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更新日:2025年11月9日

青葉区 センタートップ

宮城西市民センター

〒989-3432 仙台市青葉区熊ヶ根字石積47
電話番号: 022-393-2829 
休館日:月曜日、祝日の翌日、年末年始

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減災・防災学び塾

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防災・減災学び塾~地域合同防災訓練~

10月25日、広陵中学校を会場にして地域合同防災訓練を行いました。今回は大地震が発生したという想定で避難所運営訓練を実施しました。

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まずは受付。名簿に名前を書いて、健康チェックシートに記入します。

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開会式では、校長先生から「地域の安全を守るために、できることは何かを自分で考えて訓練に参加すること」という話がありました。地域の安全を守ろうとする意識を、広陵中学校生徒は見せてくれることでしょう。

個別訓練が始まりました。

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総務班は、ガス式発電機とLED照明、パーテーション、テントの組み立てを行いました。地域の方々と中学生が一緒になって活動していました。

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衛生班A・Bは、仮設トイレの組み立てです。こちらも、地域住民と広陵中生徒が協力して仮設トイレを組み上げました。「この部品はどこでしょうか?」「あ~、それここじゃないかな」中学生の質問に優しく応える地域の方々。とても微笑ましい光景でした。

名簿班は、避難してきた方々一人一人に聞き取り調査を行いました。「避難所で何か困っていることはありませんか?」「おうちの様子はどうでしたか?」生徒の優しく問いかける姿に、生徒たちの優しい気持ちが伝わってきました。

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各班の作業の進行状況に合わせて、救命訓練を行いました。ダミー人形を使った心肺蘇生法とAED操作について体験しました。皆さん、消防署職員の話を真剣に聞いて体験活動に参加していました。また、緊急時の通報の仕方についてもお話ししてもらいました。いざというとき、きっと役に立つことでしょう。

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最後に、衛生班Aがアルファ米、飲料水、羊羹を袋詰めをしてくれました。

広陵中生徒一人ひとりが地域の安全を守るために、考えて行動していました。地域の方々が絶賛されていました。参加された皆様、行政各機関の皆様、朝早くから本当にお疲れさまでした。

防災・減災学び塾~講座「災害発生時の行動、自助共助のあり方」~

8月30日、会議室で防災・減災学び塾で防災講座を行いました。

まずは、仙台市防災安全協会のVR体験です。大地震のVRに、参加者から「お~!」と声が上がり、ゴーグルをかけた頭がきょろきょろ。家の中で、食器棚が倒れて割れたガラスや食器が散乱。天井が落ちてきて閉じ込められてしまいました。不思議な体験です。「3月11日を思い出すな」とのつぶやきも。

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VR体験の後は、「災害発生時の行動、自助・共助のあり方」をテーマにして、宮城消防署熊ヶ根出張所の引地所長から講話をいただきました。東日本大震災から14年。当時の写真を映しながら、日頃の備えをどのようにするのか、具体的な方法を学びました。また、いざ地震が起きたらどうすのか、具体的な行動について学びました。非常食は1週間分、衣類、医薬品、トイレを含めた衛生用品、貴重品、その他として、モバイルバッテリーや暑さ対策用品も必要だろうとの話をいただきました。循環備蓄や分散備蓄も大切。また、宮城西部地区は、地盤が固く、川も深く、LPガスや井戸水を利用していて自主防災が可能な地域ではあるけれども、どこで被災するか分かりません。日頃から意識を高めておく必要があるというお話もいただきました。今回の講話を生かして、10月の合同防災訓練に備えたいと思っています。

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