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更新日:2025年3月25日
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令和4年度 南光台学院
第9回南光台学院「雪山散策の魅力~冬・泉ヶ岳の自然」
2023年2月17日
2月17日第9回南光台学院は、南光台市民センター小野寺館長を講師に「雪山散策の魅力~冬・泉ヶ岳の自然」を開催しました。始めに泉ヶ岳とその歴史について解説がありました。次に、泉ヶ岳の4つの登山コースや、冬の楽しみである「スノーハイキング」についてのお話がありました。見どころとしては、ヤドリギやクマ棚等の樹木の様子や、オニグルミ・ニワトコ等の冬芽・葉柄痕の観察、木の葉が落ちて見えやすくなる冬におすすめのバードウォッチング等の紹介がありました。また、動物の雪上の足跡を探すアニマルトラッキングの説明がありました。うさぎや、狐、鹿やリス、タヌキの足跡を見分けられたら楽しいことでしょう。スノーハイキングでは、蛾のさなぎの抜け殻や、天敵の少ない冬場に現れる虫を探したり等、冬には冬独自の楽しみ方があるということを学ぶことができました。泉ヶ岳にはしばらく行ってないので、また行ってみたくなった、山の魅力を改めて感じることが出来て有意義だった等の感想が寄せられました。
1月20日の第8回南光台学院は、仙台を拠点に活動する漫才コンビ「まつトミ」のおふたりをお迎えして「新春初笑い!訛って笑ってにっこらかっこら!」を開催しました。始めに、まつトミさんが今日は何の日であるかを,流暢な仙台弁の掛け合いで楽しく紹介すると、会場から笑い声や、おふたりの問いかけに返答する声が聞かれ、会場の雰囲気はどんどん盛り上がっていきました。次に、365歩のマーチに合わせて、まつトミさん考案の振り付けで健康体操を楽しみました。寒くて上着を着ていた受講者の方々も上着を脱いで笑顔で身体を動かしていました。10分間の休憩が終わると、きらきら光る衣装に着替えて再登場した、まつトミさんの漫才が始まりました。昨年末に浅草演芸ホールにデビューしたエピソードを聞いてみんなで拍手をしたり、漫才を聞いて笑ったり、とても楽しい時間を過ごしました。楽しく笑ったので良い一年になりそうです、これからまつトミさんを応援していきたい等の感想が寄せられました。
12月16日の第7回南光台学院は、仙台管区気象台 気象防災部 地震火山課 地震活動調査係の藤田正義先生をお迎えして、「地震・津波の情報とその活用」についてお話しいただきました。地震発生から数秒~数十秒で緊急地震速報が、1分半~で地震速報、約3分で津波に関する警報注意報が出ることを、私達は当たり前に受け止めていると思います。それが気象庁の方々の観測や研究等から導き出されたものであるとよく理解できました。
また、「後発地震への注意を促す情報発信の必要性」についても学ぶことができました。偶然にも、講座当日の12月16日が後発地震情報発信の開始期日でした。お話を聴いたことで、しばらく忘れていた地震への備えを見直そうと思った、地震の報道について興味を持って聞くことができると思う等の感想が寄せられました。
11月18日の第6回南光台学院は、仙台市薬剤師会理事・マリーン調剤薬局 南光台店管理薬剤師でいらっしゃる大槻三央先生を講師にお迎えして、「高齢者と薬について」をテーマにお話しいただきました。薬と薬の飲み合わせ・薬と食べ物の組み合わせ・高齢者の栄養について・認知症の話等々、受講者の皆さんが聴いてみたい内容の講話でした。また、「かかりつけ薬剤師」という制度についてお話を伺いました。薬剤師として3年以上の薬局経験がある事・研修認定を取得している事等、全部で4つの条件を満たしている薬剤師の方が「かかりつけ薬剤師」として仕事できるとのことでした。講話終了後、多くの受講生の皆さんが様々な質問をしましたが、大槻先生はそれぞれの質問に丁寧に答えていらっしゃいました。大槻先生の丁寧な対応に好感を持ちました・地域にかかりつけの薬剤師さんがいるのは心強いです等の感想が寄せられました。
