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更新日:2025年3月25日
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令和4年度 やぎやまシニア大学
第5回 閉講式 「言葉の正しさとは? —変わる言葉と変わらぬ言葉ー」
2023年2月26日
第5回 講話「言葉の正しさとは? —変わる言葉と変わらぬ言葉ー」
講師:明海大学外国語学部日本語学科教授/日本語検定委員会審議委員長 佐々木 文彦氏
5月開始コース 1月12日(木曜日)10時から11時30分
6月開始コース 2月9日(木曜日)10時から11時30分
5月開始コースと6月開始コースともに最終回の第5回目と閉講式を開催いたしました。
最終回の講話には明海大学外国語学部日本語学科教授で日本語検定委員会審議委員長も務められている佐々木文彦氏をお迎えしました。
時代の流れに伴い言葉の持つ意味や用法が変化している中、言葉の持つ「本来の意味」が正しいのか、多数派が正しいのか、なぜ言葉の意味は変化するのかをテーマに言葉についてお話しいただきました。
普段使っている言葉の認識が世代によって異なる場合があることから、会話する時に意思疎通が難しくなる事例があることを学びました。何気なく発している言葉の持つ意味について、改めて振り返る機会となりました。
講話終了後には閉講式を行い、運営委員長から1年間の感想を発表いただきました。アンケートに寄せられた皆さまの期待に応えられるよう、令和5年度に向けた魅力的な講座を準備中です。また皆さまとお会いできるのを楽しみに準備を進めてまいります。
第4回 講話「仙台藩の武具と工芸品」
講師:仙台市博物館学芸員 小田嶋なつみ氏
講師:仙台市博物館学芸員 大内直輝氏
5月開始コース 11月10日(木曜日) 10時から11時30分
6月開始コース 12月8日(木曜日) 10時から11時30分
今回のテーマは仙台市博物館に収蔵している武具と工芸品についてです。
伊達政宗公といえば思い浮かぶあの「三日月」の話や写真を見ながら紹介される数々の具足について、参加した皆様はとても楽しそうに耳を傾けていらっしゃいました。また、8種確認されているという伊達家の家紋についても、具足や調度品の意匠とともにご紹介いただきました。お姫様の婚礼調度である漆工芸の具足とは違った美しさ華やかさにも魅せられました。
現在長期休館中の仙台市博物館については長期休館も納得の大仕事で、普段見ることのない大きな収蔵棚の引っ越しをするだけでも大変な作業だということがよく分かりました。今回のお話を聞いたことで、改めて令和6年4月の開館を期待する声が多く寄せられました。
第3回 館外学習「地底の森ミュージアム」
案内:地底の森ミュージアム 平塚 幸人氏
5月開始コース 9月8日(木曜日)10時から11時30分
6月開始コース 10月13日(木曜日)10時から11時30分
太白区長町南にある「地底の森ミュージアム」に館外学習に行ってきました。ミュージアムの外に広がる森には、普段仙台では見かけない氷河期の森の植物がたくさん植わっており、植生の違いも学びながら大変楽しく見学いたしました。
2万年前の遺跡がそのままの形で展示されているミュージアムの遺跡展示では、外で見た木と同じ種類の木の根が遺跡になって残っていることを聞き、2万年という遥か彼方の時へと思いを馳せました。
参加した皆さまは、「仙台に住んでいるのにこんな素晴らしい所があったとは知らなかった」「また来たい」「案内の説明が大変勉強になった、楽しかった」など、とても楽しそうに、意欲的に館外学習を満喫していました。
第2回 講話「読書の散歩道」
講師:東北大学出版会 事務局長 小林 直之氏
5月開始コース 7月14日(木曜日)10時から11時30分
6月開始コース 8月18日(木曜日)10時から11時30分
河北新報日曜版にコラムを掲載されている小林直之氏から、読書の楽しみ方を学びました。
先生のコラムを楽しみにしている受講生も多く、今回の講話を皆さんとても楽しみにしていらっしゃいました。普段はなかなか意識することのない私たちの手元に本が届くまでの出版ルートの話、本屋さん事情、人気の本についてなど、本にまつわるたくさんのお話を聞く事ができました。自分のペースでゆっくり読書を楽しむことへのすすめは、皆さんの印象に深く残ったようで、今回の講話は皆さんが読書の散歩道を楽しく歩いていくきっかけになったようです。
第1回 講話「残しておきたいおらほの言葉」
講師:tbc Az株式会社 代表取締役社長 藤沢智子氏
5月開始コース 5月12日(木曜日)10時から11時30分
6月開始コース 6月9日(木曜日)10時から11時30分
やぎやまシニア大学開講式と講話を5月開始コース、6月開始コースともに開催いたしました。
今年度も新型コロナウイルス感染症対策として、定員50名ずつの2コースで開催いたします。
第1回講話は、藤沢智子氏の「残しておきたいおらほの言葉」と題した仙台弁についてのお話しでした。参加した皆さまから、「仙台弁のあたたかさを感じた」「楽しかった」「幼少のころを思い出した」などの感想が寄せられました。
今年度のシニア大、楽しい笑いに包まれてのスタートです♪