令和6年度 子どもチャレンジ
2025年1月28日

令和6年度 子どもチャレンジ 第5回「お抹茶を自分で点ててみよう!」を開催しました。
2025年1月28日
第5回 「お抹茶を自分で点ててみよう!」
1月18日(土)に、講師に表千家茶道教授 乙藤都先生と山田久美子先生をお迎えして「お抹茶を自分で点ててみよう!」を実施しました。小学校1年生から6年生とご家族の方あわせて13名のみなさんが参加してくださいました。
今回は、テーブルの上にお盆を置いて、茶碗や茶杓などをセットし、水筒に入れたお湯を注いでお抹茶を点てるというスタイルです。
はじめは、お茶道具の説明からしていただきました。自宅でお抹茶を気軽に楽しみたいときは、例えば茶道具の茶杓はティースプーンに、茶碗はカフェオレボウルを代用してもいいことなどを伺いました。
茶道は、礼に始まり礼に終わることから、お辞儀の仕方や姿勢について、お茶を点てる側もいただく側もお互いに尊敬しあう大切さをお話いただきました。先生に習って背すじをすっと伸ばし、お辞儀をすると、会場が凛とした雰囲気になりました。
次に、茶碗にお湯を注いであたため、お抹茶を点てる前の準備をします。その間に、お菓子(いちご大福とチョコレート)をいただきました。
その後は、いよいよお抹茶を点てます。茶碗をあたためていたお湯を建水へ注ぎ入れます。茶杓で抹茶粉をすくい茶碗にそっと入れ、お湯を注ぎ、茶筅をつかって点てました。先生方から、「しゃか しゃか しゃか しゃか くるりんぱ」と声をかけていただきながら、点てていきます。仕上げはひらがなの「の」を書くように茶筅を動かし、お盆の近くに静かに茶筅を置きました。さっそくいただくと、「おいしいね!」「にが~い。」といろいろな声が聞こえてきました。
一服いただいた後は、二服目の準備をします。お菓子をいただいている間にもう一度茶碗をあたため、手順を思い出しながら点ててみました。一服目をいただいて苦いと感じた受講生は、抹茶粉を少なめに入れて試してみました。
「今度は苦くないかな。大丈夫かも。」「おいしく点てられたよ~」味わいながら感想を話しあって、受講生の方からは笑顔が見られました。お抹茶を飲みきるときには音を立てますが、それは点てた方への「美味しくいただきました」という思いを表すものだそうです。飲んだ後は道具をきれいにして、先生方と向き合いお辞儀をしました。
小学生からは、「お抹茶を点てるのは初めてでした。だけど、先生が1つひとつ ていねいに教えてくれたので、楽しくできました。家でもやりたいと思いました。」保護者の方からは、「小さい頃に、母とお抹茶を点てた記憶はありますが、改めて体験して新鮮で楽しかったです。」などの感想が寄せられました。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。今回で、令和6年度「子どもチャレンジ」は最終回でした。令和7年度も、みなさまのご参加をお待ちしています。
第4回 「クリスマスフラワーアレンジメントをつくろう!」
12月7日(土)に、愛子児童館の古積優子先生に来ていただいて、「クリスマスフラワーアレンジメントをつくろう!」実施しました。
小学校1年生から5年生まで12名のみなさんが参加してくれました。
緑色のブルーアイスやヒペリカム、真っ赤なバラ、かわいらしいピンクのガーベラなど
植物を花器の大きさに合わせて、長さを考えて水切りし、思いおもいにいけていきます。
お花の間に、松ぼっくりやキラキラしたプレゼント、そして、サンタさんや天使の飾りもかけていきました。
古積先生が受講生のみなさん一人ひとりにお声がけしてくださり、好きな柄のリボンも飾って、アレンジメントの完成です。
クリスマスが来る前に、自宅で飾って楽しめるアレンジメントを作ることができました!