秋晴れの10月21日、第5回南光台学院は、プロギタリストの佐藤正隆先生と小関佳宏先生のおふたりをお迎えして「ギターデュオコンサート」を開催しました。誰もが知っている日本の曲や海外の曲、クラッシック曲など、全9曲の演奏を聴きました。おふたりの演奏はとても美しく、心に染み入るようなギターの調べに酔いしれたひと時でした。曲と曲の合間には、おふたりの楽しいトークも聴くことが出来ました。受講生からは、芸術の秋にふさわしい貴重な幸せなひと時を過ごさせていただいた、心が洗われる気持ちがして目をつぶって聞き入った等の感想が寄せられました。
9月16日第4回南光台学院を開催しました。今回は、秋保歴史ガイドの鈴木義孝先生をお招きして「知らなかった秋保温泉と伊達政宗料理の歴史秘話ヒストリア」と題したお話をしていただきました。秋保温泉は古来から様々な歴史を有する温泉だったそうです。献上された秋保のお湯で湯あみをした欽明天皇は、患っていた小瘡がたちどころに完治したことを喜び、秋保温泉に「御湯(みゆ)」の称号を授けたとのことです。全国でこの称号を持っているのは、「名取」(秋保)、「信濃」(長野県別所)、「犬養」(長野県野沢)、だけであり、「日本三御湯」と称され、秋保はその昔から全国的に名の知られた温泉であったとのことでした。(有馬・道後・秋保の三つが日本三御湯の説もあるそうです)また、お酒とお料理に造詣の深かった伊達政宗が、自分で考えて書き記した自筆の献立表(写真)の説明をしていただきました。漬け物・ひばりの焼き鳥・鮭のなれ寿司(腹子めしの原型)の他、デザートとして、3つの栗、里芋、の記載があるとのことでした。アンケートには、身近な秋保温泉が、天皇から称号を授けられた全国的に有名な温泉であったことは知らなかった、伊達政宗の料理についてもっとお話を聴いてみたい、などの感想が寄せられました。
7月15日第3回南光台学院を開催しました。今回は、菅原流水健康塾主宰の菅原敏幸先生に「健康は私の宝物!めざせ100歳!旬の食べ物が健康のひけつ!」と題して、身体と食べ物との関係を、講話と実技の両面から教えて頂きました。はじめに、全員で生活習慣のカウンセリングカードを記入しました。ズボンや靴下をはくのはどちらの脚から?、腰かけて組むのはどちらの脚?など、10の問いに答えることで自分の体のくせを知ることができました。次に、フェイスタオルで目隠ししてその場で足踏みしていると、体が歪んだ方向に回ってしまうことを体験しました。その歪みを整えるストレッチと歩き方を実技で教えて頂きました。終了後のアンケートでは、いかに筋肉を使っていなかったかがよくわかった、体を思いっきり動かしたのは久しぶりだったのでとても楽しかった等の声が多く寄せられました。
6月17日第2回南光台学院を開催しました。今回は、浦田と南光台を学ぶ会代表の狩野捷司先生に、「南光台の歴史」についてお話していただきました。今から400年前の南光台は浦田山と呼ばれ、伊達藩の御林で、お狩場であったとのことでした。鹿や猪の棲息地で民家は1軒もなかったそうです。また、南光台団地の造成当時の様子等を画像や資料で詳しく解説していただきました。団地造成に伴い、浦田山に点在していた馬頭観音様や子安観音様、お不動様等も大切に移設され祀られたとの説明を聴いて,受講生の方々は地図でその場所を確認していました。
アンケートでは、南光台に長く住んでいるが、知ってるようで知らない場所がたくさんあったので今度行ってみたい、子どもたちが幼かったころの地域の写真を見ることができて懐かしかった等の感想がたくさん寄せられました。
令和4年5月20日、令和4年度の「南光台学院」が開講しました。南光台市民センター小野寺館長の開講の挨拶に、84名(11名欠席)の学院生は気持ちを新たに聴き入っていました。第1回は宮城発ご当地検定「宮城マスター検定」についての講話でした。富県宮城推進室 商工企画班の方からお話を聴き、実際にみんなで宮城マスター検定の問題を解いてみましたが、宮城に住んでいても知らないことが多いことを実感しました。講座後のアンケートには、宮城にはまだまだ知らない所があると感じた、郷土のことがよくわかり大変勉強になった等の感想が多く寄せられました。