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更新日:2025年9月5日
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減災・防災学び塾
8月30日、会議室で防災・減災学び塾で防災講座を行いました。
まずは、仙台市防災安全協会のVR体験です。大地震のVRに、参加者から「お~!」と声が上がり、ゴーグルをかけた頭がきょろきょろ。家の中で、食器棚が倒れて割れたガラスや食器が散乱。天井が落ちてきて閉じ込められてしまいました。不思議な体験です。「3月11日を思い出すな」とのつぶやきも。
VR体験の後は、「災害発生時の行動、自助・共助のあり方」をテーマにして、宮城消防署熊ヶ根出張所の引地所長から講話をいただきました。東日本大震災から14年。当時の写真を映しながら、日頃の備えをどのようにするのか、具体的な方法を学びました。また、いざ地震が起きたらどうすのか、具体的な行動について学びました。非常食は1週間分、衣類、医薬品、トイレを含めた衛生用品、貴重品、その他として、モバイルバッテリーや暑さ対策用品も必要だろうとの話をいただきました。循環備蓄や分散備蓄も大切。また、宮城西部地区は、地盤が固く、川も深く、LPガスや井戸水を利用していて自主防災が可能な地域ではあるけれども、どこで被災するか分かりません。日頃から意識を高めておく必要があるというお話もいただきました。今回の講話を生かして、10月の合同防災訓練に備えたいと思っています。