作り終わった後は、受講生どうしでお互いの作品を見合う時間を持ちました。
受講生のアンケートからは、「初めての体験ができて楽しかったです。」「とっても楽しかった!またやりたいです。」との感想が
寄せられました。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
第3回 「移動天文台~ベガ号でいろんな天体を観てみよう~」
10月13日(日)に、将監みんなのサロン・ふれ・ミー運営委員会と共催で、「移動天文台~ベガ号でいろんな天体を観てみよう~」を行いました。
仙台市天文台から、望遠鏡を搭載した移動天文車ベガ号が来てくれました。
当日は、小学生と保護者やご家族のみなさん、48名の方が参加しました。
仙台市天文台からは、職員の方とスタッフサポーター(ボランティア)の方、ふれ・ミー運営委員会のボランティアのみなさんにご協力いただき、観望会が始まりました。
初めに、第2・3研修室で、天文台の職員の方から、この季節に見える天体や、センダイヘンジ(仙台駅西口の南通りなどで建物と建物の間に夕日が沈むことで見える景色のこと。ストーンヘンジが由来。)などの話をしていただきました。
その後は、ベガ号の近くに移動し、いよいよ天体観望の時間になりました。順番に並んで、土星や月、星を観せていただきました。
また、スタッフサポーターの方が説明をしてくださり、望遠鏡でも天体を見せていただきました。
「あの星は何ですか?」とボランティアの方に聞きながら、「わぁ~」「明るいね」「くっきり見えるね」と話をしながら、秋の空に輝く天体を楽しみました。
アンケートからは、
(小学生のみなさんから)「お月さまがでこぼこしてびっくりした。」「星、月、惑星をじっくり観察できてうれしかった。楽しかった。」
「土星の輪を実際に見たことがなかったから、すごいと思った。」
(保護者の方から)
「土星に輪があることは子ども達も知っていましたが、実際に観たことで感動しており、これをきっかけに星や空などに興味をもってくれると嬉しいです。」
「天体に興味があるので、子どもと一緒に家では見せてあげられない倍率の月や土星などが見られて嬉しかったです。特にアルビレオは最高でした。」
などの感想が寄せられました。ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
今回来館したベガ号は、約30年にわたり私達に星を届けてくれました。2025年度にリニューアルして新しい姿を見せてくれるそうです。
再会を楽しみにしています。ありがとうございました。
第2回 「オリジナルエッグクラフトをつくろう!」
8月6日(火)に泉ケ丘児童センターにて共催で、「オリジナルエッグクラフトをつくろう!」を行いました。
講師はえっぐ工房「殻」の菊地克三さんです。
今回は泉ケ丘小学校の1年生から3年生の19名のみなさんが参加しました。
また、将監東中学校のボランティアの生徒さんが、受付や制作中のサポートをしてくれました。
当日は、菊地先生の活動の様子を取材するため、東北放送のスタッフの方も会場にいらっしゃる中、講座が始まりました。
初めに、菊地先生から「『えっぐおじさん』と呼んでくださいね」と笑顔でお声がけがあり、とても和やかな雰囲気になりました。
作品を作る前に、自分の大好きなことを見つけて続けていくこと、人に喜んでもらうことの大切さを話していただきました。
その後に、たまごの殻をつかった工作にとりかかりました。まずは、自分が作るものに合わせて、色や形の違うたまごを選びます。
次にたまごの殻にえんぴつで下書きをして、アクリル絵の具で色を塗っていきます。その後、ドライヤーをつかって乾燥させ、フェルトで作った耳や足、ビーズで飾りをつけた後に、ニスを塗って完成です。
たまごは、ねこやクジラなどの動物や前日見た花火をイメージしたものなど、いろいろな形に変身していきました。
作品を作った後、実際に、たまごの中身を抜く方法について教えていただきました。
殻に丸く穴を開け、ストローをさしこみ、息をふぅっと吹き込むと卵の白身と黄身が出てきました。
受講生のみなさんからは「おぉ~!」「わぁ~」と声があがりました。
最後に、お互いの作品を見合う時間を持ち、「素敵だね」「個性的だね」と言いながら見ていました。
アンケートからは、「とても楽しくて家にあるたまごでも作ってみたくなりました」「ふつう捨てているものに絵の具で描くのが楽しかったです」等の感想が寄せられました。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
第1回 「eスポーツにチャレンジ!」
令和6年度の「子どもチャレンジ」の第1回は、6月22日(土)に、「eスポーツにチャレンジ!」を実施しました。
小学生1~6年生の親子12組が参加しました。
講師は、株式会社システムズ の名取大志さんと杉山凌平さん、学生のボランティアの方が来てくださいました。
はじめに、ネットリテラシーなどのお話を伺いました。
インターネットの向こう側にも不特定多数の人がいることや、強い言葉をつかわないことなど、インターネットを利用する際の大切なお話をしていただきました。
また、ゲームを長く健康に、楽しくプレイするには、身体づくりも大事だということも教えていただきました。
お話を伺った後は、いよいよゲームの時間です。
今回は、「オメガストライカーズ」というエアホッケーを題材としたゲームで、3対3で対戦しました。
最初に、ゲームを実際にするグループとプロジェクターから映し出されたゲームの画面を見て応援するグループに分かれます。
好きなキャラクターを選び、操作方法の説明を受けて、いざ対戦です。
初めは静かだった会場も、回を重ねるごとに大きい声で「よっしゃ、行けー!」「ハンデないんですか?」と盛り上がっていきました。
ゲーム観戦している側も、講師の杉山さんが、どのキャラクターがどのような特徴があるんだよと詳しく解説をしてくださり、子どもたちは、
次のゲームに備えて熱心に耳を傾けている様子でした。
アンケートには、「ゲームで声を出したり、難しいところもあったけど楽しかった」「2回目の試合で声出しができたから、得点を多く入れられました。楽しかったです」
などの感想が寄せられました。
ご参加いただいたみなさん、ありがとうございました。
ここまでが本文です。