合がおこなわれ、初めての方も楽しんで参加されていました。
会場は熱気につつまれ、良い投球には対戦相手のチームでも拍手が起こるなど、おおいに盛り上がりをみせた講座となりました。

将監寿大学 開講式・第1回「開講式記念コンサート」
5月10日(金)に令和6年度将監寿大学の開講式と開講式記念コンサートをおこないました。
今年度は、総勢82名の受講生の方々が共に学び交流を深めます。

館長からの挨拶後、バイオリン・オーボエ・ピアノによるコンサートがひらかれました。
お越しいただいたのは、仙台フィルハーモニー管弦楽団バイオリン奏者の長谷川康さん、仙台フィルハーモニー管弦楽団オーボエ奏者の木立至さん、そしてピアニストの東歩美さんです。「乾杯の歌」からコンサートは幕をあけ、「愛のあいさつ」や「さんぽ」など素敵な演奏の数々を届けてくださいました。

また演奏だけでなく、値段の異なるバイオリンの音色の聞き比べや、オーボエとイングリッシュホルン(オーボエと似た木管楽器)の違いなどの楽しいお話もあり、笑顔あふれるコンサートとなりました。

コンサート終了後には、班ごとに分かれ今年度の運営委員を選出しました。運営委員は受講生の皆さまを代表し、2月に実施される講座の企画をおこないます。

今年度も将監寿大学が楽しい学びと交流の場になればと思います。

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