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更新日:2025年3月25日
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令和4年度 防災・減災を学ぼう
桂地区自主防災訓練、今回は「インクルーシブ防災」をテーマに机上検討を行いました。
2022年10月10日
10月1日(土曜日)9時30分~12時00分「インクルーシブ防災」ー要援護者支援ー参加者48名
今年の防災訓練は、地域の高齢化による要援護者に対応する共助体制の仕組みづくりを進めるため、在宅避難、防災訓練のあり方の確認などについて、机上検討を行いました。
発災から避難所開設までの動きを確認、その後は各グループに毎に現在の地域の状況や、災害時に考えられる被害、避難の形、安否確認について等話し合いました。その後、グループごとに話し合いの内容を発表、「日頃から顔の見える関係づくりが必要なのではないか。」、「コロナ禍で地域行事が次々と中止になってしまい、今までの地域コミュニティが薄れつつある。」という意見もありました。最後に、発表された意見や課題への取り組みの方向性を確認し訓練を終了しました。
7月9日(土曜日)13時30分~15時00分「備えと避難・在宅避難の判断について」参加者22名。
今回は、仙台市危機管理局減災推進課から仙台市防災・減災アドバイザーの折腹久直さんを講師にお迎えして、災害時への日頃の備えや、心がけ、取り組みについて具体的にお話いただきました。
はじめに、新型コロナウイルス対策が追加された避難所運営マニュアルの説明では、受付や滞在スペースの設置について、感染症対策を取りながら安全に運営するポイントをわかりやすくお話いただきました。また、災害時に自分自身の身を守るためにはどんなことが必要か、どのような行動をとるとよいのかについて、様々なシチュエーションを想定した対応を教えていただきました。また、参加者の皆さんが「準備している」と手を挙げた備蓄品に関しては、クイズを交えながらお話があり、無駄にしないローリングストック、分散備蓄、あると便利な備蓄品など、皆さんメモを取りながら熱心に聞いていました。中でも、非常用トイレは用意しておくといいようです。当初予定していた時間を過ぎても、障害のある方や高齢の方、避難することが困難な方たちについての質問なども出て、防災への関心の高さがうかがわれました。
■■■参加者の感想から■■■
- 避難所の運営の難しさを考えるきっかけとなり、大変参考になりました。
- 分かっているつもりでも足りていない部分が沢山ありました。自宅避難が出来るように用意しておこうと思いました。自治会でも必要なものを見直してみます。
- 忘れたころに災害はやってくることを自覚する為にも、定期的に防災を学ぶ機会があるのは重要な事。とても参考になりました。
- すごくわかりやすい講話内容と説明であり、大変勉強になりました。
お問い合わせ
桂市民センター 電話 022-375-0550